ビジネスの成長と人間成長は別だった。

 "1D1U Camp in Reborn" の2回目のSHS(Sunday Hitomi Service)では、特にご質問がなかったので、一人しゃべりの時間となりました。ということで、「Reborn」にちなんで、2006年6月にビジネスをはじめてから、いままでの軌跡を振り返るにはちょうどいい時間となり、17年間のビジネスの成長と人間成長について話しました。


 17年間のうち、最初の6年間は、ビジネスの成長にフォーカスをしていたのですが、35歳、2010年あたりから、人間成長にフォーカスするようになりました。

 その理由としては、ビジネスが成長しても、喜べていない自分がいたからです。会社を設立したのもそのころでしたし、売上が良くても不機嫌というパラドックスな時期がありました。独立はしましたが、若いし、コーチとして未熟なのに、月に80セッションしていましたし、毎月のセミナーは、私より年上の人達ばかりで大盛況でした。自信がなかったわけではありませんが、経験を積み重ねている最中という状況でした。

 

 ある時、この悩みを相談しようと、知人のスピリチュアルカウンセラーのところへ。すると、「アスファルトの上にアスファルトを塗っているようだ」と喩えられ、本当にその通りでした。(笑)

 次の花を咲かせるための土壌を耕すために、休むことにしました。いろいろなコンテンツに終止符を打ち、パーソナルコーチングや、リピーターの方に向けてのコミュニティーやセミナーのみです。セールスがものすごく下がりましたが、「なんだ、これでも生きていけるのか」と気づけて、とても暇で楽な暮らしになりました。(笑)

 それから運動、旅、瞑想、書き続けること、趣味、お稽古事、生活習慣の見直し、家族、人との絆づくりなど、人間として大切なことにフォーカスする12年間を過ごしてきました。心の中の土壌の質が良くなった今、人間として自信を持てるようになったように感じています。

 そしてコロナも終り、AIも急激に進化した2023年。私にとっても追い風です。(笑)この新時代を迎えるために、準備してきたようにも感じています。

 浜崎あゆみさんは、25周年。ヒカキンさんは、16年周年。私は、もうすぐ18周年。(笑)1つのことを長く継続していますが、同じこととは思えないほど、紆余曲折あるものですね。そしてすべての経験は、あるとき混ざり合って、新しい星にRebornするのかもしれません。