当初、転職コーチングというテーマで90日コーチングのご依頼のあったクライアントさんでしたが、途中から転職というテーマを扱わなくなって、「自分を満たすこと」がテーマとなっていきました。そして、11カ月経った今、「転職について考えようかなと思う」と、最初のテーマに戻ってきました。きっと、自分の内面の変化を経て、今こそ転機のタイミングだと感じられたのでしょうか。
最初の「転職したい」というのは、何だったのかと、今考えると、「もっと自分の望みに耳を傾けてほしい」という内側の声だったのかなと思えてきます。
転職がテーマでしたので、セッションを通して、自分のこれまでやってきたことを自分で評価する場になりました。次第に、今やっている仕事は、「やりたくない分野」ということが分かり、そのことを上司に伝えることから、まずは始めてみようということになりました。
自分の思いを伝えることに、クライアントさんは、かなり恐怖心があって、抵抗されていました。心の声を聴く第一関門は、ここだったんですね。その恐怖心と対峙するために、インナチャイルドセラピーも受けられました。
やがて、自分の思いを伝えることは、怖いことではなく、単に相談するということであると、ニュートラルに捉えられるようになったことで、伝えるタイミングがあった時に、上司に伝えることができました。そして、他のポジションに移ることができました。
自分の本心を伝えられたことは、「これまで味わったことのない爽快感」と言っていました。自分の内側の声を聴くことが、こんなにも気持ちの良いことだったと、体感する機会となったようです。
その後、ずっとやりたかったけどやっていなかったことを行動に移していきました。水泳をしてみたり、車を買い替えたり、山に登ってみたり、小さいことでも行動することをテーマに過ごしたようです。それらは、ずっと思っていてできなかったけれど、一歩を踏み出せばすんなりでき、満足感を得られるので、ある意味拍子抜けだったと言っていました。
また、ずっと気になっていた、恋愛の悩みについてもセッションで扱いました。これについては、3ヶ月くらいに渡り、テーマとなりました。やがて、相手の言葉以外の事実を見る目が育ち始めたら、随分、心も落ち着いてきたようでした。
そして、今回、こんなことをしんみりと言っていました。
「やりたいと思っていたことは、結構やり尽くしたんですよね。そうすると、そこしかないな、という重要なものが残ってくるものですね」と。
なんか、わかる気がする・・・と私も思いました。手をつけやすいところなら、始められても、本当に手をつけたいところは、ちょっと怖くて勇気がいるところだったりするのではないかと思います。
クライアントさんは、「住んでみたいと思っていた街への引っ越しと、そこでの転職」というコースが残ったようでした。やってみたかった体験を色々やって、自然と「一番やりたかったことをしよう」と思える日が来たのだと思います。
私は、独立することは、怖いけどやりたいことでした。
怖いあまりに、アパレルの会社を辞めて、メンターの会社に一時的に就職させてもらって、それから独立するのもありかなと、安全な道を思いつきました。そのことをメンターに相談したら、一度事務所に来てほしいということになって、事務所へ行きました。
事務所のドアを開けるや否や、「堀口さんがうちで働いていることが想像できなくてね」とあっさり一蹴されました。そして、メンターが、独立したらこんな道がある・・・と、独立後のイメージをホワイトボードに書いて説明してくれました。メンターがイメージを膨らませてくれたおかげで、その場で、「わかりました、私、独立します」とようやく宣言することができたのです。
あの時、勇気を持って決意して本当によかったと思いますし、ちょっとの勇気が自分の道に光を照らしてくれるようにも思います。
自分の中での挑戦ですから、人から見たら小さいな、って思うことかもしれなくても、そんなこと気にせずに、自分なりの挑戦を楽しんで行けばいいのです。乗り越えないと見えない景色があるのでしょう。
本当にやりたいことは、案外、怖いことの中にあるのかもしれません。私の体験談を聞いて、クライアントさんは、「まったくいっしょやわ~」と言っていました。最後に残った重要なことというのは、怖いけど、やりたいことだったみたいです。
このセッションで、話しているうちに、未来の楽しい姿が想像できるようになったようです。
イメージができたら、きっと行動した先のいい景色を堪能できるでしょう。次の大きな変化に、きっといいタイミングでつながっていきそうな気配を、私も感じました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
怖いけどやりたいことは何ですか?
