先ほど、初仕事で2名連続セッションが終わりました。お正月より仕事がしたいです。(笑)
管理職のクライアントさんのセッションでは、これから直ぐのミーティングの内容が変わってしまったセッションとなりました。
チームリーダーとして、部下たちのパフォーマンスを上げるための任務があるそうで、30分コーチングをすることまでは決まっていて、そのほかにもモチベーションを上げるための企画をクライアントさんは練っていらっしゃいました。
セッション準備用紙にその企画のシートも添付されていたので、それを見ながら内容をお聞きしていきました。実際にそのシートを使ったところを想定しながら質問を投げかけていきました。
「これは、部下の人たちによって、向いている人とか、向いていない人とかも出てきそうですかね?」
「そうかもしれないですね・・・」
いくつか見えてきたことがあったので、クライアントさんに私の体験談を話してみました。
「部下の人たちに、やらないからこれをやってください、というように、ちょっと強いている感じもあるかもしれません。私が店長だったとき、みんなの接客力が低いと思って、接客TRのために接客ノートを作ったのですが、数日で誰もノートを書かなくなってしまいました。個人売上の意識向上のために作ったエクセルシートも、誰もやらなくなってしまいました。『あ、やらないんだ』と気づいたので、特に何も言わずフェイドアウトしました。
結局、自分ができることにフォーカスすることになって、のちにブログを始めるようになったんです。つまり、出所が問題点からになっていると、みんなにとって、否定されているように感じて、やらなくなってしまうんだと思います」
どうしても、「やってくれないから、やってもらえるように」と考えがちですが、それだと問題が出所になっているのです。気づいたクライアントさんが言いました。
「問題にフォーカスするよりも、きっと誰もが本当はいい仕事をしたいと思っているというところから考えるってことですね」
そうして見えてきたのは、やはり一人一人のコーチングをしっかりとやっていくこと。クライアントさん自身がコーチングスキルをアップしていくことになりました。
当初考えていたアイデアのほうは、もう少し個人個人のレベルがアップしたあとに、機能するだろうというところにもつながりました。
前回の1D1U SCRでは「大掃除」がテーマで、多くの方が片付けも掃除も攻略できたご様子でした。なぜならば、私はできる前提でもって、記事を書いていたからです。このブログもそうです。問題でなく、可能性にフォーカスしているのです。
7歳の姪が、私のスチームクリーナーを持ちながら、(笑)「なんでひとみちゃんの言葉はやる気が出るんだろう?」とまじまじと質問してきた大晦日。その答えは、相手ができる前提で言葉を紡ぎ、相手の力を信じているからだと思います。言葉次第なのです。
「できるでしょ、それくらい」という軽いノリで言葉を発するので、クライアントさんたちはどんどん行動するのです。(笑)
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