過去はないことにして、新しい自分になろう。

 今年最初の1D1U Campは、まだ4日目なのですが、今回皆さんのコメント欄が長くて、(笑)もう15日目くらいにBeyondしてしまった感覚です。
 私もBeyondというテーマで、何を語りだすのか、自分の口から出てくることを楽しんでいるのですが、「Beyond」が単に「今までと違う自分の選択や行動をすること」ということではなく、「自分を超えることがBeyondである」という定義が早くも出てきました。その名も「Beyondブロック」です。

 さて、今日はどんなBeyond ブロックが崩れ落ちたのでしょうか?
 セッション10分目くらいで、突然フォーカスチェンジが起こりました。

 最近のクライアントさんは、イメージチェンジのコンサルも受けていて、今までの自分と違う服やインテリアに変化し、どんどん新しい自分に生まれ変わっているようです。
 一方で、仕事のことについてBeyondのアイデアが出てこないようでした。話を聴いて、フィードバックしました。

「あ、今までの延長線上で考えているから、なかなかアイデアが出てこないんですよ。過去のことはすべて忘れて、ゼロのところから考えることですね。まず、『・・・・をつくる』と決めて、そのための情報収集のところから始めればいいんですよ」



 私がマクドナルドからアパレルへ転職し、1年半もセールスが上がらずもがいていたのは、「過去の成功体験にしがみついていた」からです。社長から「マクドナルドのことはすべて忘れてください」と言われた瞬間から変わり始めました。

 「何もなかったことにする」のです。インテリアや服に関しては、それだからどんどん選べるのでしょう。モノを捨てて、新しいものにすることは、割と楽しくできることです。
 こだわりが、Beyondを妨げます。明日から、まったく新しい自分に生まれ変われるとしたら、なにをしはじめるでしょうか?

 しかし、精神的なところで「過去を捨てる」ということは、あまり考えないことかもしれません。「無の境地」というタイトルで、2週間前のメルマガにも「ゼロ」について書きましたが、やはり、自分が今、その状況でないと、気づけないものです。