いろんな人が、いろんなことを言う。全て受けるとキリがなく大変。打たれ強いわけではない。メンタル面を強く持つことについて考えてみたいというテーマでした。
転職ではないのですが、異動ということになって世界でも有名なある企業へ行くことになったそうです。大変なイメージもあり、周りに希望するひとがいなかったらしく、流れで「はい」ということに。20代後半の継続のクライアントさんで、2年目に入りますが、着々と成長をされている印象です。
その企業の人たちは、ある意味負けを知らない人たちで、何が正しいのかはないが、その人の理論を話してくる人が多いという印象を持ったそうです。クライアントさんは、そんな上司たちから仕事を振られるそうです。しかし、それら全部を聞いていたら、メンタル面が持たなくなってしまいそうなので、今では、ポイントを押さえて、ある意味聞き流す部分もつくっているとか。そのために、アンテナは立てておいて聴き、聴き終わったら、確認をするようにしているそうです。
私は、「メンタル面の強化」という言葉に引っ掛かりました。クライアントさんは、何かしらのダメージを受けているということです。つまり、ダメージというストレスから解き放たれる考え方が必要のように感じました。その辺りをさらに聴いてみると、「心ない言い方をする人や、感情的になる人のとき、どこまで受け止めるべきなのか? 困っている」ということが分かりました。
本当は話を遮って、「それは違うんじゃないですか?」とか「それは、あなたの仕事でしょ!」と言いたくもなると。でも、それは言えないので、あとから上司の機嫌が良さそうなタイミングを見計らって、返す言葉にも気を使っているそうです。「相手の機嫌を伺って」とか「上げ足とりにならない言い方で伝える」というのは、誰しも注意を払うところなのかもしれません。
ベストな状態は、その場で言えたほうがいいそうです。チームで仕事をしているわけですから、伝えることは、その都度伝えた方が仕事が速く済みそうですが…。でも、なかなか機嫌も伺わないとですよね。
そんな現状を聴いて、私は感じたことを伝えました。
「まあ、色々あったとしても、自分の聴き方が、聴いているんだけど聴いていない状態になってしまっていますね」と。
心ない言い方をできるだけ避けようとして、クライアントさんが聴きたいところだけ、耳を傾けているということです。悪く言えば、「避けている」わけです。実は、避けるほど、追い掛けてくるのではないでしょうか…。
転職ではないのですが、異動ということになって世界でも有名なある企業へ行くことになったそうです。大変なイメージもあり、周りに希望するひとがいなかったらしく、流れで「はい」ということに。20代後半の継続のクライアントさんで、2年目に入りますが、着々と成長をされている印象です。
その企業の人たちは、ある意味負けを知らない人たちで、何が正しいのかはないが、その人の理論を話してくる人が多いという印象を持ったそうです。クライアントさんは、そんな上司たちから仕事を振られるそうです。しかし、それら全部を聞いていたら、メンタル面が持たなくなってしまいそうなので、今では、ポイントを押さえて、ある意味聞き流す部分もつくっているとか。そのために、アンテナは立てておいて聴き、聴き終わったら、確認をするようにしているそうです。
私は、「メンタル面の強化」という言葉に引っ掛かりました。クライアントさんは、何かしらのダメージを受けているということです。つまり、ダメージというストレスから解き放たれる考え方が必要のように感じました。その辺りをさらに聴いてみると、「心ない言い方をする人や、感情的になる人のとき、どこまで受け止めるべきなのか? 困っている」ということが分かりました。
本当は話を遮って、「それは違うんじゃないですか?」とか「それは、あなたの仕事でしょ!」と言いたくもなると。でも、それは言えないので、あとから上司の機嫌が良さそうなタイミングを見計らって、返す言葉にも気を使っているそうです。「相手の機嫌を伺って」とか「上げ足とりにならない言い方で伝える」というのは、誰しも注意を払うところなのかもしれません。
ベストな状態は、その場で言えたほうがいいそうです。チームで仕事をしているわけですから、伝えることは、その都度伝えた方が仕事が速く済みそうですが…。でも、なかなか機嫌も伺わないとですよね。
そんな現状を聴いて、私は感じたことを伝えました。
「まあ、色々あったとしても、自分の聴き方が、聴いているんだけど聴いていない状態になってしまっていますね」と。
心ない言い方をできるだけ避けようとして、クライアントさんが聴きたいところだけ、耳を傾けているということです。悪く言えば、「避けている」わけです。実は、避けるほど、追い掛けてくるのではないでしょうか…。
私は、3年前くらいに、いたずら電話が家の固定電話にかかってくることがしばしばあって、電話が出ることが怖くなってしまったことがありました。そうしたら、本当に必要な電話も逃すことになり、本当に必要な人に、謝罪しなくてはならない事態になったのです。
固定電話なので、ナンバーディスプレーにするとか、非通知は出ないとか色々考えて、結局は固定から転送電話にして、iPhoneでナンバーを確認するという方法にたどりついたのですが…。
