クライアントさんからのメールが幾つかきて、「怒っています」という内容や、「イライラしなくなりました」とか、「コミットメントができない自分は、ダサイと思っています」など、みなさん、ちゃんと向き合っているなぁ・・・と思いました。
解決策には、回避するための解決策と、向き合っていく解決策と、二つある気がします。
私のセッションは、ポジティブもネガティブもなく、何でも向き合って、考える機会を提供するようにしています。「両方あって自分」と思えたほうが、とても楽になります。向き合ってみるというのは、色々な方向から考えてみることだと思います。
①いいときだけでなく、悪いときも検証してみる。
先日のセッションで、「パフォーマンスがうまくいかないときは、イライラする自分がいる、いつも楽しくするにはどうしたらいいのか?」について話し合うことがありました。単純にやっていることを楽しみたいのに、うまくいったときは、とても楽しいけれど、うまくいかなくなったときは、イライラモードになるとのことでした。
こんなときは、イライラを回避する策を考えるよりも、「ああうまくいかなかった」と受け入れて、うまくいかなかった原因を追及する機会にしようと思うといいのではないかと思います。
いいときは、振り返りやすいかもしれませんが、悪いときも振り返って、悪くなりがちなパターンも分析してみるのです。すべて必然で何か学びがあるのでしょう。
結局、いいも悪いもなく、ただの現象なのかもしれないですね。「ああ、こうだった」という。
そうやって受け入れることで、感じる心がさらに磨かれるような気もします。
私は、コーチングを勉強しはじめた時に、コーチングの勉強のクラスで、「堀口さんのコーチングはリズミカルに質問がなされてとてもいいですね」とクラスの皆さんから感想をもらったことがあったので、私はそんなコーチになろう、と思ったことがありました。
確かにいいところだったのかもしれませんが、逆にこれがクライアントさんにとって、悪く働くケースが散見されるようになってしまったことがありました。質問がポジティブすぎて、なかなか答えられない人がいたのです。私がしたポジティブな質問に対して、「頭が混乱しています」と言われて、びっくりしたことがありました。ポジティブな質問が向かないクライアントさんは、カウンセリングの方が向いているのかと思っていました。
コーチングは、ポジティブな質問をすれば、みんな前に進めるものだと思っていて、それは、私の思い込みでした。私自身が、自分のネガティブに向かい合うことが苦手ということにも気づかせてもらえる機会となりました。ポジティブもネガティブもあって人間だから、どんな話もポジティブとかネガティブとか決めないで、ただ聞くことにしました。
クライアントさんが、何でも話してくれるようになり、「心の声」を引き出せるようになりました。
②世の中ではそれがいいと思われる傾向だが、自分は何故そうしたいのか?考える。
冒頭の「コミットメントが苦手で、そんな自分はダサイと思っている」とメールを下さった方には、「もしかしたら、ダサイ自分が本当の自分かもしれません」とそれについて考えてもらう返事を出しました。世の中的に、いいと思われていることのせいで、自分を責めてしまうのは、もったいない気もします。
私は、協調性のない自分は、いつも身勝手で悪い自分なのではないか?と思っていたことがありました。例えば、会社で泊まりの研修とかがあると、懇親会が苦手で、一人で部屋に帰ってしまうことはよくありました。大学時代7人グループで旅行へ行ったときも、1日だけは、1人で散策したいと言いだして、グループから離れて行きたい場所へ行ってしまうタイプでした。そんな自分は、あまりよろしくないなぁとずっと思っていたのです。みんなのことを友達と思っているのかどうか、どうなんだろう?と、たまに不満そうな顔を皆にしてしまったこともあったりして…と悪いなあ自分と、どこかでずっと思っていました。
しかし、最近気づいたのは、「ひとりでいる時間も必要な自分」でした。
私は、自分で企画して人を集めたりもするから、決して協調性がないわけでもないのです。
社交的な自分になっている時もあれば、一人になりたい自分もあって、バランスを保っているのだと思いました。そう気付いたとき、過去が肯定されたような気持ちになりました。
何でも、いい悪いとか決めないで、ただそのことについて考えてみる。
それが、ニュートラルな視点だと思います。
自分のことがより見えてくるのではないでしょうか。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
色々と検証していますか?
