新しい職場は、仕事量が割と多いところで、一つの仕事をしていても、次の仕事のことも浮かんできて、焦ってしまうとのことでした。
結局は、ちゃんと期限通りに仕事を終わらせているそうです。でしたら、目の前の仕事にベストを尽くして行くだけで、完成していくし、もし、ベストを尽くして終わらなかったら、それはそれで、周りに助けを求めればいいといいうだけのことですが・・・。
話していて、「それはそうですよね」と、だんだん整理はついていきました。
しかし、そもそもなぜ、焦ってしまうのかという話になりました。
自分が仕事をしている時に、他の人が息抜きの時間で、「ああ、暑いなぁ」と言ったら、自分が仕事をしていても、「そうですよね」と、話し相手になることがあるそうです。そうすると、自分の仕事の集中力が欠けてしまって、また焦るとか。
自分の仕事に集中したいのならば、そのまま集中し続ければいいだけのことです。
きっと、周りの人も忙しそうだなと察して、そっとしておいてくれるのではないでしょうか。もし、自分が逆の立場だったら、そっとしておくと話していました。
なぜ、話し相手にならなくてはいけないと思っているのか。
それは、相手の人に協調性のない人と思われたくないから、と言っていました。
相手にどう思われるかを気にしている時は、相手のことを自分が疑っているという解釈もできます。なぜ、そんな風に疑い深くなったのでしょうか。
「相手が悪く思うんじゃないか・・・」と思うことについて考えていきました。
「相手の人が、協調性のない人だってきっと思うだろうと、相手のことを悪く考えてしまうところがあるようですね・・・」とフィードバックすると、「あ、勝手に相手のことを悪く考えていた・・・・」と驚いていました。自分が相手のことを信じられていないのです。
相手はそう思うと勝手に思っていて、話し相手にならなくちゃ悪いかなと思い、自分のペースを乱していたのは、自分自身であることに気付かれました。
「対応しなくてはいけない」と思っているということは、対応できていない自分を許せていないのではないでしょうか。また、「協調性って本当に必要なんでしょうかね?」と質問してみると、クライアントさんは、突然、涙が流れてきてしまいました。
「自分の何を許せていないのか」という話になっていきました。
大学の進路を決める時に、自分なりにうんと考えた結果、留学をしたいと親に申し出たそうです。
しかし、「自分のことばかり考えて、自分の好きなことばっかり。あんたは、考えが浅いし、いつも思いつきで、わがままな子ね」と親に言われたそうです。
わがままに捉えられたことで、求めることは許せないこと。やりたいことをすると、我がままと思われると、深く心に刻み込んだのでしょうか。
それから、わがままと言われるのが辛いから、その前に、相手の気持ちを勝手に判断する癖がついたのかもしれません。その時から、自分よりも周りの人たちのことを優先させて行った方がいいのかなと思ったそうです。
結局、留学することになり、自分にとってもとてもいい経験になったけれど、あのわがままを人生最大のわがままにして、それからは、実家から通えるところを仕事場にしたり、家族にわがままが出ないように、ずっと気をつかっているそうでした。お付き合いしている相手にも、「もっとわがままになってもいい」とよく言われるそうです。
クライアントさんのなかでは、何がわがままで、何が協調性なのか、境界線がよくわからないとおっしゃっていました。
あれは、本当にわがままだったのか? もう一度、自分のわがままを言ったシーンに戻って考えました。また、何が一番ショックだったのか、聞いてみました。
自分がうんと考えて結論を出したことなのに、考えが浅はかだと言われたことがショックだったとようです。自分の気持ちを聴かれないままに、「わがまま」の一言を放たれたことです。
今一度、あの時の親の気持ち、自分の気持ちについて考えいくと、見えていなかった事実が浮き彫りになって行きました。
もし、今の自分だったらその決断をどう伝えるか?
例えば、「そんなことを急に言われたら、それはびっくりするよね。いろいろと考えた末・・・・・」と、相手の気持ちも受け取りながら、自分の思っていることを伝えられたのかもしれないです。
セッションの終盤には、自分が悪いと感じていたことを、自分で許せるようになっていきました。クライアントさんも30分くらい涙が止まらなかったので、きっとカタルシスもあったのではないかと思います。
セッションを始めて1年位のクライアントさんです。これまでも、ときどき涙がありましたが、今回は特に大きな心のしこりが溶けていったセッションでした。
「相手が悪く思うんじゃないか・・・」と思うとき、自分が悪いと思い込んでいることが、あるのかもしれません。自分で自分を許してあげることです。
自分の気持ち、相手の気持ち、いいも悪いもないニュートラルな視点から、見返してみることです。心の重荷を軽くすれば、前進しやすくなるでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分が悪いんだ・・・と思っているままのことはありますか?
