今年の2月に90日コーチングを開始され、その後は、何度か単発でセッションを継続しているクライアントさんとの久しぶりのセッションがありました。何故、久しぶりかと言うと、途中で妊娠をされ、つわりが辛くなったので落ち着いてからという経緯です。
初めてのセッションから10カ月経ったいま、最初のオリエンでは、今の状況を全く予想していないところに、辿りついていたのです。
そもそも、もっと自分の好きなことを仕事にできればいいなということで、セッションを始められました。私のセッションだけでなく、本田健さんの合宿のセミナーにも参加されていましたので、本格的に自分を見つめ直す2012年のスタートを切られたところでした。
最初のオリエンで、今の仕事に就いた理由をお聞きしたとき、「勉強をひたすら極めていったら、今の仕事になったんです」とおっしゃっていたのが印象的でした。
好きで極めたと言うよりも、未来志向であり、目標達成のために、義務感でひたすら頑張ってきたようです。それにしても、すごいパワーだなと興味深くお話しをお聞きしました。
まず、自分のやりたいことを仕事にするための一歩として、専門職を通して大切に思っていることをシェアするためにブログを始められました。ずっと勉強を頑張ってきた方なので、知識もたくさんあり、現場で経験も積んでいらっしゃるので、色々とアウトプットはありそうでした。
これまでも、発信をしたことがあるそうなのですが、自分をあまり出さないようにしていたようです。なぜなら、自分が発信することで、人にどう思われるかを心配されていたからです。私からしてみたら、そんなに専門に特化されていて、知識をシェアされれば、助かる人はたくさんいらっしゃるだろうし、どんどんシェアすればいいだろうと思っていたのですが、やはり、ご本人にとっては、恐怖心が伴うと、なかなかできないものです。
不安を安心に変えるために、私がどんなことを考えて発信しているのかなど、色々と聞かれました。そうして、石橋をたたきながら前進していました。ブログの自己紹介に自分の写真を載せることもとてもハードルが高かったようです。載せた日に、どうですか? と私にメールが来ました。もちろん、読者目線から見て、何の問題もありませんでした。
そして、始めてみると知り合いが読んでくれたりして、続ける勇気がでてきたようです。
恐怖心を持っているときは、とても高いハードルのようでしたが、出してみると、たいしたことないことに気付かれていました。ハードルの高かったフェイスブックも始めて、どんどん人ともつながり始めていました。
クライアントさんにとっては、ハードルの高かった自己開示を通して、自分のままでいいのだと、段々自分に許可を出せていったのだと思います。それからも、やってみたかったことである、人前で教える機会を持てたようです。自分からやりたいと言わずして、機会が巡ってきました。
そして、今年の春くらいに、突然、暇な職場へ異動が決まったのです。「何かしなくちゃいけない」という子供のころから忙しく頑張ることが当たり前なので、そんなに暇でいいのだろうか? と、不安になっていました。
「暇にどう対応していくか?」がセッションのテーマにもなりました。暇になりたいのに、暇になるのが怖いという気持ちを私も味わったことがあります。今は、暇な幸せを感じられるようになりました。イタリア人のようですね。(笑)
私が、「せっかく暇なのだから、敷地内にお花の種でも植えて、育ててみる時間もありそうですね」といったら、笑っていました。与えられた暇ですから、時間があるからできることをすればいいですよね。
職場に異動して最初は、のんびりすることを否定する自分がいたようなのですが、段々と無理に頑張らなくてもいいと囚われた思考から解放されてくようでした。
そして、夏になり、「妊娠しました!」とメールを頂きました。私も驚きました!
