限界突破するには、人からのサジェストに乗る。

 私のクライアントさんはリピーターの方々多く、皆さん「問題がない」状態にまでたどり着いており、ブログもいつしか「Problems」のことについて書く必要がなくなってしまいました。(笑)私も17年間コーチングを受け続けていますが、はじめから問題がない方だったと思います。だからコーチをはじめたころ、「問題がある」人たちばかりで、「???」と思っていたほどです。翻ってそこに共感的理解を示すことが、私の課題になりましたが。

 
 長い間セッションを重ねてくると、リピータの方は口を揃えておっしゃいます。「特にセッションのテーマがないんです」と。だって、昔は問題をセッションのテーマにしていたからですね。

 昨日のクライアントさんは、とうとう気づいてしまったようで、「セッションも流れに任せてしまったほうがよさそうですね。自分では気づかない成長に必要な課題が、きっと見つかりそうです」と言いました。

 それで出てきた問題は、(笑)「限界突破できていないことがある」でした。というか、ほとんどの方がそこに来ています。自分の考えうる限界のところまではできても、それ以上の世界となると、自分でも想像したことがないから、どうやって抜けるかも全く想像もつかないものなのです。ずっと自分のアルゴリズムの中でうろうろしている状態です。

 「ということは、人からのサジェストに乗ってしまったほうがいいですよね」と、またクライアントさんが気づきました。

 そう考えてみると、私の変化は「人からのサジェスト」を素直に受け取ったことで起きていることばかりです。みんなそこが欲しいのではないでしょうか?

 そして、人からのサジェストで集まった私のアルゴリズムは、意外なものがポンと出てくるようになっているのかもしれません。だから人にもとんでも提案ができるのでしょう。

 限界突破するには、人からのサジェストに乗ること。簡単です。しかし、簡単に「苦手です」と言うのはナンセンス。だってやったことないのだから、苦手認定できないはずです。やってみてから、「苦手でした」というほうがカッコイイと思います。

 壁は自分の中の苦手認定にあったようですね。自分に必要なサジェストしか来ないですから、とりあえずやってみることです。