中学2年生で気づいた、失敗哲学。

昨日、映画『告白』を観に行きました

映画が終わってから駐車場へ行ったときに、

なぜか運動会でお馴染みのBGM『ギャロップ』が流れていました。

※これを流しながらブログを読むのもお勧めです。



その音楽からつながって、妹が話してきました。


「小学校時代、ひとみちゃんの失敗談で友達が勇気になったってさ、
 その子、卒業文集にもその失敗談が励みになったって
 書いたくらいだったんだから!」



と、いうことは、私は中学生のころですよ。

そのころから、妹に自分の失敗談を笑いながら話していたんですね、わたしは。



セッションのときには、クライアントの方に

私の失敗談をよく引用します。


私の失敗談で、いろいろな方の思い込みが外れて行きました。

失敗談をしている時の私は、うれしそうですし(笑)

失敗談CDを作ると、何トラックできるのでしょう?



* * * * *


私が中学2年生の時にした失敗とは?



体育委員の委員長をやっていました。

部活も入っていなかったので、体育会系な雰囲気はないのですが

あえて、やってみたいとおもって立候補してみました。

内申点も上がるだろうしねぇ!と。

要するに、あとさきあまり考えないで「はい!」って手を挙げました。







だから、委員長になってから全くの予想外の出来事として

「選手宣誓」をすることになったのです。

よく考えてみれば、わかりそうですが、全くそんなこと思っていなかったんで。


自分的には、過去の選手宣誓をした人たちと比べると

痩せてるし、まったく不釣り合いなわけです・・・

仕方なく、練習をしました。

セリフは、ご存知の通り「宣誓!われわれは・・・」です。



ちょっと緊張していましたので、まさかの時のためにある準備をしました。

準備をすることで、緊張をひっこめようとしたのです。



「春の大運動会 宣誓です」

呼ばれました。緊張を隠すように校長先生の前に立ちました。

嫌な予感が一瞬よぎりました。



「せんせーい!・・・・・・・・・」

うっ、忘れた・・・。



「落ち着いて」

割と背が高くてすらっとして、ダンディーな感じの校長が

わたしのことを見下ろして、ゆっくりと言いました。


我にかえった私は、ブルマに忍び込ませていた「カンペ」をするっと出しました。

(確か、あのときブルマの内側になぜか小さなポケットが縫われていて
その中に収納していました)


そして、再度「宣誓!われわれは・・・」と仕切りなおしました。


終わってから、失敗したなぁと落ち込んでいたのです。

しかし、誰も私の失敗に気づいていなかったみたいで、

その日は、誰からも何も言われませんでした。


母でさえ・・・・


そこで気づいたのです。

「なーーーーんだ、私の失敗なんて誰もわからなかったんだ。
誰も、私のことなんて気にしてないわけだ。そういうもんだよな」



中学2年生でこの事実に気づいてから

「みんな人のことはあまり気にならない。失敗もやり直せば結果オーライだし」

という失敗哲学が生まれたのでした。



卒業文集まで書かれた話ということで、

ブログに書くことにしたのです。



今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

いまとても気にしていることは何ですか?