よくよく考えると、ゆっくりしたからでしょうか。2年前、他のクライアントさんでも同じことがありました。やると辛くなることを頑張りすぎていた人が、頑張るのを辞めたら、赤ちゃんを授かったケース2人目となりました。
やがて、つわりがひどくなり、仕事を頑張れない自分に罪悪感を持ったこともあったようですが、開き直って職場で寝ることができるようになったとき、ようやくありのままの自分を受け容れることができたようでした。同時に、今まで、自分の感じるままを抵抗してきたことも気づかれたようです。
今年の夏に休暇をとった旅先で、「男の子か女の子か早くわかるといいな」と旅先のおばあさんに話していたら、「考えてもしょうがないこと。待てばわかるわよ」と言われ「ハッ」としたようでした。
今は、産休がとても楽しみで、その時に何をしようかなと、色々と想像しているみたいです。とても楽しそうなご様子が伝わってきました。そのうち、自分のやりたいなと願っていることも、ちょうどいいタイミングで叶っていきそうだと感じているようです。
今回のセッションで、そんな2012年の振り返りをしていました。
ありのままの自分を受け容れ、流れに身を任せていったら、望みが叶っていたというまとめになりました。コントロールして望みを叶える思考が、がらっと変化してしまったようですね。コーチングの変化は、そういうところにありました。
今年に赤ちゃんを授かることを望んでいたのかとお聞きすると、今年の最初に書いた宝地図に、赤ちゃんができることを描いていたようです。「叶ったらいいな~」くらいの軽い感じだったとおっしゃっていました。
目標達成を意識しないコーチングをしている私に、たまたまセッションの依頼をされたのも、赤ちゃんの思惑でしょうか。(笑)見えない力を感じずにはいられませんでした。スピリチュアルですね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
囚われていることはありますか?
┏━┓
┃☆┃SEMINAR
┗━╋...──────────────────────────────
■堀口ひとみ&播磨弘晃 冬コミコレクション テーマ「バランス」
2013.1.19 sat 東京開催。
相手と自分の「バランス」について考える冬コミは、「共感」の入り口からスタートします。
日頃、どんな共感をしているのか? 自分の普段の対話を振り返ってみたり、
共感表現を考えたり、言葉の裏にある感情を汲み取る対話について、
考えるコミコレになりそうです。
★詳細はこちらです★
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■聴くことは幸せにつながるセミナー 2013.1.26 sat 東京開催
7年間「聴く仕事」をしている私の視点から気付いた
様々なことを時間をかけてじっくりシェアしたいと思っています。
セミナーが終わったあとから、新しい視点へと変化し、
世の中の見方、感じ方がより幸せに変化する体験となるでしょう。
【内容】
・「聴く」知性のシェア。
・「その人の存在価値をそのまま生かす」世界の創造。
・「聴く」=「受け容れる」ことで体験できる感動を味わう。
詳しくはHPをご覧くださいませ。
★詳細はコチラです★
初めてのセッションから10カ月経ったいま、最初のオリエンでは、今の状況を全く予想していないところに、辿りついていたのです。
そもそも、もっと自分の好きなことを仕事にできればいいなということで、セッションを始められました。私のセッションだけでなく、本田健さんの合宿のセミナーにも参加されていましたので、本格的に自分を見つめ直す2012年のスタートを切られたところでした。
最初のオリエンで、今の仕事に就いた理由をお聞きしたとき、「勉強をひたすら極めていったら、今の仕事になったんです」とおっしゃっていたのが印象的でした。
好きで極めたと言うよりも、未来志向であり、目標達成のために、義務感でひたすら頑張ってきたようです。それにしても、すごいパワーだなと興味深くお話しをお聞きしました。
まず、自分のやりたいことを仕事にするための一歩として、専門職を通して大切に思っていることをシェアするためにブログを始められました。ずっと勉強を頑張ってきた方なので、知識もたくさんあり、現場で経験も積んでいらっしゃるので、色々とアウトプットはありそうでした。
