生きるお手本はいるか?

 ただいま、20分セッションの真っ最中です。以前のクライアントさんも1D1Uに参加されている方は多いので、久々のセッションになりました。90日コーチングでは、無事に会社も辞められて、新しい道へ入っていったところでフィナーレとなり、その後も会社を辞めたことで命が救われたことがあったと報告も頂き、お役に立ててよかったです。

 今回は2か月ぶりのセッションとなりました。あれから、新しい仕事場での心境の変化などもあったようで、まずはお話をお聞きしていました。
 新しいアクションも起こしたりもしたそうですが、選んだところにも、ちょっと迷いがあったり、「今後やってみたいこと」の話においても、覚悟ができていないというか、恐れみたいなのが見え隠れしているような語り口調でした。そこで突っ込みました。

「なぜ、やるならプロになろう、というところまで、思いきれないのでしょうかね?」

「もやっとしているんです。今、職場で若い人と接することが多くて、SNSの発信や絵文字や、自分の発想にはないようなことを若い人たちが考えるので、そこに対して気を遣うというか、遠慮しているというか…。自分のはこれでいいのかとか」

「でも、発信したいところって、別に若い人へ向けてではないですよね。そんなこと考える必要ありますか?」

「そうですよね…」


「40代が見ていくところって、もっと上の世代の美しい生き方をされている方をお手本にするとか、そっちではないですか? 私も80歳の自分がどう生きていたいかを30代後半から考えるようになって、生きるお手本をいつも探しているんです。それで最近、74歳の巨匠の華道も習い始めました。中谷美紀さんの結婚報告の筆ペンのの文章、美しいですよね~。そういうことに触れることが必要だと思いますよ! 洗脳されないでください! 素敵な大人のコミュニティーのほうに参加するようにしていった方がいいですよ!」

 そんなやり取りをしまして、クライアントさんがセッションの衝撃の感想をくださいました。(笑)


★ご感想


 先ほどはセッション&FBシートをありがとうございました。
「はっ」という文字が空中に浮かんで見えるほどに衝撃でした。私、洗脳されてましたね(爆)!!知らず知らずのうちでした。危なかった~!

 ここ2カ月くらい、ずーっとモヤモヤしてたんです。若い人たちのなかに身を置いて、自分からは出ない表現や発想に引け目を感じて遠慮して、すっかり「ご隠居」みたいな気分になり、そんな所在なさげな自分に苛立ってもいました。

 こらこら、フォーカスするのはそこじゃないでしょ!と今なら自分にツッコミを入れられます。どうなりたいか、どこを目指したいか、でしたね。年上の素敵な女性のお手本。見る場所を変えます、今日から。はーー何やってたんだろう。

 よく、臨死体験談で「三途の川の夢をみたけど、向こう岸から『まだ来ちゃダメ!』と言われて目が覚めた」なんて言いますが、今回のハッと体験はまさにそんな感覚で、力が戻ってきましたです(笑) ありがとうございました。


 臨死体験ほどの衝撃のセッションだったようです。最近、いろいろと話していただいたあとに、大きなブロックが外れるパターンが多いです。今回も大きいのが釣れました。(笑)