今年最後のセッションが、先ほど終了しました。5年間勤めていたところを辞めるタイミングで、これからどのように個人的に働きかけていけばいいか?というご相談でした。
もう6年くらいのお付き合いになるので、その方が色々と試行錯誤してきたことも知っています。いろいろと戦いがあったけれど、結局ハッピーエンドに終わったのだなぁと、感慨深いものがありました。
クライアントさんが考えようとしていたことは、「これから個人で、どのように社会と関わっていけばいいか?」でした。しかし考えるほど、提供しようとしていることは素晴らしいものであっても、相手にはそんな時間のゆとりはないから、なかなか浸透するのは難しいだろう…という問題ばかりが出てきました。もはや政府が動いてくれないと、解消されないことまで。そこにどう入っていけばいいのか?
私はまずすべきこととして、「5年間の軌跡を言語化する」ことを提案しました。
例えば、私がアパレル店長を卒業してすぐにしたことは、「接客DVDを作る」でした。その後の流れのイメージはこうです。接客DVDを購入してくださった方が、個人セッションを受けたり、講演などを依頼されるだろう、と。
結果、思った以上にDVDが売れ、講演依頼もいただきました。私が自分の成功体験を発信したことで、皆さんに可能性やモチベーションを与え、DVDで語っていたことを実践することで、結果がでたというご報告もよくいただきました。
一方、DVDを購入した後、次のステップに進まない方々もいらっしゃいますが、その後もブログを読み続けていただき、1D1U Campではじめて接点を持つ方もいらっしゃいました。九州セミナーでは、二人の方が「接客DVDを買いました」とおっしゃっていましたから。(笑)
なのでクライアントさんに、「Mさんは、既に成功しているので、まずは体験談を小説などにしてまとめましょう」と、フィードバックしました。
そして対話をしていく中で、いろいろ思い出され、今となって伏線を回収したような感覚になりました。さらに、「50歳からの挑戦」だったこともキャッチーで、ものすごくキャラも立っていますね。(笑)
人に話さないと、自分が成功していたことにも気づけないものです。Mさんの体験談が、いろいろな人をこれからインスパイアしていくのではないでしょうか。5年間試行錯誤してきたことが、これから社会貢献になるのです。
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