■information■
★10月1日(土)11:00~@銀座にて★秋コミコレクションテーマ 「我慢」
言いたいことを我慢しないで、相手にうまく意見も言えたり、言いたいことを我慢しているような人の話を引き出したりするコミュニケーションについて考えていきます。
解決策には、回避するための解決策と、向き合っていく解決策と、二つある気がします。
私のセッションは、ポジティブもネガティブもなく、何でも向き合って、考える機会を提供するようにしています。「両方あって自分」と思えたほうが、とても楽になります。向き合ってみるというのは、色々な方向から考えてみることだと思います。
①いいときだけでなく、悪いときも検証してみる。
先日のセッションで、「パフォーマンスがうまくいかないときは、イライラする自分がいる、いつも楽しくするにはどうしたらいいのか?」について話し合うことがありました。単純にやっていることを楽しみたいのに、うまくいったときは、とても楽しいけれど、うまくいかなくなったときは、イライラモードになるとのことでした。
こんなときは、イライラを回避する策を考えるよりも、「ああうまくいかなかった」と受け入れて、うまくいかなかった原因を追及する機会にしようと思うといいのではないかと思います。
いいときは、振り返りやすいかもしれませんが、悪いときも振り返って、悪くなりがちなパターンも分析してみるのです。すべて必然で何か学びがあるのでしょう。
結局、いいも悪いもなく、ただの現象なのかもしれないですね。「ああ、こうだった」という。
そうやって受け入れることで、感じる心がさらに磨かれるような気もします。
私は、コーチングを勉強しはじめた時に、コーチングの勉強のクラスで、「堀口さんのコーチングはリズミカルに質問がなされてとてもいいですね」とクラスの皆さんから感想をもらったことがあったので、私はそんなコーチになろう、と思ったことがありました。
確かにいいところだったのかもしれませんが、逆にこれがクライアントさんにとって、悪く働くケースが散見されるようになってしまったことがありました。質問がポジティブすぎて、なかなか答えられない人がいたのです。私がしたポジティブな質問に対して、「頭が混乱しています」と言われて、びっくりしたことがありました。ポジティブな質問が向かないクライアントさんは、カウンセリングの方が向いているのかと思っていました。
コーチングは、ポジティブな質問をすれば、みんな前に進めるものだと思っていて、それは、私の思い込みでした。私自身が、自分のネガティブに向かい合うことが苦手ということにも気づかせてもらえる機会となりました。ポジティブもネガティブもあって人間だから、どんな話もポジティブとかネガティブとか決めないで、ただ聞くことにしました。
クライアントさんが、何でも話してくれるようになり、「心の声」を引き出せるようになりました。
②世の中ではそれがいいと思われる傾向だが、自分は何故そうしたいのか?考える。
冒頭の「コミットメントが苦手で、そんな自分はダサイと思っている」とメールを下さった方には、「もしかしたら、ダサイ自分が本当の自分かもしれません」とそれについて考えてもらう返事を出しました。世の中的に、いいと思われていることのせいで、自分を責めてしまうのは、もったいない気もします。
私は、協調性のない自分は、いつも身勝手で悪い自分なのではないか?と思っていたことがありました。例えば、会社で泊まりの研修とかがあると、懇親会が苦手で、一人で部屋に帰ってしまうことはよくありました。大学時代7人グループで旅行へ行ったときも、1日だけは、1人で散策したいと言いだして、グループから離れて行きたい場所へ行ってしまうタイプでした。そんな自分は、あまりよろしくないなぁとずっと思っていたのです。みんなのことを友達と思っているのかどうか、どうなんだろう?と、たまに不満そうな顔を皆にしてしまったこともあったりして…と悪いなあ自分と、どこかでずっと思っていました。
しかし、最近気づいたのは、「ひとりでいる時間も必要な自分」でした。
私は、自分で企画して人を集めたりもするから、決して協調性がないわけでもないのです。
社交的な自分になっている時もあれば、一人になりたい自分もあって、バランスを保っているのだと思いました。そう気付いたとき、過去が肯定されたような気持ちになりました。
何でも、いい悪いとか決めないで、ただそのことについて考えてみる。
それが、ニュートラルな視点だと思います。
自分のことがより見えてくるのではないでしょうか。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
色々と検証していますか?
■information■
★10月1日(土)11:00~@銀座にて★秋コミコレクションテーマ 「我慢」
言いたいことを我慢しないで、相手にうまく意見も言えたり、言いたいことを我慢しているような人の話を引き出したりするコミュニケーションについて考えていきます。
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