人の手を借りて限界突破する。

 あるクライアントさんが自分の体験を元に、小説を書こうとしています。以前に書き物系の講座にも通っていたこともありましたし、長年の夢でありました。なかなか、書こうと思っては止まり、ブログもいろいろと書いていたけれど、小説を書こうというところまでは及ばず。それよりも他の悩みも発生して、なかなか着手できませんでした。しかし、前回の90日コーチングでひと段落できたことで、2020年は是非とも、自力でできるところまでの夢は叶えるべく、私が編集者の人の役割も兼ねたようなセッションを毎週30分することになったのです。

 これがなかなかいい調子です! 私が英会話の先生に「作業の相手」になってもらっているような形で手伝っています。だから、アイデアもどんどん言います。映画好きな趣味を生かして、クライアントさんと楽しんでいます。

 それにしても、編集者がつくと本当に見違えますね。クライアントさんもきっと、「私こんなのも書けるんだ!」と思われているんじゃないかと思います。今まで書いていたブログとテイストが全く違う! 書きながら、急に登場人物の名前が思い浮かんだりするそうなのです。(笑)

 私もクライアントさんの書かれた原稿を一緒に読みながら、映像が見えてきました。「そこはあたかも自然に、その人物に聞いてしまうような、そういう自分が気になるモノが目に入ってくるような、描写をいれたら?」と。いくつか伏線モチーフが思い浮かびました。

 その日のうちに、クライアントさんもアイデアがまとまったようで、その夜にはそのシーンの原稿が送られてきました。いい感じです!

 周りの人にも宣言して、「今年の半ばまでにKindleデビューします」と発表も済ませたようです。今まで生きてきた中では、こんなことなかったようですが! 

 ただいま、1D1U 12th Camp in Zeroの中で「人の手を借りて限界突破する」という話もしています。まさに、クライアントさんは人に相談することも重く感じていましたから、自分の中の境界線を越えただけで、こうも世界が変わってくるのか! ということを、今体験中ですね。

 このやり取りが、仕事にもいい影響のようで、もう無意味なネットサーフィンをすることなく、小説のために必要なことをリサーチしたり、ロケハンをしたりする日々のよう。隙間時間にスマホで執筆。私も気づけば、次の原稿を楽しみに待っているではないですか! だって、私もそのうち出てきますから。(笑)