あるクライアントさんが、市民講座を開くための講座にでていらっしゃるようで、最後に発表の機会があるそうです。皆さんにシェアしたいことは、月刊『家族新聞』を1年以上続けてきたので、そのことについて話すとのことでした。しかし、その構成や何を伝えるべきか、まとまっていないとのことで、15分間のセッションで考えることになりました。
アイデアとしては、家族新聞の作り方を説明するようなものを考えているそうです。そこで「家族新聞」がテーマの本を2冊ほど図書館で借りたようです。しかし2冊ともかなり古い本だったようですし、ピンとくるものがなかったようです。
クライアントさんが必要としているアイデアは、方法のレクチャーでなく、どうプレゼンするか? のようですね。もし、やり方を教えると「いつかやるときの参考に」という感じになります。そもそも方法を知りたくて参加しているわけではない人たちに向けてなので。
方法とか知りたい人とは別に、全人類が知りたいこととして、「どうすれば幸せを感じられるか?」でしょう。そう、家族新聞は幸せを感じられるツールになっているからです。
まず、なぜ家族新聞がスタートしたのか?というところから話しはじめます。そこには、悩みみたいなものがあったのではないでしょうか? その悩みが、聞いている人の共感を誘い、それからどうしたの?と、続きが聞きたくなります。
そして悩みが解決するソリューションを提供するのです。それが、「家族新聞」の存在です。毎月新聞を創ることで、日々の過ごし方はどう変わったのか? というところです。
クライアントさんにそう問いかけると、いろいろな嬉しい変化を実感しているようでした。一言で言うと、「何気ない日々が、かけがえのない日々になったの」です。経験を語ることが感動につながります。それから、方法を紹介してはどうでしょうか?
そして伝えたいことは、「毎日を幸せに感じるためのツールとして、日々振り返るツール持ち、なにかはじめてみてはいかがですか?」と。
ここまで深めて、クライアントさんは笑顔になりました。もう答えは自分の中にあったようですね。
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