1D1U 20分セッションで、お子さんの自由研究を考えるというセッションがありました。しかし、相手はやらされている感が出ると、やろうとしないところがあるのでどうしたものか? と、アイデアが出ては消えて、を繰り返しているようです。
ただ、とても絵を描くのが好きなようで、毎日のように作品は残しているようです。そこにテーマを与えてこれを夏休みの自由研究にしなさいというのは、なかなか動いてくれないと状態。
旦那さんが、お子さんがある作品を作ったときに、「これでいいんじゃないのか?自由研究」と言ったそうです。でも、クライントさんとしては、保留のようでした。
私はその話を聴いたときに、『トイストーリー4』の「フォーキー」のことを思い出しました。なんだか寄せ集めで自然にできてしまった手作りのおもちゃに、ボニーは「フォーキー」と名付けました。最初からフォーキーを作ろうとしていたのではありません。結果的にフォーキーになった。その感じを提案をしてみました。
「いろいろな作品をまとめて、Art Bookと名付けたらどうでしょうか? クリエーターの人たちのインスピレーションソースになる本ができると思いますよ! 私も欲しいです」と。
クライアントさん、まったく考えていなかった視点のようで、驚かれていました。実際のところ、私の考え方は、そちらの方が自然です。初めからテーマを決めて作り上げるよりも、できたものに名前を後からつけるタイプです。マインドマップも、枝から派生できず、ばらばらのものを後でカテゴライズしてまとめます。クライアントさんにとっては、180度逆の視点でした。リバースフォーカスです。
しかしその後、お子さんはやらされている感がそれでも出ているようですが。自由なアーティストには、このテーマもそっと秘密にしておいて、編集者が編集してあげればいいのです。
私も勝手に編集してくれる編集者が欲しい!(笑)
0コメント