テーマ 「ロールプレイングコンテスト全国大会を目指して、どんな練習をしていったらいいか?」

レストランで秘書をされているSさん。

ロールプレイングコンテストの全国大会を9月に控え

毎日朝練をしているようです。


今年は全国大会入賞を出したい!というのが目標なので、

去年よりも内容の濃い練習をしたいということで

「どんな練習をしていったらいいか?」が、セッションのテーマとなりました。






お話を聞いてみました。


「今年は全国大会行きたいんです!去年は朝練ができるようになった
 というだけで進歩でしたからね」


「確かに、それは進歩だったですね。地区大会3位入賞もすごかったけど!
 今度は全国!・・・受賞するような人ってどういうタイプのひとなの?」


「明るく元気。舞台でも自然体なタイプです」


「なるほどねぇ。ってことは、普段から自然体じゃないと・・・
 そのための練習というよりか、普段のコミュニケーション自体を
 よりよくしていくことも必要でしょうね。
 自然にできるには、どういうセリフを言うか?ってことを
 練習しただけでは、発揮できないからね。普段自体が本番みたいに
 いつもなっていないとね」


「そうですね。接客がいい人は、お客様の話を受けるのがうまい。
 共感力があるひとですね」


「たとえば、どんなところでの共感力なんですか?」


「来店動機を聞いての受け答え、
 出張帰りのお客様へは、どんなメニューを提示しようか?
 とか、プラスアルファーを伝えられたらいいんですけどね。
 来店同期を聞いて、『そうなんですね』だけではいけないし、
 ワインが好きと聞いて、『赤と白がございます』とすぐに
 答えてしまうのも、言葉が足らないんですよ」


「そっか・・・ということは、お客様の見た目や言葉から判断して
 伝える『仮説力』が大事でしょうね。私がコーチングしている時、
 『それって・・・・ですか?』って当てに行くことあるでしょ。それが仮説力。
 仮説を投げることで、相手もより深く考えられる。
 そういえば、秋コミのテーマ『仮説力』にしてた。
 今日読んだ、佐藤可士和さんの本にも『仮説力』は大事と書いてあったね」


「仮説力か・・・確かに必要ですね。普段でも仮説立て聞くことありますもんね」


「たとえば、私がネイルに行ってたいてい聞かれるのが
 『今日はお休みですか?』って聞かれる。それって、普通すぎる仮説。
 でも、『お時間自由にきくお仕事なんですか?』なんて聞かれたら
 ちょっと『おや?この子は?』って思ったりするしね。
 『仮説力』×さじ加減が大事かもね。仮説が外れ過ぎても痛いし」


「仮説力×さじ加減(笑)大事ですね」


「美容師ですか?って聞かれたこともあるけど
 そのさじ加減は、どうだろう?笑 お客様を見て、そこから
 仮説を立てて、どんな言葉だったら嬉しいか?って考えるワークとか
 ひとりコミコレ状態でやってみても面白いかもね!」


 (そのあと、表現力を深めることについてや
          ペーシングについても話し合われました)


「おっと、全国行けそうな気がしてきました!」



 今日のノート 





 解決のヒント

練習は大会に出るためのものだけではなく、
自然体の演技ができるということは、普段からできていることが必要と考え、
普段のコミュニケーションについて焦点を当てながら練習方法を考えていきました。

共感する力→仮説力へと話は広がっていきました。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

普段、どんな仮説を立ててお話をしているだろう?


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