□■□■□■□■□
★「聴くことは幸せにつながるセミナー」1カ月前になりました。
1回目がとても好評でした。さらにブラッシュアップしてお伝えできると思います。
皆様のご参加、お待ちしております!
■9/29 sat 東京「聴くことは幸せにつながるセミナー」
結局は、ちゃんと期限通りに仕事を終わらせているそうです。でしたら、目の前の仕事にベストを尽くして行くだけで、完成していくし、もし、ベストを尽くして終わらなかったら、それはそれで、周りに助けを求めればいいといいうだけのことですが・・・。
話していて、「それはそうですよね」と、だんだん整理はついていきました。
しかし、そもそもなぜ、焦ってしまうのかという話になりました。
自分が仕事をしている時に、他の人が息抜きの時間で、「ああ、暑いなぁ」と言ったら、自分が仕事をしていても、「そうですよね」と、話し相手になることがあるそうです。そうすると、自分の仕事の集中力が欠けてしまって、また焦るとか。
自分の仕事に集中したいのならば、そのまま集中し続ければいいだけのことです。
きっと、周りの人も忙しそうだなと察して、そっとしておいてくれるのではないでしょうか。もし、自分が逆の立場だったら、そっとしておくと話していました。
なぜ、話し相手にならなくてはいけないと思っているのか。
それは、相手の人に協調性のない人と思われたくないから、と言っていました。
相手にどう思われるかを気にしている時は、相手のことを自分が疑っているという解釈もできます。なぜ、そんな風に疑い深くなったのでしょうか。
「相手が悪く思うんじゃないか・・・」と思うことについて考えていきました。
「相手の人が、協調性のない人だってきっと思うだろうと、相手のことを悪く考えてしまうところがあるようですね・・・」とフィードバックすると、「あ、勝手に相手のことを悪く考えていた・・・・」と驚いていました。自分が相手のことを信じられていないのです。
相手はそう思うと勝手に思っていて、話し相手にならなくちゃ悪いかなと思い、自分のペースを乱していたのは、自分自身であることに気付かれました。
「対応しなくてはいけない」と思っているということは、対応できていない自分を許せていないのではないでしょうか。また、「協調性って本当に必要なんでしょうかね?」と質問してみると、クライアントさんは、突然、涙が流れてきてしまいました。
「自分の何を許せていないのか」という話になっていきました。
大学の進路を決める時に、自分なりにうんと考えた結果、留学をしたいと親に申し出たそうです。
しかし、「自分のことばかり考えて、自分の好きなことばっかり。あんたは、考えが浅いし、いつも思いつきで、わがままな子ね」と親に言われたそうです。
わがままに捉えられたことで、求めることは許せないこと。やりたいことをすると、我がままと思われると、深く心に刻み込んだのでしょうか。
それから、わがままと言われるのが辛いから、その前に、相手の気持ちを勝手に判断する癖がついたのかもしれません。その時から、自分よりも周りの人たちのことを優先させて行った方がいいのかなと思ったそうです。
結局、留学することになり、自分にとってもとてもいい経験になったけれど、あのわがままを人生最大のわがままにして、それからは、実家から通えるところを仕事場にしたり、家族にわがままが出ないように、ずっと気をつかっているそうでした。お付き合いしている相手にも、「もっとわがままになってもいい」とよく言われるそうです。
クライアントさんのなかでは、何がわがままで、何が協調性なのか、境界線がよくわからないとおっしゃっていました。
あれは、本当にわがままだったのか? もう一度、自分のわがままを言ったシーンに戻って考えました。また、何が一番ショックだったのか、聞いてみました。
自分がうんと考えて結論を出したことなのに、考えが浅はかだと言われたことがショックだったとようです。自分の気持ちを聴かれないままに、「わがまま」の一言を放たれたことです。
今一度、あの時の親の気持ち、自分の気持ちについて考えいくと、見えていなかった事実が浮き彫りになって行きました。
もし、今の自分だったらその決断をどう伝えるか?
例えば、「そんなことを急に言われたら、それはびっくりするよね。いろいろと考えた末・・・・・」と、相手の気持ちも受け取りながら、自分の思っていることを伝えられたのかもしれないです。
セッションの終盤には、自分が悪いと感じていたことを、自分で許せるようになっていきました。クライアントさんも30分くらい涙が止まらなかったので、きっとカタルシスもあったのではないかと思います。
セッションを始めて1年位のクライアントさんです。これまでも、ときどき涙がありましたが、今回は特に大きな心のしこりが溶けていったセッションでした。
「相手が悪く思うんじゃないか・・・」と思うとき、自分が悪いと思い込んでいることが、あるのかもしれません。自分で自分を許してあげることです。
自分の気持ち、相手の気持ち、いいも悪いもないニュートラルな視点から、見返してみることです。心の重荷を軽くすれば、前進しやすくなるでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分が悪いんだ・・・と思っているままのことはありますか?
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「傾聴」についての私の考え方をシェアいたします。
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