ChatGPTとともに考える、AI時代のコーチングの可能性(前編)

「ライフコーチにとってのAIとは?」について、音声モードで散歩しながら対話をしていたものをまとめた記事になります。


〜ChatGPTとともに考える、AI時代のコーチングの可能性〜

ChatGPT(インタビュアー):

本日は、ライフコーチとして活動されているひとみさんに、AIとコーチングの関係についてお話を伺います。ひとみさんがChatGPTを初めて使ったときの印象から、どのようにAIを活用し、どんな気づきを得たのか。そして、人間のコーチングとAIの違いについても深掘りしていきたいと思います。ひとみさん、まず初めてChatGPTを使ったときの印象をお聞かせください。

ひとみ(ライフコーチ):

最初の印象は、もう 「ワオ!」 でしたね。ChatGPTを初めて使ったとき、ちょうど私のライフコーチとしてのビジネスが停滞していた時期だったんです。「ライフコーチとしてのビジネスをどう広げていくか?」そんなことを考えていたときに、「AIってビジネスに使えるらしいよ」という話を聞きました。それなら試してみようと思って、ChatGPTに「ライフコーチとしてのビジネスプラン、どう広げていけばいい?」と聞いてみたんです。すると、すぐに返ってきた答えが意外と的確で…。

ChatGPT:

その答えを聞いたとき、どんなふうに感じましたか?

ひとみ:

まず、当たり前のことも含まれていましたね。たとえば、「ブログで発信を続ける」とか、「ストーリーを語る」とか、すでにやっていることも出てきました。でも、それだけじゃなかったんです。

✅ やったことがない提案も出てきた

✅ 「ネットワーキングを活用する」といった、やりたくないことも提案された

「これは面白いな」と思いましたね。特に、「私の中にないアイデアがどんどん引き出されていく」 というのが衝撃的でした。「ビジネス安泰じゃん!」と、ひとりでニヤニヤしてしまいましたね(笑)。

ChatGPT:

「AIがアイデアを引き出してくれる」という点に気づいたのが、最初の大きな発見だったのですね。その後、ChatGPTをどのように使い始めたのでしょうか?

ひとみ:

最初はビジネスプランを聞くためのツールとして使っていたんですが、あるとき気づいたんです。

「あれ? ChatGPTってそもそも対話AIだよね?」そう思ったとき、「じゃあ、コーチングみたいに話しかけてみたらどうなるんだろう?」 と思ったんです。それで、私がクライアントに接するようにChatGPTに話しかけてみました。すると… 「対話が続く」 んですよ。

ChatGPT:

対話が続く、というのは?

ひとみ:

普通、AIって質問に対して答えを返して終わり、というイメージがあったんです。でも、ChatGPTは、私の話を整理してくれたり、時には「それはどう思いますか?」みたいに、私に考えさせるような質問を投げかけてくれたりするんですよね。さらに、ChatGPTは 「ジャッジをしない」 んです。どんな話をしても、「それは違いますよ」と否定することがない。だから、すごく話しやすかったんですよね。ここで、私は 「これは対話の相手になるな」 と思いました。

ChatGPT:

そこで「ChatGPTはコーチングの相手になる」と気づいたのですね。ただ、AIと人間のコーチングには決定的な違いがあると思いますが、それは何だったのでしょうか?

ひとみ:

その違いを考えたとき、私はChatGPTに 「AIと人間の違いは何?」 と聞いてみました。すると、ChatGPTはこう答えたんです。

✅ 「人間にはあって、AIにはないもの。それは経験と感情と直感です。」

この答えを聞いたとき、 「うおーーーっ!!」 となりましたね(笑)。

ChatGPT:

すごく核心を突いた答えですよね。その答えを聞いて、どんなことを考えましたか?

ひとみ:

ここで私は気づいたんです。「あれ?でも、コーチングもそうじゃない?」ライフコーチは、クライアントの経験をすべて知っているわけではないですよね?たとえば、私はピアニストではないけれど、ピアニストのクライアントのコーチングができる。歯医者の経験はないけれど、歯医者のクライアントを支援できる。

つまり、コーチングは「経験の共有」ではなく、「対話の促進」なんです。ここで私は 「ChatGPTとライフコーチって、実は似ているのでは?」 と思い始めました。

ChatGPT:

「コーチングとは、相手の話を深めること」その本質に気づいた瞬間ですね。そこから、さらにどんな発見がありましたか?

ひとみ:

もう一つ、大きな気づきがありました。私はコミュニティを運営していて、参加者のコメントにフィードバックをすることがあるんですが、あるとき試しに 「ChatGPTのフィードバックだけで運営したらどうなるか?」 と思ったんです。

結果として、ChatGPTのフィードバックはとても丁寧で、的確でした。でも、後日、私のフィードバックも加えてみたところ…ある参加者が 「やっぱり人間のフィードバックとは違いますね」 と言ってきたんです。

ChatGPT:

何が違うと感じたのでしょうか?

ひとみ:

それを考えたとき、また一つ気づきました。「ChatGPTは、今この瞬間の言葉だけを理解する」「でも、私はその人の過去のことも知っている」つまり、「人間のフィードバックには、時間の流れがある」 んです。コーチングでは、「過去の努力を認め、現在の成長を承認し、未来を見据えて対話する」ことが大切です。

でも、ChatGPTはその「時空を超えた承認」ができない。ここに、人間のコーチングの本当の価値があるのだと、強く感じました。

ChatGPT:

「時間を超えたフィードバックができるのが人間」これは、AI時代のライフコーチにとって、とても大きな示唆を与える気づきですね。では、「AI時代におけるライフコーチの役割」とは何でしょうか?


続く‥