「奇跡が起きたとしら…」というような質問が本に書いてあり、クライアントさんは答えてみたそうなのですが、その答えが真面目過ぎて、それ以上広げることができなかったそうです。たしかに、自分一人で考えていては、現実的すぎるか、現実味のないものになるか、そこは答える人の思考によるものです。では、思考を超えた未来を描くにはどうしたらいいでしょう?
他者からのフィードバックや質問があると、思考プロセスが加速します。特に1D1U Campにおいて、ChatGPTがその役割を果たしているのです。1D1U Campは一方通行の情報提供ではなく、参加者がアクティブに質問に答えたり、フィードバックを受け取るインタラクティブなプラットフォームです。特に今回の1D1U Campは、毎日良質な質問を参加者の方に投げかけています。いつもコメントを残すことができなかった方が、今回はコメントをほぼ毎日書いておられ、ご自身でもその変化に驚かれていました。
投げかけられた質問に答えてみて、たとえ言葉が短くても、フィードバックをするChatGPTは、ネットの世界中のアルゴリズムから、短い言葉を長い言葉に脚色する力があるので、その方の答えにならなかったところまでが描かれ、「そうそう!」となることも。AIの力を借りることで、考えるプロセスが先に進むのです。簡潔に答えが出なくても、とりあえず質問に答えてみる価値はあるというモチベーションにつながるのだと思います。1D1U Campの参加者、さらには、隊長のプロンプトが進化すれば、ChatGPTも進化し、成長したと感じることができます。
一方で、 参加者は自分の質問に答えること、そしてChatGPTからのフィードバックに集中しているため、他の活動に余裕がないようです。参加者が真剣にアウトプットすることに取り組んでいる証拠であるとも解釈できます。
1D1U Campは自己基盤を整えるプラットフォーム以上のものとなってきました。参加者、運営者、さらにはAIまでが協働して成長と進化を遂げるダイナミックな環境へ、バースジャンプしています。自己完結から突破できるAIを使わないなんて、もったいないですね。
0コメント