あるクライアントさんから、誘いを断るか、断らないか、葛藤をしているので、そんなとき、どんな見解をして選択していけばいいか? メールを頂きました。
□■□■□■□■□
▽クライアントさん
知人から、ある会合の誘いがきました。
その人とは、前日も会うので、誘われたけど、でも…、と思ってしまいました。
知人は、人と会うのが好きで、私は真逆の立場にいるのですが…。
そのときはノリで「いいよー」と言ってしまったのですが、
この流れには乗るべきなのでしょうか?
個人的には、今抱えている仕事をこなした方が、はるかに有益なのですが。
堀口さんの見解など、もしよかったらお聞かせ頂けると嬉しいです。
□■□■□■□■□
▽私の返信
迷ったときは、誘われたときの感情を味わってみてから、
自分が心地よい方を選ぶとよいです。
□■□■□■□■□
▽クライアントさん
冷静に考えると「時間もったいないよなー」と一瞬は考えたのですが、
誘われた瞬間は「いい機会だし行ってみるか」だったので、
このまま行くことにします、一日つぶれるわけではないですし。
□■□■□■□■□
こういった葛藤は、私も身に覚えがあります。何かが邪魔して、行ったらいいのに、断ろうとしている自分がいる。そして、スケジュール帳を見ると、やはり平気だったりして…。
こういうときは、ニュートラルに考えてみればいいのです。反射的に「ヤダ」と思ったから断るというよりも、「何で、断ろうとしているの?」と、抵抗している自分に聴いてみるのです。
今、クライアントさんに、コーチングで変化したストーリーを書いて頂いていますが、あるクライアントさんは、現実の問題と葛藤をしているシーンが多くあります。
その中の1つの葛藤です。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
2012年春、今度は、別の知り合いから、仕事の依頼を頂いた。やりたいと思っていたので驚いた。単発の仕事なので、副業でもできる仕事だった。
話を聞くと、飛行機で出張するほど遠く、結構大がかりなものだった。
簡単だったら、即答だったのに…と残念に感じながら、「本業が忙しくて、休めるか分からないです…」と断った。
しかし、手帳を見ると、明日から3連休をもらっている。
なぜ、すぐに断ったのだろうか? しかも、日程調節ができるかもしれない。
少しして、「やっぱり検討します。詳細資料を見てから返答してもいいですか?」と反射的に連絡していた。
でも、届いた資料を見ながら不安が襲ってきて、どうしようか…と固まった。期待に答えられるかな…。迷惑がかかったらどうしよう…。なんだか自分を信じていないな。
今までなら、不安で断っているが、今回はまず、正直な気持ちをメールした。
「やりたい気持ちはあるのですが、期待に答えられるか不安です」と。
すると、「それでは、受けてくださるということでよろしいでしょうか?」と返事がきた。
自分の気持ちを伝えて相談してみることが、こういうことなのかと腑に落ちた瞬間だった。私の中では、断るか、受けるか、の2択しか用意がなかったので、相談してみるという発想がなかったのだ。自分を恐怖に追い詰めている思考が一つ見えた。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
どうでしょうか。
クライアントさんは、資料などを取り寄せてから、やっぱり正直な気持ちに立ち戻ってみて、相手に相談することで、決断できたようでした。
決断の結果、「自分ができる精いっぱいのことをやりつくせばいい」と思え、今まで感じたことのない感触を得たれたようでした。
私は、こんな迷い方をしたことがありました。
私は、32歳までひとり旅をしたことがなくて、いつも誰かを誘わないといけないと思うくらい、旅行は2人以上で行くことが多い人でした。
なぜ、2人で行くのか? そんな理由は考えたことがなかったのですが、独立をして、自由な時間が多くなってくると、すぐ行きたいに応えるには、「ひとり」の選択を余儀なくされました。
私のコーチに「ひとり旅は?」と言われました。そのとき、「1人は、寂しいし、苦手なんです」と答えました。続けて、「1人で行ってくれば?」と背中を押されました。
そう言われてしまうと、意地になり(笑)行ってきましたが、今思えば、自分の「寂しい」と感じる感情を十分に味わう必要があったのだと、振り返ります。
その旅では、1人の夕食が寂しすぎて、涙が出てきたくらいです。今思うと、笑えてしまいますが。(笑)やはり、1人になることが、自分に必要だったようです。
それから4年後、逆のパターンを体験することになりました。面白い流れです。
ある場所へ、1人で行こうかなと考えているときに、知人から連絡が来て、「一緒に行きませんか?」と誘われました。1人で行こうと思っているのだから、断ろうと一瞬思いましたが、折角誘って下さっているのに、断るのも変だなと思って、何故、そう思うのか? 自分の心に聴いてみました。
すると、出てきたのは、「1人でも行きたいと思っているけれど、2人で行くバージョンも、違って面白いかもしれない。それに、最近、閉鎖的にしているので、そろそろ出てきなさいというメッセージかもしれない」という答えでした。
結果的に、2人で行くことでの面白さがたくさん見つかり、本当によかったのです。
以前の2人のときと、1人旅を沢山体験した後の私では、2人でいるときの楽しさに断然違いがあることを感じました。
まるで、奥座敷に入り込んでしまった私を、知人がやさしく手を差し伸べてくれたのではないかと思うくらい、必然の出来事だったと思えています。
つまり、断る理由、断らない理由、今、それが起きているのは、何かメッセージでもあるのだろうか? と、色々と考えてみて、心にしっくりくる方を決めてみたらいいのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、乗り越えられたことはなんですか?
