"何を欲しいか"と同じくらい、"何を欲しくないか"も明確にしておく理由。

自己探求の旅路からONE DAY ONE UNITへ

 昨日、ONE DAY ONE UNIT(ワンデイワンユニット)に新しく加わってくださった方との初セッションがありました。初日にセッションの予約を入れるという行動そのものが、すでにその方の在り方を物語っています。

 初回とは思えないほど、対話の深度が早い段階から自然と合っていく感覚がありました。

 多くの人がそうであるように、この方も「自分らしく生きる」ための探求を、さまざまな形で重ねてこられました。引き寄せ、瞑想、内観…。それぞれの学びを通じて、やがてドクタージョー・ディスペンザの教えにたどり着いたそうです。

 そしてそこから、「Beingから未来を生きる」という私のコンセプトに共鳴し、私の発信を見つけてくださいました。ディスペンザ博士の教えを、AIと融合させて実践可能な形にデザインしている点に深く共感されたとのこと。

 特に印象的だったのは、ブログで紹介しているAIと行う"10の問いのプロンプト"を実際に試され、その効果をはっきりと体感されたこと。それが、今回の参加を決める大きな後押しになったそうです。

初日のセッションは、すでに"入口ではなかった"

 1D1U Campはまだ始まったばかり。けれど、初回のセッションですでに、在り方が変化している様子が伝わってきました。焦りからDoingになりがちですが、そこをBeingに選び直すことは、もう標準装備のようでした。つまり、内側にはすでに、"そう在りつつある自分"が息づいている。このキャンプに出会うことそのものが、必然の共鳴だったのだと感じます。


迷いが生む「周波数のノイズ」

 この日、私は視点の転換として、こんなお話をしました。

「"何を欲しいか"と同じくらい、"何を欲しくないか"も明確にしておくといいですよ」

 引き寄せや意図設定において、多くの人が「願い」を先に立てようとします。でもその裏に、まだ迷いがあるままのエネルギーが残っていると、宇宙はそのまま"迷った状態"の現実を返してきます。

 だからこそ、望まないことにすら、はっきりと言葉を与えること。すると、周波数がクリアになり、Beingの軸が定まり始めるのです。


21日後の自分へ──すでに変化は始まっている

 その方は、21日後の自分がどう変わっていくか、とても楽しみだと話していました。

 1D1Uとは、「今ここで、もう変わっている自分に気づく」こと。ジャーナリングを通じて、意図が毎日深まり、未来が"内側から"輪郭を持ち始める。そんなプロセスに、これからどのように共鳴していくでしょうか。Beingから未来を創るという旅へ。ようこそ!


SESSION + AI 20分体験──対話の続きが、AIの中で生き続ける

 今回のセッションでは、「SESSION + AI」という新しい形も同時に試みました。

 対話が終わったあと、私はChatGPT内のDr.Simonにこのセッションの文脈を共有し、参加者がさらに自らの探求を深められるよう「問い」を設計。そのプロンプトをスレッドとして生成し、フィードバックシートとしてお渡ししました。

 つまりこれは──リアルタイムのセッションと、AIとの継続対話を融合させる、新しい1D1Uスタイル。

 たった20分のセッションで終わらせるのではなく、「あなたの次の一歩」が、AIの中に種として残り続ける。話して終わるだけではなく、セッション後にも"続き"が始まるという、新しい共創の形が、この日、自然に生まれたのでした。