個人事業主のクライアントさんです。「いつもビジネスの話よりも、コミュニケーションの話がテーマになりますよね」と笑いながらおっしゃいました。
今回、課題になったことは、「7人という人数では、場の空気が読めていないのかなと感じることがある」と言うことでした。
2,3人の場では、大丈夫なようですが、5人以上のミーティングになってくると、「ちゃんとできていたのかな? 他の人は意見が言いにくくなかったかな? 流れに即していなかったかな?」と、後から心配になるそうです。
どんな場面で、「心配」な気持ちになるのか、検証していくと、「言い方を心配しているのではなく、このタイミングでよかったのかな?」というところだそうです。
どんな時に、タイミングじゃなかったのか? と感じるのか。さらに具体的に見ていくと、相手と話すタイミングがかぶるとき、「先にどうぞ」と言われる。そうすると、邪魔しちゃったかな、空気読めていないかなと心配になるようでした。
私は、ふと感じたことがあったので言いました。「譲られることが多いというのは、もしかしたら、○○さん、一番年下なのでは? 日本人のメンタリティー的に、歳を気にするところあるでしょ」と。
すると、「言われてみれば、私が一番年下です。50代以上の方もいらっしゃいますし。でも、そうなると、年上に譲りますよね」と、返ってきたので、「年下の中に年上が1人いると、年上に譲るかもしれないけれど、年上が多い中で、年下が1人だと、年下に譲ることも多そうですよね」と、投げかけてみました。
もし、譲ってもらったら、ありがとうございます、ということ。そう、自分のあり方を決めておけば、いつでも余裕を持って対応できるのではないかという考え方に辿りつきました。
もうひとつのテーマへ進めました。クライアントさんは、同業者の方と、イベントを企画することもあるようです。 あるミーティングで、仲間の人たちに、「メールの設定は、マニュアルを見て各自でお願いします」と言ったら、マニュアルを読んでもいなのに、「教えてください!」と言ってきた人がいたそうで、イラッとしたようでした。
簡単に教えられることならよくても、説明に手間が掛かりそうなことになると、自分の心が狭くなる感じがしたそうです。
クライアントさんは、イラっとしたので、放置していたそうでしたが、別の人が、「それならば、転送するようにしましょうか」と、代替え案を出していたのを見て、自分もそう考えられるようになれたらいいのにと思ったようでした。
なぜ、代替え案が出てこなかったのか? 考えてみることにしました。ここで、シュチュエーションを変えて、クライアントさんに投げかけてみました。
「もし、お客様のクレームだったら、問題に対しての対応策を幾つか提案することはできそうなのでは?」と。
すると、「お客様、クライアントさんなら許すことができますね。同業でやっている人には、これくらいできるでしょ、と思ってしまう」という思い込みが出てきました。
ここで、「チームとは何か?」について、考えてみることにしました。自分の足りないところをフォローし合える仲間が集まっているという定義が出てきました。では、そのイラッとした人のいる意味を考えてみることにしました。
「事務的なことも苦手。だけれども、自店舗を6年経営できているのは、自分からしたら、すごいように思える。感覚で生きている。地図は読めないけど、こっちの感じがする、で進んで行ってしまう。『当日に教えてくれればいいから』というほど、柔軟性のあるタイプ。イベントの雰囲気を良くしてくれるし、計画を立てて考える人が多い中で、その人の存在意味がある」とおっしゃいました。
クライアントさんは、イラッと来たわりに、その方の特徴をとてもよく捉えていらっしゃいました。
つまり、もうひとつ突っ込んで考えるには、自分はこうだから、というのは置いておいて、相手視点で発想してみる。
きっと、転送を提案した人は、「あの人は、転送もありだろう」と思ったのでしょう。人によっては、転送よりも、自分のメールボックスにちゃんと届くようにしたいと思う人もいるでしょうから。
自分なら、こうしてくれると嬉しいのに、でも、相手によっては、迷惑な人もいるし…とか、こちらが、やり過ぎたようで、相手は苦痛に感じて、逃げてしまったりとか。どこに基準を合わせたらいいのか? 難しい問題です。
あるとき私は、「自分はこうして欲しいから」と、自分を基準にして想像するのには限界があるなと悟ったことがありました。
どうすれば、相手になりきって考えられるのか? 完全になりきるのは、無理かもしれませんが、私は、「奥ゆかしい」という言葉を自分に取り入れてみたとき、「わかった!」という感覚を得たことがあります。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
イラッとするタイプはどんな人ですか?
