テーマ「職人タイプはリーダーは向いているのか?」

90日コーチング6月開始の方のオリエンが続いています。

1984年生まれのアパレルで働く方のオリエンのお話です。


「90日コーチングでどういうことをテーマにしていきたいか?」

というのをお聞きしています。

といいつつも、もうセッションは始まっているのです。

オリエンの初速度は皆さんかなりいい感じだから

この場で少し方向性を決めることを私のテーマにしています。



Mさんは、サブの立場でお店で働いているのですが、

店長が先月から兼任になったため、あまりお店に来なくなり、

自分が店長のようにリーダーシップを

発揮してやっていかなくてはならない立場になったそうです。



しかし、リーダーシップは向いていないタイプであると感じていて

実際に店長がほとんど来なくなった1カ月に数字が悪くなって

しまったそうなのです。

そこで、コーチをつけることにしたそうです。



自己紹介がてら、今までどんな経緯で今の仕事になったのか?

お聞きしていました。


もとは、デザイナーの勉強&仕事をしていたこともありましたが

販売が楽しくなって、今は販売メインでやってきているとのこと

またプライベートで舞台をしている友達の衣装作りもしているそうです。

そこで私がしたフィードバック「職人タイプだね」と。

じゃ、店長は、向いてないんだよ・・・ってことで納得ってわけではありません。







お話の続きはこちら・・・・


「職人タイプなりのリーダシップを作っていけばいいんですよ」



「私って、リーダーシップ向いていないのではないかと思っていて

 リーダーとは、みんなに厳しくしたり、指示を出さなくてはいけない

 ものだから、それができるようにならないとけないと思っていました」



「あ、みんな言うよね、もっと指示出したり、怒らなくちゃいけないんだよとか。

 それに、できないもになろうとするのは無駄なエネルギーですね」



「それでいいんですね!」




「怒られるのって嫌じゃない?自分がそういいうのが嫌な人は

 別のことを考えればいいわけ、自分なりでいいし」




「なるほど、自分なりのリーダーシップでいいんだ!

    と考えるととても気が楽になります」




「私も指示出すの好きじゃないし、ディスプレーもできなかったから

 指示なんて、出せなかったというのが正しいけど、それがよかった。

 『だから、どうする?』って考えて、社長からの言葉がヒントになって

 みんなのほうを自分より上にするやり方を考えたんですよ。

 私もどちらかというと職人タイプだから、それぞれに仕事を任せて、

 そして、みんなの仕事を一緒になって手伝うってかんじだったんですよ」



 「それなら私もできそうです!」




 今日のノート




 解決のヒント

自分なりのやり方を考える。

周りの人は概念的なことをアドバイスしてくることも多い。

それを果たして自分にとってそのまま鵜呑みにしていいのか?

自分でちゃんと判断する。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

本当に相手のことを思ったらどんな言葉をかけるだろうか?