1D1U Campのライブセッションは、15分や20分しかないので、モヤモヤして終わることが良くあります。(笑)どちらかというと、モヤモヤは良くないのではないかと思われがちですが、これは、虹には雨が必要なように、目の前がクリアになる前兆ということにほかなりません。
30分くらい対話をすれば、モヤモヤが晴れる所まで対話を続けることはできるのでしょうが、無料セッションということでタイムリミットがきてしまいます。
先日のクライアントさんは、家の中に作った新しいアトリエのネーミングも決まり、これからそこで何を生み出そうか?と、ワクワクの状態から対話が始まりました。
何かアイデアをお持ちなのかな?と思い質問してみたところ、まだ思いつかないということでした。そして、何かを作るために、期限や目標を掲げたほうが、継続して何かを作っていけるのではないかと思い、15分のセッションでアイデアを考えたいとのことでした。
既におぼろげながらアイデアがあるのでしたら、15分間で何かを決めることができるかなと思いましたが、0から考えることは、0に何を掛け合わせてもゼロになるので、短時間では難しいところです。
そんな中、私は思うところがあり、フィードバックしました。「息子さんは、何の目的もなく、創作を続けていますよね。『何か目標を作らないとやらない』というのを手放せたところから何かを創作できたら、もっと素晴らしいものができるかもしれませんね」と。
クライアントさんは、自分が「しなければならない」になっていることに、気づいていなかったようなので、よりモヤモヤして、時間を超えたのでセッションは終わりました。
きっと、「しなければならない」で思考が停止していたのでしょう。ブログにアーカイブを乗せ、クライアントさんのコメントの後に、「まずは新しい場所で、遊んでみたらいいですね」とコメント欄に書きました。
そのほか、オブザーバーのユニタスさんたちからも、続々とポジティブなコメントが入り、クライアントさんはすっかりモヤが晴れて、さらにワクワクしてきたようでした。
その光景を見て、月曜日のメルマガにも書きましたが、これぞ「オープンダイアローグ」です。いや、コミュニティーだからこそ起こせる、対話のシンフォニーなのです。(笑)
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