テーマ　「裏切られた気持ちをどう捉えればスッキリするか？」

学校の教員を辞めて、今は子育てをしている方のセッションです。


子供さんが野球チームに所属しているそうです。

最近、元プロ野球の方たちが教える塾みたいのが

できたらしいのですが、みんなで今のチームで頑張ろうと言っていたのに、

新しいのができたら、結構そちらへ行ってしまう人がいて

裏切られた感じがして、とてもいやな気持ちが起こっているというので

その心の持ち方をどう考えたらいいのか？ということがテーマでした。



　「そんなことがあって、この気持ちをどう解釈していいのか？
　　悩んでいます・・・」


　「なるほど。ま、それは、その人たちは裏切ったのではなくて、
　　そちらの新しいほうに興味を持ったので、行っただけですよ。
　　ただ、自分と価値観が違っただけ。だから、『そっちいくんですね』
　　っていうだけです。私だったらどうせなら『そちらはどんな感じなんですか？』
　　って聞いてみたりして、もし自分もそちらが良ければそちらに行くし、
　　今のところが良ければ、今のままだし、いつでも決めつけないで
　　フリーな気持ちでいるようにしますね」


　「私は、意固地になりやすいのかもしれないです。
　　自分がいつも正しいという思いがありました・・・」

　
　「違う価値観を認めるのは、尊重っていうんですよ。『あなたはそうなんですね』
　　ってだけで、あっているとか間違っているは全くない。
　　もし、みんな自分と同じ価値観の線路に乗って道を進んで行ったら
　　それこそ怖いですよ・・・いろいろな線路があるから面白いんだし。
　　日本は本当に自由ですよね。私も正しいし、相手も正しいんです」

　
　「ははは、そうですよね。線路って例え、ものすごく腑に落ちました。
　　私、尊重って、相手のいいところを認めることかと思っていました」


　「ほぅ、そうだったんですか、尊重って『そうなんですね』ってことですよ」


　「それに、私も正しいし、相手も正しい。
　『私も正しい』っていうのはいいですね！」

　
　　

その対話の後も、さらに深いところまで続きました。

自分がいつも苦しくなってしまう原因・・・について話しあいました。

また、後日です。



　今日のノート

　解決のヒント

相手が自分と違うことを言ってくるのは当たり前。

自分と違うと思っていても「へぇ、そうなんですね」と言うと

相手もいろいろと話してくれて面白い。


　今日はこちらの質問はいいかがでしょうか？

自分の尊重度は、１００％中何％くらいですか？


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