「90日コーチングを依頼するのに3年かかり、申し込みフォームを書いて、申し込みを押すのにも1時間かかりました」とおっしゃっていました。私は、そのセリフは何度も聞いたことがあるので、そういうものなのかなとも思っていましたが、そうなる理由を今日は一つ知りました。
「本当に変わるのかな?」というような不安よりも、「悪いことが起こった、でも、ちょっといいことが起こったから、今回は大丈夫だ…」の繰り返しで3年が過ぎていたとのことでした。
たまに起こったいいことで、浮上するだけで、結局は、向き合っていないから、変わっていないと気づいたそうです。最近、大きな問題が起きたことで、自分のことを知る必要があるなと、本当に必要に迫られたようでした。
オリエンで現状をお聴きしながら、普段のセッションと同じ対話で進めていきました。結果、50分余りで自分の現状を自分で客観視する時間になったようです。人から言われても、なかなか人は変わりませんが、自分で自分のことを見てしまうと、変わろうと思うのです。鏡を見て、自分で前髪を直すようなものです。
「本当に変わるのかな?」というような不安よりも、「悪いことが起こった、でも、ちょっといいことが起こったから、今回は大丈夫だ…」の繰り返しで3年が過ぎていたとのことでした。
たまに起こったいいことで、浮上するだけで、結局は、向き合っていないから、変わっていないと気づいたそうです。最近、大きな問題が起きたことで、自分のことを知る必要があるなと、本当に必要に迫られたようでした。
オリエンで現状をお聴きしながら、普段のセッションと同じ対話で進めていきました。結果、50分余りで自分の現状を自分で客観視する時間になったようです。人から言われても、なかなか人は変わりませんが、自分で自分のことを見てしまうと、変わろうと思うのです。鏡を見て、自分で前髪を直すようなものです。
「考えすぎ」ということを上司にも、親にも言われていたから、「なぜ、考えすぎるのか? 原因を知りたい」と最初におっしゃっていました。何かをやる前に、考えすぎて、やっていないのに、もう結果が心配すぎて、相手にどう思われるかが心配すぎて、結局行動をしていないことが多いのだそうです。上司にも「やってみて、後から変えたりすればいいんだから」と何度も言われてきたそうです。しかし、その「やってみて」のところでさえ、「こうやったら、ダメだろうな…。何か言われるだろうな…。これは違うんだろうな」と考えて、「考えたけれど、できませんでした」となると。そして、考えすぎる原因もまたぐるぐると考えてしまうのだそうです。心理学とかに答えがあるのでしょうか?
クライアントさんの話が止まるまで、約30分くらい話を聴いてから、私は冗談も交えながら、感じたことを伝えました。
「もしかしたら、原因が前世にあるかもしれない場合どうしますか?(笑)そこが原因だったら、なかなかわからないですよ。考えてもわからない原因探しよりも、『考えすぎて行動しない自分をやめるか、やめないか?』まず、そこを決めることが大事なのではないでしょうか? 現実を見ていないですね」と。
クライアントさんは、笑っていました。
「そうですよね。わからない原因探しをしていたのか!(笑) でも、決めるだけで、もう大丈夫なのでしょうか?」
「はい、そう決めるだけです。行動しながら考える方に、考える時間を持てた方が、人生楽しそうじゃないですか? どんな風に驚かせようかな? とか、どうしたら、相手は喜んでくれるかな? とか。どうせ同じ考えるならば、そういうところに、時間を使って行きませんか? きっと、『考えすぎるのをやめたい』って思っているはずですよ。誰か止めて!!!って、でもそういうのって、止めるのは自分しかいないんです。これは、誰にも迷惑をかけることなく、やめられることなんです。誰にも迷惑かけずに行動できることなんです」
「そうですね。自分しか決める人はいないですね。自分で自分を納得させて、不言不実行でした。上司に『教えてください』と言われても、『やっているのを見ていなければ、何を教えてあげればいいか、わからないよ』と言われたことがあったんです」
「確かに。やった人にのみ、フィードバックは与えられるわけですね」
「そうですね。私は、考えすぎの原因を探ることが必要だと思っていたんです。だけど、自分が経験しないとわからないですよね。子供が、やけどをして初めてそれが『熱い』ってわかるように」
