人間関係において、もう少しオープンな自分になりたいというテーマがありました。なんとなく、自分から壁を作っている感覚があるそうです。もっと自然な交流を楽しみたいとのことでした。
最近、相手の方から、名前で呼んで欲しいと言われたので、名前で呼んではいたそうなのですが、途中から名字と名前と両方使ってしまう自分に違和感をおぼえたようでした。
だけど、名前の方で呼んでみたら、相手との距離が縮まり、コミュニケーションが一歩踏み込めそうで、いいことがありそうに思えた感覚があったそうです。
今までは、何も考えずに、名字で呼ぶことにしていたそうなので、この機会に、なぜ両方使ってしまうか? 自分の抵抗感について、ふと考えてみようと思ったとのことでした。
基本的に、相手の方から聞かれれば答えるけれど、自分の方から質問をしたり、親近感を持って名前で呼んだり、オープンになることはほとんどないようです。だから、名前で呼ぶことに関しては、自分がオープンになる感覚があり、抵抗感を感じることが分かってきました。
私は、名前で呼ぶか、名字で呼ぶかについて、自分が好きに決めたり、相手にどう呼んでほしいか聞いているという話をクライアントさんにしました。
すると、クライアントさんは、そんな風に距離感を考えたことはなく、全員名字の方で呼ぶのが当たり前になっていたと気づいていました。
名前の呼び方にしても、相手への質問の仕方にしても、こちらから踏み込まないようにしていることが多く、いつも相手にきっかけを作ってもらっていたと、初めて気づいたようで、驚いていました。
たとえば、相手が持っている小物に興味を持ったら、質問はしないのかと聞いてみたら、自分の好みの小物を持っている人がいたら、「それ、どこで買ったの?」と質問できるけれど、自分が好みでないものを持っていたり、自分からしてみたら、あまりセンスが良くないものを持っているように感じた時は、相手に聞いては悪いものだと、思い込んでいたのです。
「自分が好きでないと思っているものに関して、質問をするのは悪い」という思い込みは、どうしてできてしまったのでしょうか。
それから、自分から閉じてしまう要因となった、過去の話も芋づる式に思いだしていきました。「関わりすぎるとまずい」という経験が、以前あったようで、自分で無意識に壁を作るようになってしまっていたのです。
思い込みの根源に気づけたことで、これからは、質問をしてみることから、始めてみようと、だんだんと思えてきたようでした。しかし、「質問がわかりません」とクライアントさん。
「質問ってどうしたら出てきそうですか?」と質問してみたら、「そうか、こちらから興味を持つことですね」とお答えになりました。興味を持たないと、質問さえ出てこないのです。
私も、以前は、自分が話せそうなタイプとだけ仲良くすればいいものだと思っていたので、苦手な人は、そこそこ付き合う位にしていました。好き嫌いは特にないと思っていたのですが、踏み込んでいなかったし、踏み込み方がいまいちわかっていなかったのだと思います。
店長をしていた時に、「嫌いな人と仲良くなりなさい」と社長に言われ、自分から能動的に相手に興味を持つことを知りました。今思うと、たった一言で、人生が変わる体験をしたといっても過言ではありません。
それから、コーチングを勉強することで、質問ができるようになって、興味を持つことが、自然とできるようになりました。質問というものは、人と人とをつなげるものだと、今は感じています。一歩踏み込むには、興味を持って質問をすることなのです。
クライアントさんは、このセッションを通して、「相手からコミュニケーションのきっかけをいつも作ってもらっていたこと」に気付いたことが、一番腑に落ちたと言っていました。これから、自分の方からオープンになれたら、また出会いの可能性は広がるのではないでしょうか。
たまたまですが、10/13のコミコレセミナーのテーマ「好き」では、そういう能動的なコミュニケーションについて考えていきます。
「好き」は、「また会ってみたいな」とか、「なんとなく居心地がいいな」とか、「一緒にいると楽しいな!」とか、そういう気持ちのようなものではないかと、定義づけようと思っています。
それは、「相手が良くしてくれるから、好きな感じの人」と受動的にそう感じることもあるかもしれませんし、こちらが、相手に興味を持てたり、相手をリラックスさせたりすることができたら、それは能動的なことなのかとも思っています。
コミコレで、インタビューワークというものも考えています。インタビューができるというのは、能動的なコミュニケーションなのだと思います。
自分から質問ができるようになるコミコレになるでしょう。
自分が聞かれれば答えるというだけでなく、自分からも興味を持って、相手に聞いてみると、バランスもよさそうですね。きっと、聞かれた相手もうれしいと思います。
私の仕事は、聴いていることで、喜ばれているという、シンプルなものだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分の壁は何ですか?
