こちらの感じたことを伝えると、「えーーーー」と言うような人に、どう伝えればいいのかというお悩みです。
ある日、お客様に対してできていなかったことを伝えたら、しょんぼりして、その日はずっと引きずっていたようだったとか。それを見ると、怒られることに慣れていないのかなと思ったのだそうです。そのようなこともあり、なかなか忠告するのを躊躇してしまうとのことでした。
私も苦手意識を持っていた頃がありました。コーチングのタイプ分けテストでいう、コントローラータイプや、アナライザータイプです。感情を出しながら話すプロモータータイプは、自分と似ているので自然とできるのですが、コン・アナタイプは、どうしたらいいのかと悩んでいました。サポータータイプは、傷つきやすいと感じていたので、それも難しいなと。ということは、ほとんど苦手だったのかもしれませんね。(笑)
たまたま、店長時代は、スタッフのほとんどがプロモータータイプだったので、やりやすかったのだろうと思っています。
コーチングを始めた時は、タイプを若干意識しながら、言葉を選ぶようにしていました。けれども、その都度この人は何タイプだと認識しながら、言葉を選んでいたら、話をちゃんと聴けないときもありました。だから、タイプも関係なく、その人に合う様な言い方ができればいいなと、ずっと模索していたのです。
今になってようやく、どのタイプも気にせずに、オールマイティーに使える話し方というのがあるとわかりました。それは、自分がニュートラルであるということです。
相手がどんなにネガティブでも、感情的に話していても、こちらはいたって自然に話を聴いています。その、自然という状態は、簡単に言うと「判断をしない」ということです。
もし、心のどこかで「え!!!」と思うことがあったとしても、「ふむふむ」とやっていきました。それに、「え!!!」となることは、自分自身が凝り固まっているなぁというところなので、自分の思い込みに対峙するようにしていきました。すると、「え!!!」と思うこと自体もなくなって、すんなりと「ふむふむ」になりました。
相手が、拒否反応を示す時は、いいか悪いかをジャッジされると感じるとき、否定されると感じるとき、共感してもらえていないと感じるとき、コントロールされると感じる時ではないでしょうか。
つまり、ジャッジしない、否定も肯定もしない、気持ちを理解したという共感を示す、コントロールしない言い回しにすることができると、相手が心の内を話してくれるようになるでしょう。こちらの伝えようとしていることも「考えてみよう」と相手はなるのです。
『踊る大捜査線THE FINAL』の舞台挨拶&試写会に行ったことで、さらに作り手の思いを知ってみたくなって、特集本を買いました。そこに、和久さんのコミュニケーションについて書いてある記事がありました。和久さんとは、いかりや長介さんが演じていた刑事です。
和久さんの口癖に「なんてな」というのがあります。
記事は、「『なんてな』の精神を生んだコミュニケーションの可能性」と題してありました。
・「なんてな」は、教訓を説教に硬直化させない柔和剤の役割を果たした。
・大切なことを伝えるためには、そのための伝え方がある。
・青島は、「なんてな」とは言わないが、「なんてな」の精神はしっかり受け継いでいる。
・大切なのは、心をどう受け止め、相手に伝えるかだ。
と書いてありました。
例えば、青島が、和久さんの精神を受け継いでいることが現れているのが、このセリフです。「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ」。
これは、会議室から指示を出す連中に伝わりやすい断定口調を選択したところに、相手を見てものを言う態度が現れていると、記事にありました。この記事を書いたライターさんは、ほんとによく分析されているなぁと感心してしまいました。
確かに、指示を出すところは、断定口調です。曖昧な表現で、会議室にいる連中に言葉を発することは、なんか違う気もします。そこにあわせたというのでしょうか。
現場へ行く中で、青島は、犯人の気持ちになろうとして、犯人の経路と同じ道をたどるシーンがあります。それは、和久さんの教えです。指示を出す室井も「おまえが誘拐犯だ。どうする?」と青島に言う台詞がありました。
そのように『踊る』の世界観が創り上げられたことも深いですね。また、これは、『踊る』の大切なメッセージなのだと感じました。
冒頭の悩みの一つの考え方としては、「相手になる」ということでしょうか。相手の話は相手の話。相手のワールドで考えていることは、相手の中のYESなのだと思いながら、話を聴くことなのかなと私は考えています。
ある日、お客様に対してできていなかったことを伝えたら、しょんぼりして、その日はずっと引きずっていたようだったとか。それを見ると、怒られることに慣れていないのかなと思ったのだそうです。そのようなこともあり、なかなか忠告するのを躊躇してしまうとのことでした。
