昨日のメルマガより、ご質問を頂きました。
* * * * *
昨日発行の読むサプリの中で、
〉おそらく、1年前の自分がそのセッションをしていたら、
一緒に悩んでしまったかもしれません。
とあり。
コーチングでも一緒に悩んでもいいのか!と、ハッとしました。
一緒に悩む時のコツといいますか、
どんな風にコミュニケーションされているのでしょうか?
何かありましたら教えていただい!と思いました。
* * * * *
>コーチングでも一緒に悩んでもいいのか!と、ハッとしました。
を読んで、
①「コーチは一緒に悩んではいけない」と思っている。
②「相手の中に答えがある」からコーチは悩むものではないのでは?
あるいは③もある・・・?
どの見方かちょっとわからなかったのですが、
①と仮定して考え方を書いてみました。
>一緒に悩む時のコツといいますか、
>どんな風にコミュニケーションされているのでしょうか?
まず、一緒に悩んでいる仕草や相槌をすることです。
相手も寄り添ってもらっているように感じて、話しやすい人だなぁと思ってもらえると思います。
私が、一緒に悩んでいる時は、相手の話していることを聞いてみて、なにも思いつかない状態の時だと思います。自然と「んーーー」となります。話を聞いている途中の自然なものです。そして、もう少し質問をして、相手の背景を知ろうとします。
素直に「なんででしょうね?」と言います。結構、これで、クライアントさんが「あ!」と気づくこともあります。とにかく、自然体で聞くことでいいのだと思います。
食事へ行って、「この野菜はどこのものですか?」と聞かれて、「あ、只今シェフに聞いてまいります」と言われても、嫌な気しないと思います。それと同じように、誠実に対応し、あとから、感じることがあったら、クライアントさんにメールすることもあります。
(この先は、一緒に悩むことが少なくなった理由を書いていきたいと思います。)
自然に相槌と質問をして行けば、相手が沢山お話しをされると思います。すると、こちらも伝えたいことが、段々と湧いてきます。
私がクライアントさんから感じ取ろうとしていることは、「相手の思いはどこか?」と「相手の見えていない事実はどこか?」というところです。
気づきが生まれる瞬間は、相手が見えていなかった「事実」をお伝えすることができたときです。
相手が見えていなかった「事実」をお伝えすることで、何年もひとりで悩んでいたことが、一瞬にして消えることがあります。
プロとしては、相手の見えていなかった他の視点を期待されていると思います。コーチとして、聴く力を鍛えるには、「ここ」なのだと感じています。
以前の自分よりも聴く力がスキルアップした部分と言えば、相手が発している言葉以外の背景を感じ取ることが、できるようになったことだと思います。
「今の話を聞いて、感じたことをお伝えすると・・・」というセリフをよく口にします。クライアントさんには、見えていなかった「事実」をフィードバックしているという状態です。
気づいていなかった、相手の「思い」や「願い」が見つかった時には、思わず感動して泣きそうになることもあります。
昨年は、「自己探求」のセッションが多く、私自身も自分のことを内観している最中というのもあって、すごく難しいセッションだと感じていました。クライアントさんのセッションをしながら、私も答えが見つかることがよくありました。
「○○さん、半年前の私の悩みと一緒」と言いながら、セッションをしていたこともあります。それもあって、『ひとみずむ4』は、クライアントさんと「つながり」が出ていました。(笑)
クライアントさんは、「自分で答えを出す」と分かっているから、「私と悩みが一緒」と私が言うと、逆に喜んでいるようにも思えました。(笑)自然と共感になっていると思います。
先日、40代後半の方のセッションで、外資系の会社にお勤めでいらして、幹部に「あなたのお給料はこれ以上上がりません」と言われたとおっしゃっていました。クライアントの方は、「もう、これ以上上がらないなんて、この先不安だわ」と思ったようです。
そこで「そう言われたら、堀口さんだったらどう思いますか?」と聞かれたので、「ああ、もう給料がTOPまで取れてしまったなぁと思います」と答えました。
クライアントさんにとっては、この事実は、見つけられていませんでした。
気持ちが楽になったとおっしゃいました。この話から、「いい状態」であるのに、不安を探してしまうことが多いという、考え方の癖が見えてきて、セッションがさらに進みました。
話を戻します。
「一緒に悩んだかもしれません」と昨日のメルマガに書いた私の1年前の「悩み」は、例えば、「そのままでいい」と相手に伝えても、「どこがそのままでいいのか?」という相手の事実の発見がうまく表現できないでいたのだろうなと思います。
私にとっての悩みどころは、「事実」を見つけられていないことだったので、「事実を見つけてお伝えすること」ができるようになれば、一緒に悩むというのは、少なくなるのかもしれません。
「事実」を見つける視点がトレーニング出来る本と言えば、
「探すのをやめたとき愛は見つかる by バイロン ケイティ」です。
「THE WORK」もお薦めです。
昨年、読んだとき、なかなか難しいと思ったのですが、何回か読んでいるうちに、事実の発見力が鍛えられました。よくクライアントさんにもご紹介するのですが、正直「難しい」という方も多いです。出版社の方も途中で読むのを辞めてしまったとおっしゃっていました。(笑)
とはいっても、私は、この本がきっかけとなり、セッションでの「発見」につながったと思っています。
* * * * *
昨日発行の読むサプリの中で、
〉おそらく、1年前の自分がそのセッションをしていたら、
一緒に悩んでしまったかもしれません。
とあり。
コーチングでも一緒に悩んでもいいのか!と、ハッとしました。
一緒に悩む時のコツといいますか、
どんな風にコミュニケーションされているのでしょうか?
