英会話の先生から、おススメしてもらったNetflixの『Stutz(スタッツ)』を視聴しました。この映画は、俳優ジョナ・ヒルが、精神科医であるフィル・スタッツに人生を好転させてもらった経緯から、ジョナの人生を好転させるツールを皆に紹介したいとのことで、作られた映画です。
最初、NYの外の風景が見える素敵なオフィスがモノクロで登場し、ジョナがこの映画の趣旨について話すところからはじまりました。そして、早速フィルの人生を好転させるツールについての説明がはじまります。
ところが急に「この映画は実際2年かけて作っているのに、1日のセッションの様子を写そうと、カツラを被り、同じ服を着て、グリーンの背景で撮影していることに違和感を感じてきた」とフィルが言い出し、画面は急にカラフルに。そしてグリーンの背景に移り変わります。
そこからクライアントとセラピストの関係性が時に逆転したりしながら、スタッツの「ツール」を用いながら、実際にセラピーをしている様子が流れていく映画です。
二人はお互いに、自分の「影」の部分について話をしています。いつのまにか、セラピストのほうが、セラピーをされていました。その結果どうなったのか?が、エンドロールで語られているところも面白いです。
私もクライアントさんの人生を好転させる仕事ですので、世界的に有名な精神科医のツールを見させていただくことは、とても興味深いものでした。
また、いつか「セッション風景」が映画になったらいいなと思いながら、ひとみずむ、me,tooを創ってきたことを思い出しました。ならば、今叶えよう!ということで、2018年から1D1U Campの中の『ひとみの部屋』では、既に212回のセッションを映像に残しています。これからは、これをもっとパブリック化したものをリリースすることが夢であることを思い出せました。英会話の先生にこの映画を教えてもらったことも、ちょんまげ武士のガーディアンスピリットのお陰でしょうか?(笑)
この映画の予告編には、視聴した英語圏の人たちのレビューがたくさん書かれており、感謝のコメントと好評価が多くを占めていました。一方、日本人のコメントは、温度が低い傾向にあるようです。日本人のメンタリティーなのかもしれませんが、自分の心についてどちらかと言うと無頓着ですし、心を修復するツールがあるとも知らない人の方が多いのではないでしょうか。私も日本人に話すときは、ちょっと構えてしまうところがあるかもしれません。英会話の先生たちには、私のメルマガは好評なので、海外発信ももっとできるようになる必要があるかもと思い、語れる日本語が増えてきたからようやく英語のスピーキング力アップに本腰入れていきます。
早速、スタッツの本を買いました。レビューに本の感想がいくつかあり、難しいようですが、これから読んでみます。そして、自分のセッションも、シンプルにツール化できるかどうか、研究してみたいと思いました。
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