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▽クライアントさん
知人から、ある会合の誘いがきました。
その人とは、前日も会うので、誘われたけど、でも…、と思ってしまいました。
知人は、人と会うのが好きで、私は真逆の立場にいるのですが…。
そのときはノリで「いいよー」と言ってしまったのですが、
この流れには乗るべきなのでしょうか?
個人的には、今抱えている仕事をこなした方が、はるかに有益なのですが。
堀口さんの見解など、もしよかったらお聞かせ頂けると嬉しいです。
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▽私の返信
迷ったときは、誘われたときの感情を味わってみてから、
自分が心地よい方を選ぶとよいです。
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▽クライアントさん
冷静に考えると「時間もったいないよなー」と一瞬は考えたのですが、
誘われた瞬間は「いい機会だし行ってみるか」だったので、
このまま行くことにします、一日つぶれるわけではないですし。
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こういった葛藤は、私も身に覚えがあります。何かが邪魔して、行ったらいいのに、断ろうとしている自分がいる。そして、スケジュール帳を見ると、やはり平気だったりして…。
こういうときは、ニュートラルに考えてみればいいのです。反射的に「ヤダ」と思ったから断るというよりも、「何で、断ろうとしているの?」と、抵抗している自分に聴いてみるのです。
今、クライアントさんに、コーチングで変化したストーリーを書いて頂いていますが、あるクライアントさんは、現実の問題と葛藤をしているシーンが多くあります。
その中の1つの葛藤です。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
2012年春、今度は、別の知り合いから、仕事の依頼を頂いた。やりたいと思っていたので驚いた。単発の仕事なので、副業でもできる仕事だった。
話を聞くと、飛行機で出張するほど遠く、結構大がかりなものだった。
簡単だったら、即答だったのに…と残念に感じながら、「本業が忙しくて、休めるか分からないです…」と断った。
しかし、手帳を見ると、明日から3連休をもらっている。
なぜ、すぐに断ったのだろうか? しかも、日程調節ができるかもしれない。
少しして、「やっぱり検討します。詳細資料を見てから返答してもいいですか?」と反射的に連絡していた。
でも、届いた資料を見ながら不安が襲ってきて、どうしようか…と固まった。期待に答えられるかな…。迷惑がかかったらどうしよう…。なんだか自分を信じていないな。
今までなら、不安で断っているが、今回はまず、正直な気持ちをメールした。
「やりたい気持ちはあるのですが、期待に答えられるか不安です」と。
すると、「それでは、受けてくださるということでよろしいでしょうか?」と返事がきた。
自分の気持ちを伝えて相談してみることが、こういうことなのかと腑に落ちた瞬間だった。私の中では、断るか、受けるか、の2択しか用意がなかったので、相談してみるという発想がなかったのだ。自分を恐怖に追い詰めている思考が一つ見えた。
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どうでしょうか。
クライアントさんは、資料などを取り寄せてから、やっぱり正直な気持ちに立ち戻ってみて、相手に相談することで、決断できたようでした。
決断の結果、「自分ができる精いっぱいのことをやりつくせばいい」と思え、今まで感じたことのない感触を得たれたようでした。
私は、こんな迷い方をしたことがありました。
私は、32歳までひとり旅をしたことがなくて、いつも誰かを誘わないといけないと思うくらい、旅行は2人以上で行くことが多い人でした。
なぜ、2人で行くのか? そんな理由は考えたことがなかったのですが、独立をして、自由な時間が多くなってくると、すぐ行きたいに応えるには、「ひとり」の選択を余儀なくされました。
私のコーチに「ひとり旅は?」と言われました。そのとき、「1人は、寂しいし、苦手なんです」と答えました。続けて、「1人で行ってくれば?」と背中を押されました。
そう言われてしまうと、意地になり(笑)行ってきましたが、今思えば、自分の「寂しい」と感じる感情を十分に味わう必要があったのだと、振り返ります。
その旅では、1人の夕食が寂しすぎて、涙が出てきたくらいです。今思うと、笑えてしまいますが。(笑)やはり、1人になることが、自分に必要だったようです。
それから4年後、逆のパターンを体験することになりました。面白い流れです。
ある場所へ、1人で行こうかなと考えているときに、知人から連絡が来て、「一緒に行きませんか?」と誘われました。1人で行こうと思っているのだから、断ろうと一瞬思いましたが、折角誘って下さっているのに、断るのも変だなと思って、何故、そう思うのか? 自分の心に聴いてみました。
すると、出てきたのは、「1人でも行きたいと思っているけれど、2人で行くバージョンも、違って面白いかもしれない。それに、最近、閉鎖的にしているので、そろそろ出てきなさいというメッセージかもしれない」という答えでした。
結果的に、2人で行くことでの面白さがたくさん見つかり、本当によかったのです。
以前の2人のときと、1人旅を沢山体験した後の私では、2人でいるときの楽しさに断然違いがあることを感じました。
まるで、奥座敷に入り込んでしまった私を、知人がやさしく手を差し伸べてくれたのではないかと思うくらい、必然の出来事だったと思えています。
つまり、断る理由、断らない理由、今、それが起きているのは、何かメッセージでもあるのだろうか? と、色々と考えてみて、心にしっくりくる方を決めてみたらいいのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、乗り越えられたことはなんですか?
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