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■9/29 sat@銀座 「聴くことは幸せにつながるセミナー」
最初の「転職したい」というのは、何だったのかと、今考えると、「もっと自分の望みに耳を傾けてほしい」という内側の声だったのかなと思えてきます。
転職がテーマでしたので、セッションを通して、自分のこれまでやってきたことを自分で評価する場になりました。次第に、今やっている仕事は、「やりたくない分野」ということが分かり、そのことを上司に伝えることから、まずは始めてみようということになりました。
自分の思いを伝えることに、クライアントさんは、かなり恐怖心があって、抵抗されていました。心の声を聴く第一関門は、ここだったんですね。その恐怖心と対峙するために、インナチャイルドセラピーも受けられました。
やがて、自分の思いを伝えることは、怖いことではなく、単に相談するということであると、ニュートラルに捉えられるようになったことで、伝えるタイミングがあった時に、上司に伝えることができました。そして、他のポジションに移ることができました。
自分の本心を伝えられたことは、「これまで味わったことのない爽快感」と言っていました。自分の内側の声を聴くことが、こんなにも気持ちの良いことだったと、体感する機会となったようです。
その後、ずっとやりたかったけどやっていなかったことを行動に移していきました。水泳をしてみたり、車を買い替えたり、山に登ってみたり、小さいことでも行動することをテーマに過ごしたようです。それらは、ずっと思っていてできなかったけれど、一歩を踏み出せばすんなりでき、満足感を得られるので、ある意味拍子抜けだったと言っていました。
また、ずっと気になっていた、恋愛の悩みについてもセッションで扱いました。これについては、3ヶ月くらいに渡り、テーマとなりました。やがて、相手の言葉以外の事実を見る目が育ち始めたら、随分、心も落ち着いてきたようでした。
そして、今回、こんなことをしんみりと言っていました。
「やりたいと思っていたことは、結構やり尽くしたんですよね。そうすると、そこしかないな、という重要なものが残ってくるものですね」と。
なんか、わかる気がする・・・と私も思いました。手をつけやすいところなら、始められても、本当に手をつけたいところは、ちょっと怖くて勇気がいるところだったりするのではないかと思います。
クライアントさんは、「住んでみたいと思っていた街への引っ越しと、そこでの転職」というコースが残ったようでした。やってみたかった体験を色々やって、自然と「一番やりたかったことをしよう」と思える日が来たのだと思います。
私は、独立することは、怖いけどやりたいことでした。
怖いあまりに、アパレルの会社を辞めて、メンターの会社に一時的に就職させてもらって、それから独立するのもありかなと、安全な道を思いつきました。そのことをメンターに相談したら、一度事務所に来てほしいということになって、事務所へ行きました。
事務所のドアを開けるや否や、「堀口さんがうちで働いていることが想像できなくてね」とあっさり一蹴されました。そして、メンターが、独立したらこんな道がある・・・と、独立後のイメージをホワイトボードに書いて説明してくれました。メンターがイメージを膨らませてくれたおかげで、その場で、「わかりました、私、独立します」とようやく宣言することができたのです。
あの時、勇気を持って決意して本当によかったと思いますし、ちょっとの勇気が自分の道に光を照らしてくれるようにも思います。
自分の中での挑戦ですから、人から見たら小さいな、って思うことかもしれなくても、そんなこと気にせずに、自分なりの挑戦を楽しんで行けばいいのです。乗り越えないと見えない景色があるのでしょう。
本当にやりたいことは、案外、怖いことの中にあるのかもしれません。私の体験談を聞いて、クライアントさんは、「まったくいっしょやわ~」と言っていました。最後に残った重要なことというのは、怖いけど、やりたいことだったみたいです。
このセッションで、話しているうちに、未来の楽しい姿が想像できるようになったようです。
イメージができたら、きっと行動した先のいい景色を堪能できるでしょう。次の大きな変化に、きっといいタイミングでつながっていきそうな気配を、私も感じました。
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「傾聴」についての私の考え方をシェアいたします。
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