また、今回も「焦り」について扱うセッションでした。
「やることが多すぎてパニックになりそうな時、どうしたらよいのか? 効率的に落ち着いて取り組みたいのに気ばかり焦ってしまう」ことがテーマでした。
派遣社員で働いていらっしゃる方で、前回の仕事の任務が終わったら、すぐに新しい仕事が決まったそうです。セッションを1年くらい継続されていることが役に立ち、面接のときは、自分のありのままを語ることができ、以前の自分との変化を感じたようです。今回は、自分の興味のある分野でよかったとのことでした。
しかし、仕事が始まってみると、チームで分担して仕事をやっていくというよりも、自分が1人で抱える仕事が多いと感じているようで、優先順位も付けることが難しく、仕事をしていながら、次の仕事のことが頭に浮かんできたり、パニック寸前に・・・。
次がすんなり決まった喜びも束の間、お疲れ気味のようでした。
やることをTODOリストに書いているので、さらに優先順位を細分化し整理したほうが焦らないのか? と、方法も出てきましたが、どうも解決策でもなさそうな気配でした。解決策でもなさそうだ、というのは、相手の喋っている声のトーンでなんとなく伝わってくるものです。
ここで、ここまでの話をちょっとまとめてフィードバックしました。
「やることは分かっていて結局はやるわけですよね。だったら、『焦っている』という時間が無駄になっていくわけですが・・・・」
「あ、そうです。結局はやりますよね。何だろう・・・」
「つまり、一人でやらなくちゃ、ということに焦っているのでしょうかね? 始めたばかりの仕事ですし、きっとその仕事を一人で任そうとしているほうも、何かわからないことがあっても当然と思っているでしょうから、できない時は、できないと言って、手伝ってもらえるでしょうね。もっと気楽に考えても大丈夫そうですが」
「そうです。一人でやらなくちゃいけないと思っていました。周りの人は、わからないことがあったらいつでも聞いてくださいと、そういえば、言っていますね(笑)」
ということで、「一人でやらなくちゃいけない」という思い込みが焦りにつながっていることが見えてきました。
周囲に言えば大丈夫だったりするのでしょう。クライアントさんは、最近、ある相手からの要望に対して、受けることができないと断ったとき、相手は「タイミングがありますからね~」とあっさり返事が来て大丈夫だったことを思い出されていました。
ありのままで言ったほうが、相手もそうなのだと受け取りやすいものです。そこに、必要以上に自分を責める感じで謝ったりすると、相手も頼まなければよかったと思ってしまい、相手に余計な罪悪感を生んでしまうこともあるかもしれません。
たった15分ほどの対話で気持ちの整理ができるものです。自分一人だと気づきにくいのかもしれません。ここ最近、ずっと悩まれていたようでした。
「焦り」というのは、気持ちですから、「効率化」を計る方法論を示すよりも、気持ちの整理なのではないかと思います。
あるビジネスマンのセッションで、気持ちを常にニュートラルにすることで、仕事をこなすスピードがアップし、昇進という結果をもたらしているケースもあります。
その方の毎回のセッションでは、考え方とか、在り方、立ち位置について、整理しています。段々と、思考がシンプルになっていくようです。仕事を効率化するツールなどについては、一度も話したことがないのです。
私は、毎日ブログを書きながら、書き心地について、自分観察をしています。やはり気持ちの状態がニュートラルであると効率よく進みます。自分の気持ちに嘘をつくことがどうしてもできないタイプなので、すごくよく現れると自分でわかります。
不安や、恐怖心があったら、それだけで、話し方、書き方に現れてくるものです。ニュートラルな位置にいることが、無理なくスムーズに進むのでしょう。
最近、急にブログを書く時間が、2時間台から1時間台に短縮できたので驚いています。もちろん、以前より構成が分かってきたのもありますが、気持ちの部分での効率アップも相乗効果になっています。
外に答えを求めがちですが、やはり自分の中にあるのです。焦っている時は、焦りの気持ちに対峙してみる時間を持つことが、次からのスムーズにつながっていくのでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
気持ちの整理をしたいことは何ですか?