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■9/29 sat@銀座 「聴くことは幸せにつながるセミナー」
最近、相手の方から、名前で呼んで欲しいと言われたので、名前で呼んではいたそうなのですが、途中から名字と名前と両方使ってしまう自分に違和感をおぼえたようでした。
だけど、名前の方で呼んでみたら、相手との距離が縮まり、コミュニケーションが一歩踏み込めそうで、いいことがありそうに思えた感覚があったそうです。
今までは、何も考えずに、名字で呼ぶことにしていたそうなので、この機会に、なぜ両方使ってしまうか? 自分の抵抗感について、ふと考えてみようと思ったとのことでした。
基本的に、相手の方から聞かれれば答えるけれど、自分の方から質問をしたり、親近感を持って名前で呼んだり、オープンになることはほとんどないようです。だから、名前で呼ぶことに関しては、自分がオープンになる感覚があり、抵抗感を感じることが分かってきました。
私は、名前で呼ぶか、名字で呼ぶかについて、自分が好きに決めたり、相手にどう呼んでほしいか聞いているという話をクライアントさんにしました。
すると、クライアントさんは、そんな風に距離感を考えたことはなく、全員名字の方で呼ぶのが当たり前になっていたと気づいていました。
名前の呼び方にしても、相手への質問の仕方にしても、こちらから踏み込まないようにしていることが多く、いつも相手にきっかけを作ってもらっていたと、初めて気づいたようで、驚いていました。
たとえば、相手が持っている小物に興味を持ったら、質問はしないのかと聞いてみたら、自分の好みの小物を持っている人がいたら、「それ、どこで買ったの?」と質問できるけれど、自分が好みでないものを持っていたり、自分からしてみたら、あまりセンスが良くないものを持っているように感じた時は、相手に聞いては悪いものだと、思い込んでいたのです。
「自分が好きでないと思っているものに関して、質問をするのは悪い」という思い込みは、どうしてできてしまったのでしょうか。
それから、自分から閉じてしまう要因となった、過去の話も芋づる式に思いだしていきました。「関わりすぎるとまずい」という経験が、以前あったようで、自分で無意識に壁を作るようになってしまっていたのです。
思い込みの根源に気づけたことで、これからは、質問をしてみることから、始めてみようと、だんだんと思えてきたようでした。しかし、「質問がわかりません」とクライアントさん。
「質問ってどうしたら出てきそうですか?」と質問してみたら、「そうか、こちらから興味を持つことですね」とお答えになりました。興味を持たないと、質問さえ出てこないのです。
私も、以前は、自分が話せそうなタイプとだけ仲良くすればいいものだと思っていたので、苦手な人は、そこそこ付き合う位にしていました。好き嫌いは特にないと思っていたのですが、踏み込んでいなかったし、踏み込み方がいまいちわかっていなかったのだと思います。
店長をしていた時に、「嫌いな人と仲良くなりなさい」と社長に言われ、自分から能動的に相手に興味を持つことを知りました。今思うと、たった一言で、人生が変わる体験をしたといっても過言ではありません。
それから、コーチングを勉強することで、質問ができるようになって、興味を持つことが、自然とできるようになりました。質問というものは、人と人とをつなげるものだと、今は感じています。一歩踏み込むには、興味を持って質問をすることなのです。
クライアントさんは、このセッションを通して、「相手からコミュニケーションのきっかけをいつも作ってもらっていたこと」に気付いたことが、一番腑に落ちたと言っていました。これから、自分の方からオープンになれたら、また出会いの可能性は広がるのではないでしょうか。
たまたまですが、10/13のコミコレセミナーのテーマ「好き」では、そういう能動的なコミュニケーションについて考えていきます。
「好き」は、「また会ってみたいな」とか、「なんとなく居心地がいいな」とか、「一緒にいると楽しいな!」とか、そういう気持ちのようなものではないかと、定義づけようと思っています。
それは、「相手が良くしてくれるから、好きな感じの人」と受動的にそう感じることもあるかもしれませんし、こちらが、相手に興味を持てたり、相手をリラックスさせたりすることができたら、それは能動的なことなのかとも思っています。
コミコレで、インタビューワークというものも考えています。インタビューができるというのは、能動的なコミュニケーションなのだと思います。
自分から質問ができるようになるコミコレになるでしょう。
自分が聞かれれば答えるというだけでなく、自分からも興味を持って、相手に聞いてみると、バランスもよさそうですね。きっと、聞かれた相手もうれしいと思います。
私の仕事は、聴いていることで、喜ばれているという、シンプルなものだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分の壁は何ですか?
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■9/29 sat@銀座 「聴くことは幸せにつながるセミナー」
「傾聴」についての私の考え方をシェアいたします。
このセミナーを通して、聴くことで味わえる幸せや感動を
実感してくださることを心より願っています。
★詳細はこちらです。
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■堀口ひとみ・播磨弘晃 秋コミコレクション テーマ「好き」
10/13 sat @渋谷にて開催。
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