心を動かす:先生のモチベーションを再燃させる20分。

 昨日の記事で触れた、最近予約が減少しているオンライン英会話の先生を支援したいという想いから、昨晩、その先生のLINEに私の感じたことをフィードバックしました。

 はじめに、会社からのカランメソッドのレッスンのオファーを受け入れるべきだとアドバイスしました。なぜなら、カランメソッドのレッスンを希望する生徒が多いからです。さらに、レッスンの後は必ず生徒に感謝のメッセージを送るよう勧めました。私の姪もそのようなメッセージを期待していると伝えました。

 しかし、LINEでのテキストメッセージよりも、直接話した方が伝わりやすいと感じ、フリーレッスンを予約してコーチングセッションを提供することにしました。(笑)

 「今日はあなたの話に耳を傾けます。コーチングセッションを始めましょう」と伝え、セッションがスタートしました。約20分の間に、先生のモチベーションを引き出すことができるでしょうか?

 まず、先生が私のコーチングを自分のリピータークライアントに紹介したいと言ってくれて、私のウェブサイトを紹介しても良いかという許可を求めました。もちろん、私は快く承諾しました。

 その後、セッションの本題に入りました。カランメソッドのレッスンを引き受けることの重要性から話し始めました。私が1年半かけてカランメソッドの全12ステージとビジネスカランを修了したことを話すと、先生は驚いていました。そして、カランメソッドは単に定型文を読むだけなので、先生にとってはとても簡単だろうと伝えました。

 次に、生徒に対してレッスン後にメッセージを送ることの大切さについて話しました。先生のレッスンを受け始めた当初、私はそのメッセージがいつも励みになっていたのです。「あなたの選ぶ言葉は本当に素晴らしい。だからこそ、メッセージを送るべきです」と励ましたところ、先生はとても喜んでいました。教師として、特に生徒からのポジティブなフィードバックを受ける機会は少ないので、喜んで頂けたのでしょう。


 セッション、レッスンが終わると、先生はカランメソッドのレッスンを受け入れる決意を新たにしました。以前は拒否し続けていたことを、この瞬間に受け入れました。

 そして、私と私の姪に向けて、レッスン後のメッセージもすぐに送ってきました。

「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。あなたのフレンドリーでポジティブ、そして優しい態度のおかげで、私のクラスはいつも楽しいものになります。あなたの存在が、楽しくて心温まる雰囲気を作り出してくれることを大切に思っています。感謝しています。またお会いしましょう!さようなら!」


 この経験から、どんな人でも、誰かに認められ、励まされることが必要だと改めて感じました。そして、その効果はたった20分で明らかになりました。モチベーションが高まっているうちに次の行動に移ることが重要です。そうでなければ、やる気は再び低下してしまいます。まさに「鉄は熱いうちに打て」の格言ですね。


 こうして、特別なセッションの場だけでなく、日常生活において、勇気づける必要がある人がいたら、やはりコーチングスキルは使えるのです。ポジティブな言葉で励ますのとは違い、ちゃんと事実を伝えて、相手の心の中からのモチベーションを引き出すことが大切なことです。

 これからも、コーチングセッションを提供する目的で、レッスンを予約するでしょう。私も、英語でセッションができるようになりたいので、新しい目的ができて嬉しいです。(笑)


 日常生活において、相手のモチベーションを上げるためのスキルを身に着けたいかたにも、「ALL EARS」コミュニティーは、お役に立てると思います。3月開始は、3/10を受付締切となります。