価値を探して。

現在の流れは良くても、進もうとするとなぜか後ろ髪惹かれ行動が鈍くなる。

シンプルに「今はいい流れだから、これでいいのだ」という声だけを聞いて

進んでいけばいいのでしょうが・・・。そうは問屋が卸さないそうで。



セッションでは、後ろ髪惹かれる方の声を徹底的に聞いていくことにしました。

「また、失敗しそう」とか、「うまくいかないでしょ」という声です。

過去に納得できていないことがあると、前に進むとき足かせになることがあるので、

過去の話をお聞きすることにしました。



過去にした転職で3回連続で同じような失敗になったそうなのです。

仕事歴が長くなるに従って、どんどん成長を求めて、

その分野でのブランド価値のあるところへ転々としたそうでした。

失敗の理由は「背伸びをしたから」と言うことでした。

しかし私は、その意味での成長という言葉に違和感を感じました。


私が思ったのは、成長したい ≠ ブランド価値 であり、

それは外側に価値を求めている感じがしたのです。

本当の自分という自分の価値へ矢印が向いていません。


外側の価値を求めると、自分のこれまでの知識では補えないところも

多くあったそうで、ついていくのが本当に大変だったとおっしゃっていました。

納得できていない部分は、「自分ができないから、自分が悪いんだ」と

ずっとなっていたんですね。

でも、その方だけでなく、誰でもそういう状況になったら大変でしょう。

「自分だけじゃないんだ」と思えたら、心が落ち着いてきたようでした。



背伸びをしての転職とか、この分野の仕事はやっていないからといって

業界内を転々とする転職だと価値を外側に求めている感じがあり、

やがて、「本当の自分の価値を見なさい」と何かしらを通して、

神様からメッセージを突きつけられるのではないかと思います。



結局のところ、考え方としては、

いままで色々なところを体験したことはきっと財産になっているし、

今度は、そんな自分自身の持っている本当の価値に気づくことに

フォーカスしていけばいいのだと思います。



外側を探すのではなく「今の自分のままでいて何がやってくるか?」という感覚。

私には、生まれつきなのか?そういう感覚は昔から備わっているらしく

自分のままで集まってくるものに対応してきました。



たとえば、アパレルに異業種転職する時は、

アパレルについては何も語れることがなかったので、

マクドナルドの経験しかアピールしなかったのですが、

それで採用されて、予期しないいい結果へと結びつきました。


独立前に強力なメンターができたのも、

私から探していなかったのに自然にそうなりました。

実は、金井さんにお会いする前日に、たまたまアパレルの社長が渋谷店に来て、

「自分のことたくさん話しなさい」とアドバイス受けていたんですよね!

なので、緊張することなく、初めて金井さんにお会いした日は、

ありのままの自分発言をしていました。

なぜか、金井さんにも「生意気じゃないとだめだよ」と最初に言われましたし。笑



いかに、ありのままの自分でいるか?

そういうのが運命の出会いなのでしょうね。



 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

ありのままの自分でいられていますか?