MGR職の方から3回目の90日コーチングのご依頼を頂きました。前回は、セッションの途中で、飛び級のような昇給をしました。いつもいい方向へ進んで来ています。
今回、申し込まれた理由を聞くと、第一声は、「ドツボにはまりつつあるんです」でした。自分がどんなことが必要なのか? 何をしたらいいのか? わからなくなっているようでした。
店舗運営をされている方なのですが、4人体制のところのようで、2番手の部下とうまくいっていないようです。その部下が、なかなか本音を言わないことに、久々に怒りを感じたそうです。
しかし、2番手の部下は、3番手の年上の部下とは話をするそうです。
相手の立場になって考えてみると、自分が年下の上司だし、リーダーの立場だから話しにくいのもあるのかなと思ったようでした。
もう少し話を聞いていくと、前回の人事のときに、2番手の部下を守るつもりで、ある異動を辞めた方がいいと、会社に発言をしたことがあったそうです。そのとき、その部下に「私の人生を勝手に決められたくない」と言われたことがあったとか。
色々なことを考慮して、考えたことなのに、そう言われてしまったことに、クライアントさんも戸惑ってしまったようでした。
それからは、あまり言うのを辞めたそうです。そうしたら、段々と話す機会は増えてきたそうです。また、「言いたいことがあったら、はっきり言って下さい」と部下に伝えてあるそうです。
今、悩んでいることは、ぶつかるべきかどうか? 根っこの部分を引き出すにはどうするか? ということでした。
今までも、部下との衝突は何回かあったようですが、ガチンコ解決をしてきたそうです。ガチンコができた部下というのは、クライアントさんと同じく、自分の意見を常にはっきり言うタイプだったようでした。
今回の部下は、クライアントさんから見たら、ネガティブに物事を考えるし、本音をなかなか言わないタイプです。本音をなかなか言わない人には、どんな態度をとればいいのかと、とてもお悩みのようでした。
どんな部下なのか? 相手のことをもっと知るために、話を聞いていきました。
具体的に、どんなやり取りがあったのかについてです。
部下が、ある問題に関してどう解決したらいいのか? 色々考えていることを話してきたそうです。クライアントさんは、すぐに解決策をアドバイスしたそうです。
その話を聞いて私が感じたことは、部下としては、自分の考え方でいいのか? 確認をとりたいような投げかけのように感じました。自分の考えたことを認めてほしいというような。
一方、クライアントさんは、話を聞き終わり、自分の解決案をすぐさま答えた訳は、常に効率を考えるようにしているからのようです。
また、部下は、考えすぎのように感じたので、「考えすぎですよ。こう考えたらどうですか」と、返して、考え方を教えてあげるそうです。
全体的に、クライアントさんとしては、いい方向へいつも導いてあげているつもりが、部下にしては、逆効果になっているのではないでしょうか。
また、そもそもネガティブが悪いという考えがあるように思いました。ネガティブだから認めないというような感じです。誰しも、認めてもらうと話しやすいのではないでしょうか。
「いいことだから認める、悪いことだから認めない」ではなく、そう考えていること、そういう気持ちを、「そう思っているのね」と言うのが認めるということです。
入口ですでに、いいわるいを、決定してしまっては、相手は話し辛くなるでしょう。
例えば、「怒っているんです」に対して、「怒っちゃダメでしょ」と言われたら・・・・。
色々考えていることを口に出したら、「それは、考えすぎでしょ」と言われたら・・・。
一端受け止めてあげることで、相手は安心して、本音を話しやすくなると思います。
受け止めることなしに、解決案だけ言われてしまっては、次からもっと言えなくなってしまいます。「すぐにジャッジをされてしまうから、話しにくいです・・・」と部下の心の叫びが聴こえてくる感じがしました。
そのほかにも、相手が本音を言いやすい自分になるには、何ができるか? クライアントさんに考えてもらいました。「黙る」とご自身がおっしゃったとき、「そうか! 私、7割はいつも話していました」と気付かれたようでした。
ガチンコで解決していくべきか、ということでしたが、必要なのは、クライアントさんが180度変わることです。違うと思ったら、180度変える勇気は、この方ならきっとあると思ったので、そう伝えました。まずは、話をしやすい関係性を作ることが必要でしょう。そのために何ができるか? 自分で考えていくことです。
すると、「修行か・・・」と言いながらも、とても嬉しそうでした。(笑)
なぜならば、次の役職につくために、何かができるようにならないと自信が持てないと思っていたからのようです。その「何か」がクリアになって、またいつもの元気が取り戻されているようでした。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
本音を話せる相手は、どういう人ですか?
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それからは、あまり言うのを辞めたそうです。そうしたら、段々と話す機会は増えてきたそうです。また、「言いたいことがあったら、はっきり言って下さい」と部下に伝えてあるそうです。
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例えば、「怒っているんです」に対して、「怒っちゃダメでしょ」と言われたら・・・・。
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ガチンコで解決していくべきか、ということでしたが、必要なのは、クライアントさんが180度変わることです。違うと思ったら、180度変える勇気は、この方ならきっとあると思ったので、そう伝えました。まずは、話をしやすい関係性を作ることが必要でしょう。そのために何ができるか? 自分で考えていくことです。
すると、「修行か・・・」と言いながらも、とても嬉しそうでした。(笑)
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