今回、課題になったことは、「7人という人数では、場の空気が読めていないのかなと感じることがある」と言うことでした。
2,3人の場では、大丈夫なようですが、5人以上のミーティングになってくると、「ちゃんとできていたのかな? 他の人は意見が言いにくくなかったかな? 流れに即していなかったかな?」と、後から心配になるそうです。
どんな場面で、「心配」な気持ちになるのか、検証していくと、「言い方を心配しているのではなく、このタイミングでよかったのかな?」というところだそうです。
どんな時に、タイミングじゃなかったのか? と感じるのか。さらに具体的に見ていくと、相手と話すタイミングがかぶるとき、「先にどうぞ」と言われる。そうすると、邪魔しちゃったかな、空気読めていないかなと心配になるようでした。
私は、ふと感じたことがあったので言いました。「譲られることが多いというのは、もしかしたら、○○さん、一番年下なのでは? 日本人のメンタリティー的に、歳を気にするところあるでしょ」と。
すると、「言われてみれば、私が一番年下です。50代以上の方もいらっしゃいますし。でも、そうなると、年上に譲りますよね」と、返ってきたので、「年下の中に年上が1人いると、年上に譲るかもしれないけれど、年上が多い中で、年下が1人だと、年下に譲ることも多そうですよね」と、投げかけてみました。
もし、譲ってもらったら、ありがとうございます、ということ。そう、自分のあり方を決めておけば、いつでも余裕を持って対応できるのではないかという考え方に辿りつきました。
もうひとつのテーマへ進めました。クライアントさんは、同業者の方と、イベントを企画することもあるようです。 あるミーティングで、仲間の人たちに、「メールの設定は、マニュアルを見て各自でお願いします」と言ったら、マニュアルを読んでもいなのに、「教えてください!」と言ってきた人がいたそうで、イラッとしたようでした。
簡単に教えられることならよくても、説明に手間が掛かりそうなことになると、自分の心が狭くなる感じがしたそうです。
クライアントさんは、イラっとしたので、放置していたそうでしたが、別の人が、「それならば、転送するようにしましょうか」と、代替え案を出していたのを見て、自分もそう考えられるようになれたらいいのにと思ったようでした。
なぜ、代替え案が出てこなかったのか? 考えてみることにしました。ここで、シュチュエーションを変えて、クライアントさんに投げかけてみました。
「もし、お客様のクレームだったら、問題に対しての対応策を幾つか提案することはできそうなのでは?」と。
すると、「お客様、クライアントさんなら許すことができますね。同業でやっている人には、これくらいできるでしょ、と思ってしまう」という思い込みが出てきました。
ここで、「チームとは何か?」について、考えてみることにしました。自分の足りないところをフォローし合える仲間が集まっているという定義が出てきました。では、そのイラッとした人のいる意味を考えてみることにしました。
「事務的なことも苦手。だけれども、自店舗を6年経営できているのは、自分からしたら、すごいように思える。感覚で生きている。地図は読めないけど、こっちの感じがする、で進んで行ってしまう。『当日に教えてくれればいいから』というほど、柔軟性のあるタイプ。イベントの雰囲気を良くしてくれるし、計画を立てて考える人が多い中で、その人の存在意味がある」とおっしゃいました。
クライアントさんは、イラッと来たわりに、その方の特徴をとてもよく捉えていらっしゃいました。
つまり、もうひとつ突っ込んで考えるには、自分はこうだから、というのは置いておいて、相手視点で発想してみる。
きっと、転送を提案した人は、「あの人は、転送もありだろう」と思ったのでしょう。人によっては、転送よりも、自分のメールボックスにちゃんと届くようにしたいと思う人もいるでしょうから。
自分なら、こうしてくれると嬉しいのに、でも、相手によっては、迷惑な人もいるし…とか、こちらが、やり過ぎたようで、相手は苦痛に感じて、逃げてしまったりとか。どこに基準を合わせたらいいのか? 難しい問題です。
あるとき私は、「自分はこうして欲しいから」と、自分を基準にして想像するのには限界があるなと悟ったことがありました。
どうすれば、相手になりきって考えられるのか? 完全になりきるのは、無理かもしれませんが、私は、「奥ゆかしい」という言葉を自分に取り入れてみたとき、「わかった!」という感覚を得たことがあります。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
イラッとするタイプはどんな人ですか?
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