テーマ 「趣味として取り組むことと、仕事として取り組むことの違いについて考えてみる」。

転職をしようと思っているYさん。

女性が少数派の理系、新製品の部品を作る場所で長いこと働いています。

しかしそれは、子供の頃から理系に進むように親から

言われてきたからそうしているという意識が強いそうです。


これ以上、自分の適性とあわない仕事を続けていくことに

疑問を持ち、3か月前にコーチングを申し込まれました。

そのまま継続で第二クールに入ります。

3か月での変化は、以下のようになりました。

【変化】

・親への感謝の気持ちがわいてきている。
 3ヶ月前に同じように両親に感謝できることを書き出していた時は、
 ほとんど何も書けず、不満だらけだったので、
 この気持ちの変化には自分でもびっくりしています。
・怒ることが少なくなったこと
・心が軽くなったこと


最初は、自身の考え方や捉え方について、新しい視点から物事を考えてみたり

自身の変えたいところにフォーカスしたマインド的な部分を取り扱ってきました。

そのような流れを経て、今日は転職についてが、テーマとなりました。

これまでの分野とちがう、新しい可能性の場所へ行きたいそうです。



テーマは、「趣味として取り組むことと、
 仕事として取り組むことの違いについて考えてみる」となりました。


お話聞いてみました。





「現在のイメージはどうなんですか?」


「趣味は、やりたいことをやれていると幸せ。仕事は、得意なもの。
 そういうイメージを持っています」


「なるほどね、興味のあるものはどんなものなんですか?」


「先日、実家に帰って久しぶりに自分の子供時代から使っていた
 部屋に入ったのですが、身近な細かい作業、しかも3D的なもの
 が好きだったんです。手芸をよくやっていました。
 あと、絵画よりも立体的な彫刻とかが好きなんですね。
 今の職場は、アマチュア無線が好きとか、趣味と仕事が
 同じみたいな人たちばかりなんです。楽しそうな人はたくさんいますね。
 私はそういう理系の好きは、違う感じで」


「そうなんですね。興味のあることは、わかってきたんですね。
 同じ仕事場には、やはり好きなことから派生して仕事にも
 している人たちがいるんですね。ってことは、まずは自分が好きなことができる
 舞台、機会を自分で作ったり、自分の趣味を生かして、誰かのためにサポート
 したり、自分で企画したりすることもあるとよさそうですね」


「そうですね。今は、そういう場所自体がないかもしれないですね。
 それに、人のためにというのは、やりがいを感じられそうです」


「あと、仕事もプライベートも同じって言う感覚の人は、
 何をするにしても自分の領域に入れて考えているかもしれないですね。
 私は、新月の生まれでホロスコープ的にも仕事とプライベートを
 一緒に考える傾向にあるようで、実際もそうなっちゃっているんですけど、
 お客様も友達になっちゃったり、たとえば、映画をみても
 子供と遊んでもコーチングの仕事に生きると思えているんですよ」


「ああ、そういう視点は持っていなかったですね。
 仕事は仕事、プライベートでした。プライベートが仕事に役だった
 ことがなかったと思います。同じというのはいい感じがします」


「そうすると、仕事とプライベートを切り離す必要がない。
 一緒につなげて考えていいですね」


「そうなると私の転職のキーワードは、
 つくる、生活につながる、人のためにやる。
 っていうことになりそうです。あとは、直感ですかね(笑)」


「直感、いいと思いますよ。私もとらばーゆ1冊で
 未知の領域のアパレル行きましたから。
 入ってからどうするかは、考えていくことにしました。
 そうしないと決まらないと思ったから・・」


「そうですね。あまり興味のない分野でずっとやれていた
 というのもあるので、どこに行ってもやれる気はしています!
 そう考えると今の職場にいて良かったと思えていますね」


「おお、そう思えるのはいいですね。
 今日は、仕事が趣味になるということについて
 いろいろと考えがでてきて、面白いセッションでした」


「とりあえず、とらばーゆ買ってみますね!」



今日のノート




 解決のヒント

自分のおぼろげなイメージを言語化するセッションとなりました。
イメージがはっきりして、最後のアクション決定までの流れを記載しました。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

今、はっきりさせたいと思っていることは何ですか?