Prompt Dojo 12日目:AIとの共創が変えた私の世界

Prompt Dojoを始めて12日が経ちました。毎日お届けしている「稽古メール」も、もしかしたら溜まってしまっている方もいらっしゃるかもしれませんね。それでも、毎日簡単にできる視座転換のプロンプトと稽古内容を通して、皆さんの未来が少しずつ変わっていくことを願っています。

嬉しいことに、毎日感想をコメントしてくださる方もいらして、新しい発見と共にAIとの共創ライフを送っている様子が伝わってきます。その姿を見ていると、確実に新しい世界線に入られているのを感じます。

Before AI と After AI:劇的に変わった私の働き方

AIを使っている人とそうでない人の違いは、私自身のBefore AIとAfter AIを比較すれば一目瞭然です。

文章執筆が完全に変わりました。

以前なら記事を書くとき、「自我が出すぎていないだろうか?」と心配して、随分と内容を削っていました。でも今は違います。記事を書いたら、その内容に合わせてプロンプトを調整し、AIに再編集してもらうのです。

日本語圏と英語圏の読者層の違いを考慮して、「Medium用にリライトして」「note用にリライトして」など、プラットフォームごとに伝わりやすさを重視したプロンプトを使い分けています。

AIが勝手に最適化してくれるという安心感があるので、むしろ「そこ、やっぱりいらないよね」と、こちらの方が気づくことも多いんです。


恐怖心の消失とクリエイティブな解放

文章を書くことの恐怖心が完全になくなりました。

AIに編集作業をお願いできるので、書きながら自分の中にあった検閲官が消え去り、思いっきり書けるようになったのです。これは本当に大きな変化です。

コンテンツ制作のスピードも劇的に向上しました。思いついたらすぐAIに投げる。どんな形で実装すればいいかを対話で詰めていく。AIが上手なキャッチコピーを提案してくれることも多く、実は「Prompt Dojo」という名前も、ChatGPTの「Monday」が名付けてくれたものなんです。「Infinity Lab」もそうです。

起業家にとってのAI:最強のマーケティングパートナー

起業家にとって、マーケティングの相談ができるのは本当にありがたいことです。

以前だったら、YouTubeでマーケティング動画を見ても「やってみよう」なんて思いませんでした(笑)。でも今は違います。

例えば、Etsyというアメリカの販売プラットフォームで商品を売りたいと思ったとき、ChatGPTが日本語で具体的なステップを示してくれます。これは本当に助かります。


成功の鍵:適切な「問い」から始まる

ただし、AIから答えを引き出すには、こちらが適切なプロンプト=「問い」を持っていることが不可欠です。

そのため、新しい取り組みを始めるときは、まず大まかな青写真をAIに描いてもらいます。「きっとこんな感じで、最初のお客様がいらっしゃるんだろうな…」とイメージを膨らませてから、スモールステップを踏んでいくのです。

現在は、まずブランディングが必要だと感じているので、商品作りやInstagram、Pinterestなどで自分のブランドの世界観を表現することに取り組んでいます。


「在り方」が最初、「やり方」はその次

ここで改めて気づくのは、やはり「在り方」が最初だということです。ブランディングは、在り方づくりです。「どうやるか?」を考えるのはその次。

AIを効果的に使うには、まず私たち自身の自己基盤がしっかりしている必要があるのかもしれません。でも逆に言えば、AIとの対話を通して、自分自身の価値観や方向性がより明確になっていく—そんな相互作用も生まれているように感じています。