クライアントさん、わかりやすい比喩をご自身でおっしゃっていました。
普段のお仕事のなかでも、自分の世界からの発言が多いことが浮き彫りになりました。
「部下やお客様に何かを伝える時、相手のことを見てフィードバックするというよりも、自分にとって、それはどうか? という主観を伝えることに必死になってしまいがち」ということが反映されていたのです。
『ひとみずむ』を読んで、そこに書いてあった言葉がけを試しに部下にしてみただけで、部下もよりよく変わり、その日の売り上げもよかったそうです。自分の発する言葉が変われば、周りも変わるのです。
「現実を見て見ぬふりをしている。いいことは取り入れるけれど、痛いところに触れないからわからない」そのような状況でした。痛みを知って、初めてそれが何であるか、人はわかるのです。
自分の中で完結して終わる世界から、もっと人とのかかわりの中で生まれたり、知ったり、学んだりするようになると、どんどん新しい自分を引き出していけるのではないかと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
やめたいことはありますか?
クライアントさんの話が止まるまで、約30分くらい話を聴いてから、私は冗談も交えながら、感じたことを伝えました。
「もしかしたら、原因が前世にあるかもしれない場合どうしますか?(笑)そこが原因だったら、なかなかわからないですよ。考えてもわからない原因探しよりも、『考えすぎて行動しない自分をやめるか、やめないか?』まず、そこを決めることが大事なのではないでしょうか? 現実を見ていないですね」と。
クライアントさんは、笑っていました。
「そうですよね。わからない原因探しをしていたのか!(笑) でも、決めるだけで、もう大丈夫なのでしょうか?」
「はい、そう決めるだけです。行動しながら考える方に、考える時間を持てた方が、人生楽しそうじゃないですか? どんな風に驚かせようかな? とか、どうしたら、相手は喜んでくれるかな? とか。どうせ同じ考えるならば、そういうところに、時間を使って行きませんか? きっと、『考えすぎるのをやめたい』って思っているはずですよ。誰か止めて!!!って、でもそういうのって、止めるのは自分しかいないんです。これは、誰にも迷惑をかけることなく、やめられることなんです。誰にも迷惑かけずに行動できることなんです」
「そうですね。自分しか決める人はいないですね。自分で自分を納得させて、不言不実行でした。上司に『教えてください』と言われても、『やっているのを見ていなければ、何を教えてあげればいいか、わからないよ』と言われたことがあったんです」
「確かに。やった人にのみ、フィードバックは与えられるわけですね」
「そうですね。私は、考えすぎの原因を探ることが必要だと思っていたんです。だけど、自分が経験しないとわからないですよね。子供が、やけどをして初めてそれが『熱い』ってわかるように」
クライアントさん、わかりやすい比喩をご自身でおっしゃっていました。
普段のお仕事のなかでも、自分の世界からの発言が多いことが浮き彫りになりました。
「部下やお客様に何かを伝える時、相手のことを見てフィードバックするというよりも、自分にとって、それはどうか? という主観を伝えることに必死になってしまいがち」ということが反映されていたのです。
『ひとみずむ』を読んで、そこに書いてあった言葉がけを試しに部下にしてみただけで、部下もよりよく変わり、その日の売り上げもよかったそうです。自分の発する言葉が変われば、周りも変わるのです。
「現実を見て見ぬふりをしている。いいことは取り入れるけれど、痛いところに触れないからわからない」そのような状況でした。痛みを知って、初めてそれが何であるか、人はわかるのです。
自分の中で完結して終わる世界から、もっと人とのかかわりの中で生まれたり、知ったり、学んだりするようになると、どんどん新しい自分を引き出していけるのではないかと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
やめたいことはありますか?
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