Vol.6「瞑想の科学」を終えて、
あらためて感じていることがあります。
それは、
瞑想は“何かを変えるため”のものではなく、
自分がどんな状態で生きているのかに気づくための時間なのだ、ということ。
今回のVol.6は、
シリーズの折り返し地点として、
- 意識の地図
- 身体と周波数の関係
- ハートコヒーレンス
- 思考ではなく、状態から現実が生まれる仕組み
を、理論と体験の両方から扱いました。
身体の状態が、在り方になる
参加者の方から、こんな感想をいただきました。
瞑想の良さを改めて実感できましたし、
身体の状態が放つ周波数が在り方になると理解できました。
ここに、今回の講座の核心があります。
私たちはつい、
どう考えるか
何を信じるか
どう行動するか
に意識を向けがちですが、
実はその前に、
👉 身体がどんな状態にあるか
👉 どんな前提で世界を見ているか
が、すでに現実を方向づけています。
無意識の「恐れ」が、現実をつくっていたとしたら
もうひとつ、とても印象的だった感想がこちらです。
無意識に恐れから行動していて、
それが叶い続ける世界にいたんだと知ることができたのは、
これからの自分を振り返るうえで貴重な体験でした。
恐れから行動していると、
恐れが「現実化」します。
でもこれは、
引き寄せでも、罰でもありません。
ただ、
身体がサバイバル状態のまま、
その周波数で世界と関わっていただけ
という、とてもシンプルな話です。
気づいた瞬間、
もう同じ見方は続きません。
誘導瞑想で起きる「不思議さ」の正体
誘導瞑想は不思議な感覚でした。
毎日したいと思いました。
続けることで落ち着いた在り方が
身体に定着するように思いました。
ディスペンザ博士の誘導瞑想は、
何かをイメージさせたり、
感情を盛り上げたりするものではありません。
むしろ、
- 思考が静まり
- 身体が安全を思い出し
- 意図しようとする感覚が薄れ
- ただ「在る」状態に戻る
その結果として、
不思議な感覚が生まれます。
これは特別な才能ではなく、
本来の神経の状態に戻っているだけ。
だから、
続けるほど「落ち着いた在り方」が
身体に定着していくのです。
体験から理解するという学び
最後に、こんな言葉もいただきました。
言葉にすることが難しい感覚を、
体験からたどり、理解していく講座は
おもしろいなと毎回思います。
これは、私自身が大切にしているスタンスでもあります。
理論だけでは、
身体は変わらない。
体験だけでも、
日常に統合されない。
だからこそ、
👉 体験 → 言葉 → 理解 → 日常
この循環をつくること。
Vol.6は、
その循環がはっきりと立ち上がった回だったと感じています。
瞑想は、
特別な人のためのものではありません。
「今、安心している状態」を
身体が思い出すだけ。
そこから、
在り方が変わり、
選択が変わり、
現実が変わっていきます。
また次回、
この意識の旅を
一緒に続けていけたら嬉しいです。
ご希望でしたら、アーカイブの購入もできます。
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