プチセミ「伝え方」開催~伝え方のポイントとして気づいたこと。

 今週もプチセミ「伝え方」を開催しました。
 名古屋方面からいらしたお客様より人気のパン屋さんの「アップルパイ」をお土産で頂きまして、トースターで焼いて美味しくいただきました。ありがとうございました!



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 今日も、実際のメールのやり取りのケーススタディーを基に、相手にどんな返事をしたら相手の心にすっと伝わるのか?を考えるワークを重点的に行いました。

 前回の参加者の皆さんは、どちらかと言うと、「励まし系」「ポジティブな視点」「大丈夫だよ」というような返し方をする傾向が見受けられましたが、今回参加された方は、お二人ともセラピー系の勉強を主にされている同士で、相手のメールを返すときに、相手の言っているほとんどのことに承認しなくちゃいけないと思うタイプで、スルーすることに罪悪感を持ってしまうそうです。だから全て返そうとして、疲れ果ててしまうという経験をすることが多いとおっしゃっていました。そんな疲れ果てた経験から、スルーしてしまったほうが楽なんだろうなと想い、今はスルーすることを覚えたら、自分自身は楽になったけれど、結局いまだに、「どこに絞るか?」は謎のままのようでした。

 お一人の参加者は、私のセッションを継続して受けている方なのですが、その方が、私のメールが短くて的を射ているので、どう考えて、的を絞っているのか? 何度も不思議に思ったことがあるとおっしゃっていました。

 そう言われてみると、確かに相手のメールが長くても、私の返事は、的を絞って書いています。でも、その的はどこなのか? というところを、私自身も実は言語化できていなかった部分で、前回のプチセミの時は、「的を絞るところはここです」と言えなかったのです。

 やがて、ディスカッションを深めていくなかで、今日はついに発見してしまいました。継続のクライアントさんが気づいたのです。

 「変わらない事実のところは、もう既に本人も明確にわかっていることだから、敢えて繰り返さなくてもいい。堀口さんが返しているところは、これから変化する可能性があるところですね」と。

 確かに! 相手が葛藤したり、迷ったり、モヤモヤしているときに、返す返事というのは、何か決定打が欲しいわけです。そんなときに、いちいち全部に対して、「こうなんですね、こうなんですね」と返すよりも、「もう変わらない事実なのだから、相手もわかっているそこは、敢えて返さなくても」と判断し、これから可能性がある部分だけに絞って、「こうすることもできるのではないですか?」と伝えるという引き出しが見つかったのです。最初からそこをわかっていた方が、インプットする段階で、探す部分が変化し、アウトプットすることも変化しそうだということです。

 私のメールが短い理由がわかり、(笑)今日も私も発見を楽しみました。集まる人が変わると発見も変わりますね。


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 そのあと、懇親会となり、私の知人のスピリチュアルカウンセラーが、別件で参加者Yさんと会いたいとのことで、合流。私は夜のセッションがあるので、途中で抜けたのですが、自然とそういう流れになったのは、初めてのAさんが、そもそもお申込みいただいたことで全てが始まっており、今日の台風の目は、Aさんのような感じがしました。なんていうか、自分が主役になることもあれば、エキストラになることもあったり、出逢いって面白いですね。