「不安がたまに顔をだして、とまどうことの繰り返し」について、どう切り抜けていったらいいのか? がテーマとなりました。
コーチングを受け始めて、3回目辺りに急激な生活の変化が向こうからやってくる形で、それはとても落ち着けて、ゆっくりとリラックスできる環境になったのだけれど、たまに不安とか恐怖心が出てくるようでした。
それに対して、「自分がなぜそう思うのか、を考えること」=「自分の内面と対話すること」と思い、考えて答えらしきものは出てきたようなのですが、色々と理由付けをすること自体、自分を疲れさせているのだ、 ということを新たに気づいたそうです。
また、「不安」を考えて、どんどん深めていくほど、ますます不安なことが現実化してしまいますからね。思考は現実化するということで。
では、その不安は考えてはいけないのでしょうか?
不安にならないためのプラス思考を考えたらいいのでしょうか?
クライアントさんは、どうしていいか? 考えが思いつかなかったようです。
昨日、「メンタルケア論」の本を読んでいて、自分の聴く仕事の確認になった部分がありました。たまたま1時間後NHKをつけたら、その本と同じような内容についてやっていて、驚きました。
こんなに引き寄せてしまうとは、「相手(自分)の気持ちを聞いてあげられる人が増えたらいいなぁ」と、私自身もそう思っていることにも気づきました。
その本とTVのお話とは・・・。
■「本」
末期患者の心のケアについての事が書いてありました。患者が「私はもうだめなのではないでしょうか?」と言ってきたら、どう答えるか? のアンケートを医師と看護師にしたそうなのです。
答え例
①「そんなこと言わないで、もっと頑張りなさいよ」(励まし型)
②「そんなこと心配しないでいいんですよ」(説得型)
③「どうしてそんな気持ちになるの?」(調査型)
④「これだけ痛みがあると、そんな気持ちにもなるわね」(支持型)
⑤「もうだめなんだ…と、そんな気がするんですね」(理解型)
看護師は、調査型が最も多く、励まし型と理解型がそれに次いで多い。
医師は、励まし型が3割で、ついで理解型だったようです。
理解型が最も多かったのは、精神科医だったようです。
コーチングを受け始めて、3回目辺りに急激な生活の変化が向こうからやってくる形で、それはとても落ち着けて、ゆっくりとリラックスできる環境になったのだけれど、たまに不安とか恐怖心が出てくるようでした。
それに対して、「自分がなぜそう思うのか、を考えること」=「自分の内面と対話すること」と思い、考えて答えらしきものは出てきたようなのですが、色々と理由付けをすること自体、自分を疲れさせているのだ、 ということを新たに気づいたそうです。
また、「不安」を考えて、どんどん深めていくほど、ますます不安なことが現実化してしまいますからね。思考は現実化するということで。
では、その不安は考えてはいけないのでしょうか?
不安にならないためのプラス思考を考えたらいいのでしょうか?
クライアントさんは、どうしていいか? 考えが思いつかなかったようです。
昨日、「メンタルケア論」の本を読んでいて、自分の聴く仕事の確認になった部分がありました。たまたま1時間後NHKをつけたら、その本と同じような内容についてやっていて、驚きました。
こんなに引き寄せてしまうとは、「相手(自分)の気持ちを聞いてあげられる人が増えたらいいなぁ」と、私自身もそう思っていることにも気づきました。
その本とTVのお話とは・・・。
■「本」
末期患者の心のケアについての事が書いてありました。患者が「私はもうだめなのではないでしょうか?」と言ってきたら、どう答えるか? のアンケートを医師と看護師にしたそうなのです。
答え例
①「そんなこと言わないで、もっと頑張りなさいよ」(励まし型)
②「そんなこと心配しないでいいんですよ」(説得型)
③「どうしてそんな気持ちになるの?」(調査型)
④「これだけ痛みがあると、そんな気持ちにもなるわね」(支持型)
⑤「もうだめなんだ…と、そんな気がするんですね」(理解型)
看護師は、調査型が最も多く、励まし型と理解型がそれに次いで多い。
医師は、励まし型が3割で、ついで理解型だったようです。
理解型が最も多かったのは、精神科医だったようです。
■「TV」
子供が試合で負けて帰ってきて、相当落ち込んでいる時、母親としては、どんな言葉をかけてあげればいいか? についてやっていました。
①「また機会があるよ。また頑張ればいいよね」(励まし型)
②「十分練習もしてきたよね。人生そういう時もあるし、他にも自分に合うことが見つかるかもよ」(説得型)
③「どうすれば、うまく行ったのだろう?」(調査型)
④「負けたら、そんな気持ちにもなるよね」(支持型)
⑤「悔しかったよね、お母さんも悔しいよ」(理解型)
さて、どれを選ぶでしょうか?
■見解
「本」も「TV」も⑤の理解型との見解でした。
「励まし型」で言うと、相手は「ハア」と言って、会話は遮断してしまいます。否定されたと感じますからね。
「そんな気がするのですね」と返すことは、勇気もいると書いてありました。それは、会話が続くことを覚悟するということを意味するからだそうです。
確かにそうだと思います。「悔しかったよね」と返したら、「うん、悔しかったんだよ。でもね…」と心を開いて、話を続けるのではないでしょうか。そして、自然と自分で前に進むアイデアを話していることでしょう。
私が、⑤の理解型ができていると意識化できたのは、おそらくここ1年のことなのです。
それ以前は、説得型か調査型のアイデアしか知りませんでした。本を読んだり、セラピストと対話をしたり、普段のやり取りから、心地いいと感じたものについて考えていくことで、理解型の存在に気付かせてもらったと思います。
⑤の理解型ができることになって、とてもニュートラルになりましたし、コーチングセッションも無理のない形で、より「自分らしさ」を引き出せるようになり、望みの方から自然とやってくるような流れを生み出すことができるようになったと感じています。
私自身も「理解型」ができるようになったことで、「自分の聴く姿勢は、これでいい」と自分にようやくOKを出せたと思いました。おそらく、コーチングを勉強した時の、なんとなくの違和感というものは、ここだったのかな? と今では思います。
番外編として、「何も言わないけれど、子供の好きなものを作ってあげる」という答えもあり、見守る力も大事だなぁと感じました。
言葉には見えないけど、受け取った相手は、そこから何かを感じ取るかもしれませんね。
話を戻すと、つまり自分の不安な気持ちが出てきたときも、「不安に思っているんだね」と自分の心に理解型をしてあげればいいのです。
ここで受け止めないで、先に進もうとすると、不安な気持ちは昇華されず、またどこかのタイミングで出てきてしまうでしょう。逆に言うと、過去にその気持ちを置き去りにしてきたから、今、出てきているともいえるのだと思います。
ただ、「そんな気持ちに思っているんだね」と感じることで、スッキリする体験ができると思います。 味わい尽くしてみたら、「これか!」って心でわかることでしょう。実体験からそう思うのです。
意外と盲点で、思いつかない人も多い「理解型」。知らないとできないことってあるんですね。コミュニケーションに「術」とつくのも、納得がいきますね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分の気持ち、感じていますか?
1000問の質問集! 好評発売中!
0コメント