最近、田中敦彦さんのYouTubeを視聴しているので、以下の動画も視聴してみました。
すると、なんとDaiGoさんが「オーディオブック」での勉強法について話されていました!(13分あたりから)
★以下文字起こし
「人から聴いた話ってしゃべれるじゃないですか。本で読んだ話って、そんなに流暢にしゃべれる人っていないですけど、だからずっとオーディオブックを聴くと、論理構造ごと頭に入るんですね。だから説得力を持った文章の組み立てが自動でできるようになって…」
「新しい概念を聴かせるときには、実は相手がギリギリついてこれるレベルの早口にしたほうがいいという研究が実は出ているんです。ヒトラーとか、独裁者たちが好んで使った方法なんです。理由としては人間は入ってくる情報を処理して、自分で判断をして、行動をするんですけど、話がバーッと早いと、ついていくのが精いっぱいになっちゃうんですよ。判断力を奪う話し方なんです」
「具体的にトレーニングとしては、オーディオブックを何回か聴いて、大体本を頭に入れるじゃないですか、入れたらそれを2倍速、3倍速、最大で6倍くらいまで聴けるんです。それでずっと聴き続けるんですよ。ただ、5倍突破すると面白い現象がおきて、3倍くらいはギリギリ聴けるんです。ところが、4、5倍くらいになると、もうすべての単語が聴き取れないんです。人間が情報を頭に入れようと思ったら、アウトプットしないとだめなんです。見るだけだとはいらないから、説明したりとか、穴埋め問題を解いたりとかして、頭に入れるんですけど、全部聞き取らないと、自動で文章が穴埋め状態になるわけですよ。前後の単語だけが入ってくると。何回か聞いて頭に入れたら、5,6倍速まで上げると、穴あき問題をずっと解いている状態になるんで、そうすると文章が丸ごと頭に入って、実際に使わなくちゃいけないときに、こうしてすらすら出てくるんです」
『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』を連日でオーディオブックで聴いてみて、明らかに目で読書するときと、記憶の入り方が違う感じがしました。傾聴の仕事をしているのもあり、音ごと頭に残りやすく、耳で聴いたとおりに言葉に再現しやすい感じがしたのです。この本について、3人のクライアントさんに説明する機会がありましたが、自分でも流暢に説明できた感触がしました。ですので、DaiGoさんがおっしゃるとおり、「論理構造ごとはいる」という感じ、わかる気がします。私で言えば、セッションで話したことをブログに記事化するときには、セッションで聴いた感じが論理構造ごと残っているので、アウトプットするときに、案外スムーズに書けるという現象が起きていたんでしょうね。
せっかく、人間にはいろいろな感覚があるのですから、すべての五感を最大限に生かして、効率よくインプット&アウトプットができるといいですよね。
それで私も速聴に挑戦してみました。Audibleの最大は3.5倍速。聴いてみましたが、まるでわかりません!(笑) 2.7倍速までがギリギリ理解できる感じでした。
ちなみに『嫌われる勇気』を2倍速で聴いてみたところ、やはり前回聴いていたときの感触が残っているのを感じました。オーディオブックが習慣になると、もっと脳内が活性化されそうです。そして、しゃべりもうまくなりたいので、一石二鳥なんじゃないかと思えました。オーディオブック、素晴らしいツールです!
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