何かありましたら教えていただい!と思いました。
* * * * *
>コーチングでも一緒に悩んでもいいのか!と、ハッとしました。
を読んで、
①「コーチは一緒に悩んではいけない」と思っている。
②「相手の中に答えがある」からコーチは悩むものではないのでは?
あるいは③もある・・・?
どの見方かちょっとわからなかったのですが、
①と仮定して考え方を書いてみました。
>一緒に悩む時のコツといいますか、
>どんな風にコミュニケーションされているのでしょうか?
まず、一緒に悩んでいる仕草や相槌をすることです。
相手も寄り添ってもらっているように感じて、話しやすい人だなぁと思ってもらえると思います。
私が、一緒に悩んでいる時は、相手の話していることを聞いてみて、なにも思いつかない状態の時だと思います。自然と「んーーー」となります。話を聞いている途中の自然なものです。そして、もう少し質問をして、相手の背景を知ろうとします。
素直に「なんででしょうね?」と言います。結構、これで、クライアントさんが「あ!」と気づくこともあります。とにかく、自然体で聞くことでいいのだと思います。
食事へ行って、「この野菜はどこのものですか?」と聞かれて、「あ、只今シェフに聞いてまいります」と言われても、嫌な気しないと思います。それと同じように、誠実に対応し、あとから、感じることがあったら、クライアントさんにメールすることもあります。
(この先は、一緒に悩むことが少なくなった理由を書いていきたいと思います。)
自然に相槌と質問をして行けば、相手が沢山お話しをされると思います。すると、こちらも伝えたいことが、段々と湧いてきます。
私がクライアントさんから感じ取ろうとしていることは、「相手の思いはどこか?」と「相手の見えていない事実はどこか?」というところです。
気づきが生まれる瞬間は、相手が見えていなかった「事実」をお伝えすることができたときです。
相手が見えていなかった「事実」をお伝えすることで、何年もひとりで悩んでいたことが、一瞬にして消えることがあります。
プロとしては、相手の見えていなかった他の視点を期待されていると思います。コーチとして、聴く力を鍛えるには、「ここ」なのだと感じています。
以前の自分よりも聴く力がスキルアップした部分と言えば、相手が発している言葉以外の背景を感じ取ることが、できるようになったことだと思います。
「今の話を聞いて、感じたことをお伝えすると・・・」というセリフをよく口にします。クライアントさんには、見えていなかった「事実」をフィードバックしているという状態です。
気づいていなかった、相手の「思い」や「願い」が見つかった時には、思わず感動して泣きそうになることもあります。
昨年は、「自己探求」のセッションが多く、私自身も自分のことを内観している最中というのもあって、すごく難しいセッションだと感じていました。クライアントさんのセッションをしながら、私も答えが見つかることがよくありました。
「○○さん、半年前の私の悩みと一緒」と言いながら、セッションをしていたこともあります。それもあって、『ひとみずむ4』は、クライアントさんと「つながり」が出ていました。(笑)
クライアントさんは、「自分で答えを出す」と分かっているから、「私と悩みが一緒」と私が言うと、逆に喜んでいるようにも思えました。(笑)自然と共感になっていると思います。
先日、40代後半の方のセッションで、外資系の会社にお勤めでいらして、幹部に「あなたのお給料はこれ以上上がりません」と言われたとおっしゃっていました。クライアントの方は、「もう、これ以上上がらないなんて、この先不安だわ」と思ったようです。
そこで「そう言われたら、堀口さんだったらどう思いますか?」と聞かれたので、「ああ、もう給料がTOPまで取れてしまったなぁと思います」と答えました。
クライアントさんにとっては、この事実は、見つけられていませんでした。
気持ちが楽になったとおっしゃいました。この話から、「いい状態」であるのに、不安を探してしまうことが多いという、考え方の癖が見えてきて、セッションがさらに進みました。
話を戻します。
「一緒に悩んだかもしれません」と昨日のメルマガに書いた私の1年前の「悩み」は、例えば、「そのままでいい」と相手に伝えても、「どこがそのままでいいのか?」という相手の事実の発見がうまく表現できないでいたのだろうなと思います。
私にとっての悩みどころは、「事実」を見つけられていないことだったので、「事実を見つけてお伝えすること」ができるようになれば、一緒に悩むというのは、少なくなるのかもしれません。
「事実」を見つける視点がトレーニング出来る本と言えば、
「探すのをやめたとき愛は見つかる by バイロン ケイティ」です。
「THE WORK」もお薦めです。
昨年、読んだとき、なかなか難しいと思ったのですが、何回か読んでいるうちに、事実の発見力が鍛えられました。よくクライアントさんにもご紹介するのですが、正直「難しい」という方も多いです。出版社の方も途中で読むのを辞めてしまったとおっしゃっていました。(笑)
とはいっても、私は、この本がきっかけとなり、セッションでの「発見」につながったと思っています。
★今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、どんな発見をしましたか?
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