断れないことについて。

 「断れないことについて」というテーマのセッションでした。断っても「お願い」と言われるようなのです。すでに役を持っていらっしゃるようなのですが、その役をやっているなら、これもやらなくちゃダメなのよ、と決定された感が、嫌な気持ちを生み、本当にやりたくないようです。(笑)

 断ることが出来ないことに関しては、「断り続けることがいけないこと。押しつけられている感じだから」とおっしゃっていました。自分がやりたいかどうかよりも、断ることに関してのイメージが自分を締めつけているような感じです。

 仮にいやいやながら引き受けた場合、「あんた、嫌っていったよね」と上のひとに言われ、「へへへ」と笑いながらごまかしては、結局自分の首を絞めるという悪循環に陥ることがいつものパターンのようでした。


「断ればいいだけですよ」

「そうなんですけど、それができないー!断って嫌味を言われるのもいやだし。だけど、ヘヘヘとそこで笑って、結局は自分の首を絞めているんです」(しばし、クライアントさんの話が続く)

「私だったらそれ断ると思うんですよね。時間があっても」

「そうでしょうね」

「もし、私のメンターの金井さんだったら、って考えても、断るでしょうね」

「あー」

「会合へ行って、自分と空気が合わないと感じたら、名刺交換でも『名刺忘れました』と言って、すぐに帰ってしまうという知人の話しも聞いたことがありますよ。つまり、断れる人は、自分のやるべきことが分かっているということです。そうなると、頼まれることと言えば、その人しかできないことに段々なっていくんですよ。自分を知るプロセスのなかには、『断っていく』というようなことも必要なんです。そこで、『時間があるから引き受けないと悪いかな』とも思っていません。だんだん、自分にしか頼まれないことになっていくために、何をするかを選択していくことは、必要なことなんですよ。断ってください。(笑)」

「はい(笑)」

 自分にしかできないことを極めていくプロセスの中には、色々なことがあるものです。地雷を踏んでしまうことも沢山あります。断ると言うとネガティブな印象の言葉ですが、「選ぶ」となると、ニュートラルです。ニュートラルに選んでいけばいいのです。自分の人生に必要かどうか。そのうち、頼まれることは、自分にふさわしいことばかりになっていくのです。

 クライアントさんは、これから「断ること」が多くなる季節に入っていくのかもしれませんが、自分にしかできないことを磨く時間を作るために必要なこと。ゴールをイメージして、やらないことを決めていくことが大切だと思います。「時間=命」大切に使いたいものです。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

あなたにしかできないことは何ですか?

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