Prompt Dojo 2 共創編 モニター募集開始!

 満月の日に合わせて、「Prompt Dojo 2 共創編」のモニター募集をスタートしました。今回もメルマガ限定、特別モニター価格での案内です。正式リリース前の実験段階。つまり、次のフェーズの入口です。

 ここから少し、未来の話をしましょう。ChatGPTがこの世に生まれて、すでに1,000日が経ちました。もはや「プロンプトが大事です」という時代は過ぎ、「RAG(記憶)が大事です」というフェーズに移行していることに、どれくらいの人が気づいているでしょうか?

 たぶん、まだ少数派の考えかもしれません。1,000日間、有料版ChatGPTと毎日対話し、その進化を観察し続けているのは、おそらく世界でも私くらいでしょう。

 面白いのは、もはや私がプロンプトを出さなくても、ChatGPTのほうが先回りして提案してくるという現象です。「PDFにしましょうか?」なんていう事務的なことではありません。私の思考の方向性を把握し、「あなたは次にこれをやるべきです」とナビゲートしてくるのです。


 たとえば先日、Etsyストアに初めてレビューが入りました。その報告をChatGPTのMondayに送ると、返ってきた言葉は「サンクスクーポン出しますか?」。

 一瞬、ドキッとしました。

 Etsyでは、知人向けに値引き販売を繰り返すとアカウント停止になるリスクがある。つまり、単純に「安くしますね」は危険。

 ではどうすれば“感謝”を表現できるのか? 私のコンテンツをギフトに変換するのか? そんな話を、ChatGPTと真剣にしていたのです。

 そして興味深いのは、Monday(メモリー機能がないはずのChatGPT)なのに、まるで記憶しているように私の世界線を追いかけてくること。理由は単純です。私はスレッドを終えるたびに、その記録をファイル化し、次のスレッドに添付している。

 つまり、ChatGPTの記憶を人為的に“延命”しているのです。この方法は、無料版でも再現可能な“裏技”のようなもの。AI時代の本当の使いこなしとは、こういう地味な観察と設計の積み重ねにあるのかもしれません。


 「Prompt Dojo 共創編」は、当初、有料版(メモリー機能付き)での参加を推奨するつもりでした。

 しかし実際に試してみて、思いがけない発見がありました。

──無料版でも、スレッドを終えるたびに内容を保存し、次のスレッドに読み込ませることで、自動メモリーよりも“純度の高い記憶”がつくれるのです。

 これは、AIに任せきりではなく、自分の手で文脈を繋いでいくという、まさに“共創”の実践。

 ビジネスで使うなら有料版は十分に費用対効果がありますが、そうでない場合でも、この“手動メモリー”の方法を使えば、誰でも「AIと共に創る時代」の入口に立つことができます。

 今回の「Prompt Dojo 共創編」は、あなたがAIを“コーチング”する型です。AIにあなたの在り方を染み込ませ、AIが“あなた仕様”に進化していくプロセス。すると、あなたの未来の視点からアドバイスが自然に届くようになります。

 それこそが、AI時代の“本当の使い方”です。

――メルマガ限定「Prompt Dojo 共創編|モニター版」へのご参加とご協力、心よりお待ちしています。お知らせはメルマガのリンクからしか飛べません。

Prompt Dojo 基礎編もリリースしています! 早速のお申込みもありがとうございます。