自分が何をしたいのかわからないというテーマで、セッションに取り組んでいるクライアントさんがいらっしゃいます。セッション3回目くらいに、2つのことが決まり、深めることに集中し始めました。
絞れない前までは、「嫌でなければやる」とか、「とりあえずやってみる」とかそんな選び方をしてきたのでした。ご本人も、言語にしてみて初めて、そういう決定の仕方をしている自分に気付いて驚いていました。
それから、「とりあえず」とか、「嫌でなければ」という選び方を辞めて、2つの時間に費やしていくことになっていきました。
絞ることによって、シンクロニシティーも起きやすくなったようです。自分に必要な情報もキャッチできるようになったり、小さなことでも、タイミングが良かったり、クジ引きに当たったり、英語の勉強をしようと思っていたら、会社で英語の勉強会がはじまったりと、いい流れに乗り始めています。
今回、5回目のセッションで、「薄っぺらい気がする」というのがテーマにあがりました。
何かが腑に落ちない様子です。これでいいのか? と、未来に対しての不安のようなものも感じました。
子供のときにやっていた、野球への情熱、夢中さと比べてしまうからなのか? 取り組んでいるけど、本当に夢中さが足りないのか? はたまた、何か恐怖心があって、夢中になることを妨げているのか?。無意識は、何を思っているのか? 色々考えていきました。しかし、どれもこれも、薄っぺらな居心地の悪さに当てはまる感じではありませんでした。
その日、私はある雑誌で、外国人俳優の記事を読みました。私が注目している俳優さんだったので、ラッキーでした。今、とってもブレイクしていて、映画に引っ張りだこです。そんな彼が、ブレイクしたのは、30代に入ってからです。決して、順調ではなかったようで、20代後半まで、バーテンのアルバイトもしていたそうなのです。彼曰く、「この業界は、誘惑も多いから、若いときに脱線しないでシンプルでい続けることは大変だ。でも今好調だからと言って、次の角には何が待ち受けているかわからないからね」と、遅咲きだったことは、結果的によかったとの記述がありました。
そして、次にある本の広告に目が行きました。その本は、古今東西の女性がブレイクした歳をレポートした本でした。人物によって、ブレイクしたのが早い人もいれば、50歳過ぎてからという人もいて、人それぞれ人生のどこかで、ブレイクポイントが待っているのかもしれないと感じました。
クライアントさんは27歳。これからではないでしょうか。今、取り組み始めた2つのことは、50歳になったとき、20年やっていますというベテランの域に達するのですから。
私は、子供のころから、目立つことが何もなくきました。例えば、妹ならば、絵がうまいとか、弟ならば、生徒会長をやっているとか、彼らには、何かしら特徴があったのですが、私は、学校という中では、秀でる分野が特にありませんでした。
しかし、社会人になってから、結果が出せる自分を自覚し始めました。ようやく、頑張れそうなことがやってきたという感じです。そして、27歳で、キャリアアップしようと転職をしました。そのときは、自分というよりも、マクドナルドという個性で採用が決まったようにも感じていたので、素の自分で何ができるのか? 検討もついていない時代でした。
それから、3年経った30歳の頃、人気ブログランキングファッション1位になり、売り上げも劇的にアップして、自分が一番びっくりしました。こんな人間だったっけ? と。マクドナルドの時は、マニュアルに基づくことが大切でしたが、今回は、自分で考えた戦略で成果を出しました。だから、これが自分なのだとわかりました。見守って下さった上司、協力してくれた周囲の方々には感謝しきれないほどです。
だから、薄っぺらいと感じる気持ちは正常で、そう思う人ほど飛躍できるのです。チャンスを掴むことができ、きっと見つかるのです。
また、独立してから、このブログをずっと書いていますが、書きながら薄っぺらな自分を変えたいといつも思いながら取り組んでいました。
記事の内容が、本を読んで感銘を受けたことのシェアとか、借りてきた言葉が入ってしまったりする自分から、早く抜け出したかったです。また、コーチ歴が浅い頃は、深く書けない自分も嫌でした。自分の言葉で書ける日がいつかくると願いながら、取り組むしかありませんでした。そして、今、ようやく自分の言葉で書けるようになってきました。目指しているところへ近付きつつあります。
つまり、薄っぺらな自分を受け入れつつ、きっと厚みが出てくる自分を目指していくこと。それは、とても自然なことのように思います。そして、あきらめず、続けることが自分を信じる態度であり、いいエネルギーを発散している状態なのです。願っている自分へ近づきつつあると想いながら。
「自分は薄っぺらい」と言って、自分を責めるよりも、薄っぺらいと感じる心の奥の願いに気づいてあげることです。自分に寄り添って、自分と共に歩むほうが、気持ちがいいかなと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
どんな自分になりたいですか?
