わかっちゃいるけど、やれない状態を抜けるには?

 最近、マンションの敷地の植え込みに沈丁花が咲いていました。いつも感心してしまうことがあって、季節によって咲く花が、計画通りに植えてあるようなのです。真冬以外、何かしら花の香りや、色を見ることができます。通るたびに、季節感を感じることができて、過去の季節を思い出すこともあります。

 そんなことを思った夜のセッションでは、教える仕事をされている方だったのですが、最近あった発表会のお話しをされていました。子供よりも大人の方が、慣れていないで緊張している様子があったと言っていました。だから、終わった後のフォローは大事だと思ったそうです。

 確かに、子供の頃の方が、1学期、2学期、3学期とあって、それぞれの学期ごとに行事がありましたよね。おまけに夏休みも、何かしら目的があったと思うので、発表慣れや、目標に向かっていくことが多くありました。今よりも、1年間の感覚が長かったように思います。

 その頃と同じというのは、あり得ませんが、少し考え方として取り入れてみたら、行事という節目のようなものがあると、より充実するだろうなぁとおもいました。

 あるクライアントさんのセッションで、ONとOFFが違いすぎる、というお話がありました。OFFは、女優の舞台裏みたいなものではないか?と、そんな話をしたこともあったのですが…。(笑)

 仕事場では、仕事をてきぱきとこなし、会社のデスクも何もない状態にして、家に帰るくらいの徹底ぶりだとか。しかし、家では、飲み物の空き瓶が、かなり溜ってからやっとゴミ出しをするくらいだそうです。全然ちがうようでした。

 わかっちゃいるけど、やれない状態でした。いつでも捨てられるから、ま、いつかやればいいだろう、となりがちですよね。

 その違いは何だろう? と話していた時に、「季節」とか「行事」などのメリハリのことを思い出しました。


 こんなときには、曜日の力を借りるのです。月水金は、ゴミを捨てるとか自分で決めること。

 また、曜日にそれぞれ意味があるというのを聞いたことがあります。太陽を表わす日曜日から始まり、2番目は月を表わす月曜日・・・と。

 たまたまですが、私のメルマガは、月曜日。2番目なので、女性性の象徴で、周囲のサポート役に徹する日だそうです。なんだか、役割的にぴったりでうれしくなりました。

 曜日感覚を大事するとか、イベント事を入れて、節目を作るとかすると、より充実しそうですよね。

 そんな話をしたら、クライアントさんが、子供のころから親しんできた、ある楽器を数年くらい買おうかどうしようか悩んでいたらしく、セッション中に、「やっぱり、買おうかなぁ…」という考えが出てきました。買えば、きっとレッスンも受けるし、メリハリがでそうだと。

 じゃあ、買う日を決めようとなって、記念日のどこか当たるといいねぇとなって、結婚記念日を聞いてみたら、5月というではないですか! しかも、7年目という、ラッキーな感じです。これから、検討して選ぶまでに時間もありそうですよね。

 こんな大きな決定をセッション中にしてしまうとは! 結構、起こりうるか! (笑)

 日常にメリハリ。
 彩を入れていく。

 意識してみると、いいかもしれませんね。
いつも何かしら花が咲いている花壇みたいになったら楽しそうです!


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