テーマ 「ピアノレッスン、よりクオリティの高いレッスンを提供するには?」

ピアノの先生とのセッションでした。

前回、自分の意見を人にどう思われるか?というところを

気にして、あまり話さないし、ストレスになるということをテーマに話しました。

それに関しては、すっかりクリアになり、息が詰まってしまった場所でも

ラクに過ごすことができたようです。考え方次第ですね!


そして、セッションでも感じたのですが、以前よりもお話の量も

増えているのではないかと思いました。



今日のセッションは、ピアノの発表会が近づいていて、

生徒たちの進歩に不安がでてきているということでした。

発表会に向けて、「よりクオリティの高いレッスンを提供するには

どのようなことをしていけばいいか?」話し合いました。




お話聞いてみました。





「発表会に向けて、生徒たちのモチベーションを維持したいですね。
 レッスンの回数を増やすということはできますが、
 あとは、その子が家で練習するかどうか?ってとことですからね」
 

「そうですね・・・。普段のレッスンではどんな感じなんですか?」


「褒めてあげる、認めてあげる、というのはコーチングを受けて
 あ、少なかったな、と分かったので増やすようにしました。
 『できるようになったね!』という言い方でやる気を伸ばす生徒も
 ふえてきました」


「なるほど、日々の承認はできるようになったんですね。
 ん・・・あとは、モチベーションの維持ですね・・・
 たとえば、私、ボイトレに行っていますが、セッションを録音して
 後から聞くと、普段でも練習できるし、自分の声を客観的に聞けるから
 すごく勉強になっているんですよね。録音とかもいいですよね」


「あああ、そうですね。いいかもしれないですね!私がレッスンを
 受けるときは、そう言えばやっていました。自分がやっていること
 生徒たちにのすればいいんだ・・・」


「そうですね。他にもあるんですか?」


「発表会の会場へ行って、本番をイメージしますね。
 お客様が入っていることをイメージしたり、どんな様子で聞いているか
 イメージしたり」


「お!イメージトレーニングですね。他にもありますか?」


「自分が好きなピアニストのCDを聞いて、もっとこうしたほうがいいとか、
 やっていますね」


「お!それもいいですね。あと、ボイトレのときに、私良く聞かれるのは、
『今どう思った?』って。自分が歌ったのをどう感じているのか?
 考えさせる質問が来るんですけど、これ結構効果的なんですよ」


「そうですね、生徒によっては『どういうふうにしたいと思ったの?』って
 聞けているときありますね」


「なるほど、すでにやっていますね、他にも生徒によっては
 やっていることってありますか?」


「一緒に歌を歌ってあげると、イメージがつかめるみたいで、上達早いです」


「なるほどね、イメージを一緒に作ってあげるんですね」


「あ、でもそれって最初にやったほうがいいかも・・・・
 そのほうが、レッスンが早く進みますね、あ・・・」


「ん、そうですね。気づいているけど、もっとうまくいっている時を
 言語化していくといいでしょうね。指導している時に意識を向けて、
 指導記録を書くといいかもですね」


「そうですね。いつもレッスンの進行状況だけを書いていました。
 どう指導したか?振り返るの大事ですね」


「そうそう、私もフィードバックシートとこのブログで、セッションを
 毎回言語化しているから、スキルがどんどんアップするんですよ。
 感覚的にやっていると、もったいないですね」


「生徒にもフィードバックシートいいですね。指導記録の書きかたも
 早速変えてみたいです」


「レッスンの録音は、お母さん達にも添付ファイルで届けるサービスも
 いいんじゃないですか?レッスン以外は、お母さんたちがキーですから(笑)」


「そうですね!保護者もキーパーソンですね!協力してもらえますね」


 今日のノート




解決のヒント

何をしたか?よりもどうやって指導したか?というところを
常に意識すると、いいところ悪いところが見えてきやすい。
プロセスを意識する。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

それがうまく行った時、どんなことが揃っていたからだろうか?