私に必要だったのは、避ける方法を知ることだけではなかったようです。
この話をコーチの播磨さんにしたら、「いたずら電話がかかってきたら、『あなたのことはもうわかってますから…』と言ってやれば?」とアドバイスを頂きました。私は、笑ってしまいましたが、要するに「受けて立つ」という姿勢を持ちなさいと。
それから、「いつでもかかってこい!」と思えるようになって、不思議と、もう大丈夫な気持ちになりました。ある日、1回くらいそのセリフを言ったときに、「あれ?もしかしたら相手は機械かも?」ということに気づきました。不思議なことに、それから電話はかかってこなくなりました。私の中では、スピリチュアルな事で、「受け容れる」ことを学ばせる出来事だったと。
それから、相手がどんなに怒っていても、冷静に聴けるようにもなりました。受けて立つ心構えがある方が、怖くないと悟ったのです。
ある日、母からの怒りの電話をとったとき、冷静に聴いている自分がいました。そして、数日して気づいたことは、私に怒っているというよりも、「相手の幸せを願っている母」に気づいたのです。
ちょうど、母の日が近かったので、母への手紙に「私も相手の幸せを願える人になりたいです」と書きました。そうしたら、年末になって母が、「今年もらったもので一番嬉しかったものは、あなたからの手紙よ」と言われました。
つまり、このテーマのフォーカスチェンジは、「そういうときこそ、ちゃんと聴いてみる」を実践するということです。相手の話している表面的な言葉だけでなく、表情や声のトーンからも察することはできます。ちゃんと聴こうとすると、真意が見えてくるかもしれません。昨日、もしかしたら、奥さんと喧嘩したのかもしれませんし。(笑)
「あああ、やっぱり聴くことですね。はい、実践しようと思います」とクライアントさんが、おっしゃいました。2年近くセッションをしてきて、そういった難しい課題にもきっと、取り組めるのではないかと思いつつ、私も自然とフィードバックした気がします。
「避けないで、受けて立つこと」。聴こえる世界がきっと広がると思います。そして、きっとクライアントさんの未来の実現したいことにつながるからこそ、このような出来事が起きたのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
避けて通れないことはありますか?
□■□■ seminar / life coaching □■□■□
・堀口ひとみ少人数セミナー「伝える」3月2日(日)/8日(土)/19日(水)東京弊社事務所 単発セッション付
・90日コーチング(60分×6回のセッション)
・単発セッション(電話・スカイプ45分、対面90分)前日のお申し込みも対応可。
・相手が話したくなる傾聴力DVD発売中
固定電話なので、ナンバーディスプレーにするとか、非通知は出ないとか色々考えて、結局は固定から転送電話にして、iPhoneでナンバーを確認するという方法にたどりついたのですが…。
私に必要だったのは、避ける方法を知ることだけではなかったようです。
この話をコーチの播磨さんにしたら、「いたずら電話がかかってきたら、『あなたのことはもうわかってますから…』と言ってやれば?」とアドバイスを頂きました。私は、笑ってしまいましたが、要するに「受けて立つ」という姿勢を持ちなさいと。
それから、「いつでもかかってこい!」と思えるようになって、不思議と、もう大丈夫な気持ちになりました。ある日、1回くらいそのセリフを言ったときに、「あれ?もしかしたら相手は機械かも?」ということに気づきました。不思議なことに、それから電話はかかってこなくなりました。私の中では、スピリチュアルな事で、「受け容れる」ことを学ばせる出来事だったと。
それから、相手がどんなに怒っていても、冷静に聴けるようにもなりました。受けて立つ心構えがある方が、怖くないと悟ったのです。
ある日、母からの怒りの電話をとったとき、冷静に聴いている自分がいました。そして、数日して気づいたことは、私に怒っているというよりも、「相手の幸せを願っている母」に気づいたのです。
ちょうど、母の日が近かったので、母への手紙に「私も相手の幸せを願える人になりたいです」と書きました。そうしたら、年末になって母が、「今年もらったもので一番嬉しかったものは、あなたからの手紙よ」と言われました。
つまり、このテーマのフォーカスチェンジは、「そういうときこそ、ちゃんと聴いてみる」を実践するということです。相手の話している表面的な言葉だけでなく、表情や声のトーンからも察することはできます。ちゃんと聴こうとすると、真意が見えてくるかもしれません。昨日、もしかしたら、奥さんと喧嘩したのかもしれませんし。(笑)
「あああ、やっぱり聴くことですね。はい、実践しようと思います」とクライアントさんが、おっしゃいました。2年近くセッションをしてきて、そういった難しい課題にもきっと、取り組めるのではないかと思いつつ、私も自然とフィードバックした気がします。
「避けないで、受けて立つこと」。聴こえる世界がきっと広がると思います。そして、きっとクライアントさんの未来の実現したいことにつながるからこそ、このような出来事が起きたのだと思います。
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