これまでも、発信をしたことがあるそうなのですが、自分をあまり出さないようにしていたようです。なぜなら、自分が発信することで、人にどう思われるかを心配されていたからです。私からしてみたら、そんなに専門に特化されていて、知識をシェアされれば、助かる人はたくさんいらっしゃるだろうし、どんどんシェアすればいいだろうと思っていたのですが、やはり、ご本人にとっては、恐怖心が伴うと、なかなかできないものです。
不安を安心に変えるために、私がどんなことを考えて発信しているのかなど、色々と聞かれました。そうして、石橋をたたきながら前進していました。ブログの自己紹介に自分の写真を載せることもとてもハードルが高かったようです。載せた日に、どうですか? と私にメールが来ました。もちろん、読者目線から見て、何の問題もありませんでした。
そして、始めてみると知り合いが読んでくれたりして、続ける勇気がでてきたようです。
恐怖心を持っているときは、とても高いハードルのようでしたが、出してみると、たいしたことないことに気付かれていました。ハードルの高かったフェイスブックも始めて、どんどん人ともつながり始めていました。
クライアントさんにとっては、ハードルの高かった自己開示を通して、自分のままでいいのだと、段々自分に許可を出せていったのだと思います。それからも、やってみたかったことである、人前で教える機会を持てたようです。自分からやりたいと言わずして、機会が巡ってきました。
そして、今年の春くらいに、突然、暇な職場へ異動が決まったのです。「何かしなくちゃいけない」という子供のころから忙しく頑張ることが当たり前なので、そんなに暇でいいのだろうか? と、不安になっていました。
「暇にどう対応していくか?」がセッションのテーマにもなりました。暇になりたいのに、暇になるのが怖いという気持ちを私も味わったことがあります。今は、暇な幸せを感じられるようになりました。イタリア人のようですね。(笑)
私が、「せっかく暇なのだから、敷地内にお花の種でも植えて、育ててみる時間もありそうですね」といったら、笑っていました。与えられた暇ですから、時間があるからできることをすればいいですよね。
職場に異動して最初は、のんびりすることを否定する自分がいたようなのですが、段々と無理に頑張らなくてもいいと囚われた思考から解放されてくようでした。
そして、夏になり、「妊娠しました!」とメールを頂きました。私も驚きました!
よくよく考えると、ゆっくりしたからでしょうか。2年前、他のクライアントさんでも同じことがありました。やると辛くなることを頑張りすぎていた人が、頑張るのを辞めたら、赤ちゃんを授かったケース2人目となりました。
やがて、つわりがひどくなり、仕事を頑張れない自分に罪悪感を持ったこともあったようですが、開き直って職場で寝ることができるようになったとき、ようやくありのままの自分を受け容れることができたようでした。同時に、今まで、自分の感じるままを抵抗してきたことも気づかれたようです。
今年の夏に休暇をとった旅先で、「男の子か女の子か早くわかるといいな」と旅先のおばあさんに話していたら、「考えてもしょうがないこと。待てばわかるわよ」と言われ「ハッ」としたようでした。
今は、産休がとても楽しみで、その時に何をしようかなと、色々と想像しているみたいです。とても楽しそうなご様子が伝わってきました。そのうち、自分のやりたいなと願っていることも、ちょうどいいタイミングで叶っていきそうだと感じているようです。
今回のセッションで、そんな2012年の振り返りをしていました。
ありのままの自分を受け容れ、流れに身を任せていったら、望みが叶っていたというまとめになりました。コントロールして望みを叶える思考が、がらっと変化してしまったようですね。コーチングの変化は、そういうところにありました。
今年に赤ちゃんを授かることを望んでいたのかとお聞きすると、今年の最初に書いた宝地図に、赤ちゃんができることを描いていたようです。「叶ったらいいな~」くらいの軽い感じだったとおっしゃっていました。
目標達成を意識しないコーチングをしている私に、たまたまセッションの依頼をされたのも、赤ちゃんの思惑でしょうか。(笑)見えない力を感じずにはいられませんでした。スピリチュアルですね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
囚われていることはありますか?
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日頃、どんな共感をしているのか? 自分の普段の対話を振り返ってみたり、
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