料理屋で専務をされている女性のセッションです。
テーマは「社長が料理長にガツンと言えない」ということについて。
管理職ということで、社長と従業員の板挟み・・・
どこを軸にして動いて行けばいいのでしょうか?
テーマは「社長が料理長にガツンと言えない」ということについて。
管理職ということで、社長と従業員の板挟み・・・
どこを軸にして動いて行けばいいのでしょうか?
お話を聞いてみました。
「いつも社内の課題に対して『どうしようかな?』と思うだけで
止まってしまいます・・自分のこのパターンをどうにかしたいです。
今の問題点なのですが、料理長に対してスタッフからブーイングが
おこっているのですよ。でも、社長は注意をしない。
『社長が甘やかすから、ああなっているんだ!』とみんな言います。
私からも、『料理長には、あれとこれをちゃんと厳しくいってくださいね』と
いつも言っているのですが、何にもしない・・・、事実を見せて
納得したと思っても、言い方が弱いかんじで・・・どうしていったら
いいのかと・・・」
「社長に『料理長には、どうやって伝えるつもりですか?』と
その場でシュミレーションさせたりはしていますか?」
「ああしていないですね・・・。なるほど、そうしてみればいいのか…
あぁ、私自体が、出来っこない、と社長を信じ切れていないところがありますね」
「そうですねぇ、社長は元から優しい性格ということで、
それでも、言わないでしょうね・・・どうしましょうかね?」
「そうですねぇ・・・・」
そのあと、料理長や社長の不信感へつながった話しなどを
いろいろと話は続き・・・20分位経過・・・・
「ああ、なんか私何話しているんでしょうかね?(苦笑)」
「はいはい、何話してもらってもいっこうに構いませんから(笑)
・・・・あのぉ、話を聞いてて思ったんですけど、
従業員の方の望みは、『料理長にしっかり注意してほしい』
ってことですよね。Mさんがその姿を見せられたら、一気に忠誠心が
上がるんじゃないですか?それができていないから不信感が
起こっているわけで・・・・」
「ああああ、そうです、そうです。私が言ってもいいんですね」
「そうですよ。従業員の方はそれを要望している様に感じます。
それに、先程のお話だと従業員の方のほうが、
ちゃんとお客様のことを考えているように思えますね」
「あああ、本当にそうですね・・・みんなのほうが偉いですね(笑)
・・・あと、最後にいいですか?
堀口さんに聞きたいんですけど、『自分の軸をもち貫き通す』
それができれば楽になれそうな気がしているんですけど、
堀口さんの軸ってなんですか?」
「私の軸は、お客様が喜ぶかどうか?というところを基準にしてるだけですよ。
そこに基づいて、自分がどうあるか?考えている。だからぶれない。
つまり、お店も同じでお客様が喜んでくれるか?という基準でいつもジャッジ
していけばいいんじゃないですか?向かっているのはみんなそこでしょ。
そう考えてみると社長がどうだとか副社長がどうだとか?
小さな問題になりますけどね。うん」
といいながら、あ、今日のセッションは社長がどうとか
Mさんの考え方がどうか?よりもこれを明確にすることだったんだ、
とその瞬間に私も気付いた。
「あああああああああああ!そっかぁ!ほんとそうですね!
ジャッジの基準、お客様がどうか?かぁ~。」
「だから、いつも『お客様にとってはそれは喜びますか?』って
聞いて接していくといいかもしれないですね。
いつも、判断する基準はそこってことで」
「はい、そうですね!ああ、一気に楽になりました」
「なんか、最後にMさんが私にした質問が一番良かったみたいですね」(笑)
今日のノート
解決のヒント
問題は、本当にそこなのか?
もっと、大きく捉えてみる。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
あなたは、どこを基準にしていつも決断をしていますか?
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