私も苦手意識を持っていた頃がありました。コーチングのタイプ分けテストでいう、コントローラータイプや、アナライザータイプです。感情を出しながら話すプロモータータイプは、自分と似ているので自然とできるのですが、コン・アナタイプは、どうしたらいいのかと悩んでいました。サポータータイプは、傷つきやすいと感じていたので、それも難しいなと。ということは、ほとんど苦手だったのかもしれませんね。(笑)
たまたま、店長時代は、スタッフのほとんどがプロモータータイプだったので、やりやすかったのだろうと思っています。
コーチングを始めた時は、タイプを若干意識しながら、言葉を選ぶようにしていました。けれども、その都度この人は何タイプだと認識しながら、言葉を選んでいたら、話をちゃんと聴けないときもありました。だから、タイプも関係なく、その人に合う様な言い方ができればいいなと、ずっと模索していたのです。
今になってようやく、どのタイプも気にせずに、オールマイティーに使える話し方というのがあるとわかりました。それは、自分がニュートラルであるということです。
相手がどんなにネガティブでも、感情的に話していても、こちらはいたって自然に話を聴いています。その、自然という状態は、簡単に言うと「判断をしない」ということです。
もし、心のどこかで「え!!!」と思うことがあったとしても、「ふむふむ」とやっていきました。それに、「え!!!」となることは、自分自身が凝り固まっているなぁというところなので、自分の思い込みに対峙するようにしていきました。すると、「え!!!」と思うこと自体もなくなって、すんなりと「ふむふむ」になりました。
相手が、拒否反応を示す時は、いいか悪いかをジャッジされると感じるとき、否定されると感じるとき、共感してもらえていないと感じるとき、コントロールされると感じる時ではないでしょうか。
つまり、ジャッジしない、否定も肯定もしない、気持ちを理解したという共感を示す、コントロールしない言い回しにすることができると、相手が心の内を話してくれるようになるでしょう。こちらの伝えようとしていることも「考えてみよう」と相手はなるのです。
『踊る大捜査線THE FINAL』の舞台挨拶&試写会に行ったことで、さらに作り手の思いを知ってみたくなって、特集本を買いました。そこに、和久さんのコミュニケーションについて書いてある記事がありました。和久さんとは、いかりや長介さんが演じていた刑事です。
和久さんの口癖に「なんてな」というのがあります。
記事は、「『なんてな』の精神を生んだコミュニケーションの可能性」と題してありました。
・「なんてな」は、教訓を説教に硬直化させない柔和剤の役割を果たした。
・大切なことを伝えるためには、そのための伝え方がある。
・青島は、「なんてな」とは言わないが、「なんてな」の精神はしっかり受け継いでいる。
・大切なのは、心をどう受け止め、相手に伝えるかだ。
と書いてありました。
例えば、青島が、和久さんの精神を受け継いでいることが現れているのが、このセリフです。「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ」。
これは、会議室から指示を出す連中に伝わりやすい断定口調を選択したところに、相手を見てものを言う態度が現れていると、記事にありました。この記事を書いたライターさんは、ほんとによく分析されているなぁと感心してしまいました。
確かに、指示を出すところは、断定口調です。曖昧な表現で、会議室にいる連中に言葉を発することは、なんか違う気もします。そこにあわせたというのでしょうか。
現場へ行く中で、青島は、犯人の気持ちになろうとして、犯人の経路と同じ道をたどるシーンがあります。それは、和久さんの教えです。指示を出す室井も「おまえが誘拐犯だ。どうする?」と青島に言う台詞がありました。
そのように『踊る』の世界観が創り上げられたことも深いですね。また、これは、『踊る』の大切なメッセージなのだと感じました。
冒頭の悩みの一つの考え方としては、「相手になる」ということでしょうか。相手の話は相手の話。相手のワールドで考えていることは、相手の中のYESなのだと思いながら、話を聴くことなのかなと私は考えています。
写真も文字も読みごたえのある本でした。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手に話を聴いてもらったと感じるは、どんなときですか?
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皆様のご参加、お待ちしております!
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