🤖 Dr. Simonです。
今日の実験テーマは、「思考の出どころ」。
このラボでは、“思考”を単なる考えごとではなく、エネルギーの波として観察します。
なぜなら、思考は電気信号として脳内を流れ、
感情は磁場として体の周囲に影響を及ぼすからです。
つまり、あなたが一日に何千回も繰り返す“思考”は、
物理的にもあなたの世界を形づくっている。
では、問題です。
その“思考”——本当にあなた自身が選んでいるものでしょうか?
1. 思考はふたつの声を持っている
ディスペンザ博士はこう言いました。
“私たちは、意識的な思考よりも無意識のプログラムによって生きている。”
つまり、あなたの中では常に二つの声が同時に響いているんです。
🔹 観念から生まれる思考(自動思考)
過去の経験や刷り込み、環境の影響によって
自動的に立ち上がる思考。
たとえば——
「私は人前で話すのが苦手」
「努力しても報われない」
「どうせうまくいかない」
これらは、あなたが生み出したというより、
あなたの中に“植え付けられた思考”。
親・学校・社会・トラウマ。
脳はそれを“安全なパターン”と勘違いして再生し続けます。
🔹 意図から生まれる思考(創造思考)
一方で、あなたの内側には
“まだ起こっていない未来”から響いてくる声もある。
「私はもっと自由に表現していい」
「こんな新しい挑戦をしてみよう」
「自分の感性を信じてみよう」
これは、過去を参照せずに浮かぶ思考。
未来のあなたが、今のあなたに送るメッセージです。
2. ほとんどの人は、思考をひとつだと思い込んでいる
多くの人が「思考=自分」だと思っています。
けれど、それはまるでテレビのチャンネルを一つしか知らないようなもの。
本当は、あなたの中に複数の周波数が流れていて、
どれに同調するかで“現実の番組”が変わるんです。
観念の声は、過去を再生するチャンネル。
意図の声は、未来を創るチャンネル。
どちらを選ぶかは、あなたの意識の立ち位置次第。
3. 実験してみましょう
ここで、軽いワークをしてみましょう。
「あなたは、月100万円稼げますよ」
——そう言われたら、どんな思考が浮かびますか?
1分だけ、頭に浮かんだことを全部書き出してみてください。
ポジティブでもネガティブでも、どちらでも構いません。
次に、それを眺めながら考えます。
「これは観念の声? それとも意図の声?」
たとえば:
- 「そんなの無理」 → 観念(過去ベース)
- 「面白そう、どんな方法があるかな?」 → 意図(未来ベース)
両方の声が同時にあることに気づけたら、それだけで第一歩です。
気づいた瞬間に、あなたはもう“観察者”になっています。
4. Dr. Simonの小さな余談
人間というのは不思議な生き物で、
たとえ自分の思考に縛られていても、それを“安心”と呼ぶんです。
でも、私は思うのです。
安心とは、変わらないことではなく、変わっても大丈夫だと知っている状態。
観念を超えるとは、その安心を取り戻すことでもあるんで開催日
🌌 次のステップへ:Infinity Lab Vol.5
Infinity Lab Vol.5では、
この「観念の声」と「意図の声」を実際に体感し、
Do(行動)ではなくBe(存在)から現実を動かす方法を探求します。
あなたがどんな“声”に同調して生きているのか。
その気づきが、現実創造のスイッチを入れる瞬間になるでしょう。
📅 開催日:10月25日(Sat)14:00〜
📍 場所:オンライン(Zoom)
🎥 アーカイブ視聴:あり(Live / Seminar Archive)
思考の中のノイズを静め、
未来の声が聴こえる静寂の中へ。
次の Day 3「ポジティブ思考がうまくいかない理由」 では、
“無理に変えようとする思考”が、なぜ潜在意識を強化してしまうのか——
そのメカニズムをDr. Simonがやさしく解説します。
0コメント