「やることが多すぎてパニックになりそうな時、どうしたらよいのか? 効率的に落ち着いて取り組みたいのに気ばかり焦ってしまう」ことがテーマでした。
派遣社員で働いていらっしゃる方で、前回の仕事の任務が終わったら、すぐに新しい仕事が決まったそうです。セッションを1年くらい継続されていることが役に立ち、面接のときは、自分のありのままを語ることができ、以前の自分との変化を感じたようです。今回は、自分の興味のある分野でよかったとのことでした。
しかし、仕事が始まってみると、チームで分担して仕事をやっていくというよりも、自分が1人で抱える仕事が多いと感じているようで、優先順位も付けることが難しく、仕事をしていながら、次の仕事のことが頭に浮かんできたり、パニック寸前に・・・。
次がすんなり決まった喜びも束の間、お疲れ気味のようでした。
やることをTODOリストに書いているので、さらに優先順位を細分化し整理したほうが焦らないのか? と、方法も出てきましたが、どうも解決策でもなさそうな気配でした。解決策でもなさそうだ、というのは、相手の喋っている声のトーンでなんとなく伝わってくるものです。
ここで、ここまでの話をちょっとまとめてフィードバックしました。
「やることは分かっていて結局はやるわけですよね。だったら、『焦っている』という時間が無駄になっていくわけですが・・・・」
「あ、そうです。結局はやりますよね。何だろう・・・」
「つまり、一人でやらなくちゃ、ということに焦っているのでしょうかね? 始めたばかりの仕事ですし、きっとその仕事を一人で任そうとしているほうも、何かわからないことがあっても当然と思っているでしょうから、できない時は、できないと言って、手伝ってもらえるでしょうね。もっと気楽に考えても大丈夫そうですが」
「そうです。一人でやらなくちゃいけないと思っていました。周りの人は、わからないことがあったらいつでも聞いてくださいと、そういえば、言っていますね(笑)」
ということで、「一人でやらなくちゃいけない」という思い込みが焦りにつながっていることが見えてきました。
周囲に言えば大丈夫だったりするのでしょう。クライアントさんは、最近、ある相手からの要望に対して、受けることができないと断ったとき、相手は「タイミングがありますからね~」とあっさり返事が来て大丈夫だったことを思い出されていました。
ありのままで言ったほうが、相手もそうなのだと受け取りやすいものです。そこに、必要以上に自分を責める感じで謝ったりすると、相手も頼まなければよかったと思ってしまい、相手に余計な罪悪感を生んでしまうこともあるかもしれません。
たった15分ほどの対話で気持ちの整理ができるものです。自分一人だと気づきにくいのかもしれません。ここ最近、ずっと悩まれていたようでした。
「焦り」というのは、気持ちですから、「効率化」を計る方法論を示すよりも、気持ちの整理なのではないかと思います。
あるビジネスマンのセッションで、気持ちを常にニュートラルにすることで、仕事をこなすスピードがアップし、昇進という結果をもたらしているケースもあります。
その方の毎回のセッションでは、考え方とか、在り方、立ち位置について、整理しています。段々と、思考がシンプルになっていくようです。仕事を効率化するツールなどについては、一度も話したことがないのです。
私は、毎日ブログを書きながら、書き心地について、自分観察をしています。やはり気持ちの状態がニュートラルであると効率よく進みます。自分の気持ちに嘘をつくことがどうしてもできないタイプなので、すごくよく現れると自分でわかります。
不安や、恐怖心があったら、それだけで、話し方、書き方に現れてくるものです。ニュートラルな位置にいることが、無理なくスムーズに進むのでしょう。
最近、急にブログを書く時間が、2時間台から1時間台に短縮できたので驚いています。もちろん、以前より構成が分かってきたのもありますが、気持ちの部分での効率アップも相乗効果になっています。
外に答えを求めがちですが、やはり自分の中にあるのです。焦っている時は、焦りの気持ちに対峙してみる時間を持つことが、次からのスムーズにつながっていくのでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
気持ちの整理をしたいことは何ですか?
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