┏━┓
┃☆┃SEMINAR
┗━╋...──────────────────────────────
■堀口ひとみ&播磨弘晃 冬コミコレクション テーマ「バランス」
2013.1.19 sat 東京開催決定しました。具体的な内容は12/1にアップする予定です。
★詳細はこちらです★
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■聴くことは幸せにつながるセミナー 2013.1.26 sat 東京開催
7年間「聴く仕事」をしている私の視点から気付いた
様々なことを時間をかけてじっくりシェアしたいと思っています。
セミナーが終わったあとから、新しい視点へと変化し、
世の中の見方、感じ方がより幸せに変化する体験となるでしょう。
【内容】
・「聴く」知性のシェア。
・「その人の存在価値をそのまま生かす」世界の創造。
・「聴く」=「受け容れる」ことで体験できる感動を味わう。
詳しくはHPをご覧くださいませ。
★詳細はコチラです★
絞れない前までは、「嫌でなければやる」とか、「とりあえずやってみる」とかそんな選び方をしてきたのでした。ご本人も、言語にしてみて初めて、そういう決定の仕方をしている自分に気付いて驚いていました。
それから、「とりあえず」とか、「嫌でなければ」という選び方を辞めて、2つの時間に費やしていくことになっていきました。
絞ることによって、シンクロニシティーも起きやすくなったようです。自分に必要な情報もキャッチできるようになったり、小さなことでも、タイミングが良かったり、クジ引きに当たったり、英語の勉強をしようと思っていたら、会社で英語の勉強会がはじまったりと、いい流れに乗り始めています。
今回、5回目のセッションで、「薄っぺらい気がする」というのがテーマにあがりました。
何かが腑に落ちない様子です。これでいいのか? と、未来に対しての不安のようなものも感じました。
子供のときにやっていた、野球への情熱、夢中さと比べてしまうからなのか? 取り組んでいるけど、本当に夢中さが足りないのか? はたまた、何か恐怖心があって、夢中になることを妨げているのか?。無意識は、何を思っているのか? 色々考えていきました。しかし、どれもこれも、薄っぺらな居心地の悪さに当てはまる感じではありませんでした。
その日、私はある雑誌で、外国人俳優の記事を読みました。私が注目している俳優さんだったので、ラッキーでした。今、とってもブレイクしていて、映画に引っ張りだこです。そんな彼が、ブレイクしたのは、30代に入ってからです。決して、順調ではなかったようで、20代後半まで、バーテンのアルバイトもしていたそうなのです。彼曰く、「この業界は、誘惑も多いから、若いときに脱線しないでシンプルでい続けることは大変だ。でも今好調だからと言って、次の角には何が待ち受けているかわからないからね」と、遅咲きだったことは、結果的によかったとの記述がありました。
そして、次にある本の広告に目が行きました。その本は、古今東西の女性がブレイクした歳をレポートした本でした。人物によって、ブレイクしたのが早い人もいれば、50歳過ぎてからという人もいて、人それぞれ人生のどこかで、ブレイクポイントが待っているのかもしれないと感じました。
クライアントさんは27歳。これからではないでしょうか。今、取り組み始めた2つのことは、50歳になったとき、20年やっていますというベテランの域に達するのですから。
私は、子供のころから、目立つことが何もなくきました。例えば、妹ならば、絵がうまいとか、弟ならば、生徒会長をやっているとか、彼らには、何かしら特徴があったのですが、私は、学校という中では、秀でる分野が特にありませんでした。
しかし、社会人になってから、結果が出せる自分を自覚し始めました。ようやく、頑張れそうなことがやってきたという感じです。そして、27歳で、キャリアアップしようと転職をしました。そのときは、自分というよりも、マクドナルドという個性で採用が決まったようにも感じていたので、素の自分で何ができるのか? 検討もついていない時代でした。
それから、3年経った30歳の頃、人気ブログランキングファッション1位になり、売り上げも劇的にアップして、自分が一番びっくりしました。こんな人間だったっけ? と。マクドナルドの時は、マニュアルに基づくことが大切でしたが、今回は、自分で考えた戦略で成果を出しました。だから、これが自分なのだとわかりました。見守って下さった上司、協力してくれた周囲の方々には感謝しきれないほどです。
だから、薄っぺらいと感じる気持ちは正常で、そう思う人ほど飛躍できるのです。チャンスを掴むことができ、きっと見つかるのです。
また、独立してから、このブログをずっと書いていますが、書きながら薄っぺらな自分を変えたいといつも思いながら取り組んでいました。
記事の内容が、本を読んで感銘を受けたことのシェアとか、借りてきた言葉が入ってしまったりする自分から、早く抜け出したかったです。また、コーチ歴が浅い頃は、深く書けない自分も嫌でした。自分の言葉で書ける日がいつかくると願いながら、取り組むしかありませんでした。そして、今、ようやく自分の言葉で書けるようになってきました。目指しているところへ近付きつつあります。
つまり、薄っぺらな自分を受け入れつつ、きっと厚みが出てくる自分を目指していくこと。それは、とても自然なことのように思います。そして、あきらめず、続けることが自分を信じる態度であり、いいエネルギーを発散している状態なのです。願っている自分へ近づきつつあると想いながら。
「自分は薄っぺらい」と言って、自分を責めるよりも、薄っぺらいと感じる心の奥の願いに気づいてあげることです。自分に寄り添って、自分と共に歩むほうが、気持ちがいいかなと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
どんな自分になりたいですか?
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7年間「聴く仕事」をしている私の視点から気付いた
様々なことを時間をかけてじっくりシェアしたいと思っています。
セミナーが終わったあとから、新しい視点へと変化し、
世の中の見方、感じ方がより幸せに変化する体験となるでしょう。
【内容】
・「聴く」知性のシェア。
・「その人の存在価値をそのまま生かす」世界の創造。
・「聴く」=「受け容れる」ことで体験できる感動を味わう。
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