講座やレッスンのテキストを、何で作っていますか。
私は去年まで、60分のレッスンのために、半日かけてパワポを作っていました。2か月前からは、テキストをWebページで作っています。パワポは作っていません。
この記事では、パワポ・PDF・Web版の違いと、AIを使った講座テキストの作り方を、実際の手順で書きます。
講座資料は、パワポ・PDF・Web版のどれがいいか
パワポは、スライドしか残りません。解説は先生の口の中にあります。生徒があとで見返しても、何の話だったか思い出せません。
PDFは、解説まで書けます。でもスマホで読むと、拡大してはスクロールの繰り返しです。
Web版は、解説まで全部書けて、スマホでもPCでも読みやすい。URLを送れば届きます。
パワポは、話す人のための道具でした。Web版にして初めて、生徒がひとりで読める教科書になりました。
Web版の講座テキストの見本
言葉で説明するより、見てもらうほうが早いです。
▶︎ Web教科書の見本を見る
スマホで開いてみてください。上から下へ読むだけで、1回分のレッスンが終わります。途中のワークは、その場で書き込めます。
この見本は、実際のレッスンの文字起こしからつくりました。作り方は後半に書きます。
講座テキストの作り方① AIと、レッスンの内容を考える
ふだんのレッスンのテキストは、こう作っています。
私には、傾聴力専用に作ったMyGPTがあります。まずそこで、前回のレッスンからのつながりを見ながら、今回何をやるかを一緒に考えます。
先日のテーマはフィードバックでした。
私は、相手にフィードバックする前に、いろいろと言葉を選んでいます。その自覚はありました。でも、どういう手順で選んでいるのかは、説明したことがありません。
そこで、言葉を選ぶときに自分の頭がどう動いているかを、一つずつ言葉にしてAIに伝えました。
これが最初のテキストになりました。
講座テキストの作り方② 読み返して、教わる順番に並べ直す
できたテキストを読んでみると、足りないところがありました。
言葉の選び方から始まっていたのです。でもその前に、相手の「前提」に気づけていなければ、選ぶ言葉がありません。
「そもそも前提に気づくこと」を、最初に入れました。
自分がやっていることを、初めての人が教わる順番に並べ直す。この作業を、AIと往復しながらやりました。
教える内容は私の中にあります。足りなかったのは、教わる側の順番でした。
## 講座テキストの作り方③ Webページにして公開する
完成したテキストを、AIにWebページにしてもらいます。
私はレンタルサーバーと独自ドメインを持っているので、そこに置いています。持っていない人でも、Netlifyのような無料のサービスで公開できます。ただ、講座を続けるなら、独自ドメインはあったほうがいいです。]
講座テキストの作り方④ 受講生への渡し方
講座用に、検索にかからない設定のブログを一つ作りました。レッスンが終わるたびに、記事を一本上げます。
記事に入れるのは3つです。
- テキスト(Web教科書)のURL
- レッスンの録画
- NotebookLMで作った、いろいろなまとめへのリンク
生徒はその記事を開けば、テキストを読み返せて、録画で確認できて、まとめで復習できます。
テキストがなくても、レッスンの録音から作れる
冒頭の見本は、別の作り方をしました。
60分のレッスンを録音し、文字にして、AIに渡しました。何を残すか、何を伏せるか、どの順番で見せるかは私が決めています。受講生が実際に口にした悩みから始まるテキストになりました。
これは、やってみて気づいたことです。
講師の多くは、整ったテキストを持っていません。持っているのは、毎回話している内容です。それを録音しておけば、テキストの材料はもう揃っています。
パワポをやめて変わったこと
準備は、半日から大きく減りました。
テキストに解説まで書いてあるので、授業中に私が説明を足すことも減りました。そのぶん、生徒の話を聴いています。
生徒の手元には、ひとりで読める教科書が残ります。
教材を作る時間が減って、教える時間の質が上がりました。
講座テキストのWeb化を、制作でお受けしています
「自分の講座でもやりたいけれど、Webページは作れない」という方へ。
講座1回分の内容を、スマホでも読みやすい1ページのWeb教科書にします。テキストやPDFからでも、レッスンの録音からでもつくれます。制作は約1週間、39,000円~。
完成した1ページをひな型にして、2回目以降はAIと一緒にご自身で作れます。
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