「ALL EARS」の講座は、聴講力を高めることを目的としているかどうか?

 傾聴講座「ALL EARS Community」について、ご質問をいただきました。ChatGPTに質問を要約してもらい、キーワードを掘り下げて説明をしてもらいました。それを踏まえて、主催者である私の考えを述べたいと思います。


◎質問の要約
1. 提案されているプログラムが、聴講力を高めることを目的としているかどうか。 

2. 質問者がセラピストとしての聴講力を高めるために、このプログラムが役立つかどうか。 

3. 「朗読を通して」という方法が、プログラムの具体的なアプローチの一部であるかどうか。 


※聴講力(Listening Skills)とは、話されている内容を正確に理解し、それに基づいて適切に反応する能力のことを指します。このスキルは、単に音声を聞くこと以上のものであり、話し手の言葉だけでなく、非言語的なコミュニケーション(例えば、声のトーン、表情、身振り)を含めた全体のメッセージを捉え、理解することを含みます。聴講力は、コミュニケーションの基本であり、効果的なコミュニケーションを実現するためには欠かせない要素です。

◎聴講力の主要な要素 

注意を払うこと: 話し手に集中し、外部の干渉や内部の気晴らしに注意が逸れないようにします。 

理解すること: 話し手の言葉を理解し、その意味を把握します。 

記憶すること: 聞いた情報を記憶し、後でそれに基づいて行動できるようにします。 

フィードバックを与えること: 適切なフィードバックを通して、話し手に自分が理解していることを示します。これは、うなずきや短い言葉による応答、あるいはより詳細な反応を含むことがあります。
非言語的なサインの理解: 話し手の非言語的なコミュニケーションも理解し、その情報を言葉の理解と組み合わせます。



 頂いたご質問を深く掘り下げて考えた結果、興味深い発見がありました。私たちがChatGPTとの共著を教材として使用することは、相手の話を理解し、フィードバックしあう対話のプロセスを体感することができ、聴講力を養う上での絶好の例となり得ます。この対話を実際に声に出して読むことで、受講者の聴講力を鍛えることができるでしょう。

 なぜならば、私自身とChatGPTが行う、相手の話をきちんと聞き取り、理解し、それに応じたフィードバックを交換するこのダイナミックな対話は、聴講力を高める上での具体的な実例になるからです。この対話を声に出して読むことで、受講生は自らの聴講力を磨き、感覚を鋭くする訓練になると考えられます。朗読する行為が聴講力を向上させるための効果的な手段になるでしょう。 貴重な質問をしてくださり、ありがとうございました。