大阪ライブセッションレポート/相手に押しつけにならない言い方とは、どういうのか?他

大阪ライブセッションでした。

今日のブログでは、ライブセッションのレポートと

ライブセッション中に参加者の方からでた悩みについての

私なりの回答を書いてみたいと思います。



【レポート】

今日で、ライブセッションは4回目の開催。

毎回、開催する私自身も違ったテーマを持って行っています。

今回は、小人数でやってみたいのもあって、あまり告知をしないでいました。

当初、10名の予定でしたが、申し込みをして来なかった方と

当日来られなかった方もいらして、結局7名となりました。



今日は「人とつながるためには?」というテーマを掲げました。

そして、今日の参加の目的を明確にするために、

「聞くについての悩みはどんなものがあるか?」をお聞きしました。


・間をどうするか?

・話を聞くきっかけを知るには?

・相手の気持ちを知るためには?

・心を開くということはどういうことか?

・黙っている男性にはどう切り返すか?

・言葉と心をつなげるには?

・待てないのですが。

・あまり話さない人には、どう話していけばいいのか?

・悩みに共感しすぎないためにはどうするか?

・客観視できるちょうどよい距離感とは?

・仮説と決めつけの違いとは?

・深めるアプローチとはどうやるか?

・話したいだけか、アドバイスをほしがっているのか?見極めるには?



ちなみに今日は、コーチングを勉強したことある人は一人だけでしたので、

「聞く」については初心者の方にお教えする場となりました。



レクチャ部分は、いつもの「聞く4つのマトリクス」です。

結局ここを理解できていれば、ライブセッションを聞ける体制に入れることが

回数を重ねてわかってきたことでした。






説明が終わったら3時ころになったのでおやつタイムに。

おもむろに一つのテーブルにハーブティーを運んでいたら、

参加者の方が、7人で一緒にお茶を飲めるようにといすを並び始めました。



いつもならば、休憩時間はそれぞれのテーブルでとっていましたが

今日は7人で一緒にお菓子を広げて休憩になって、

いろいろと前半のこととか話し始めました。






そこで、私は思いつきました。

「ここでライブセッションをしましょう!」と。



いつも、前列に椅子を2客並べてやっていたのですが、

今日はみんなと同じテーブルを囲んで、

その中で私とクライアント役が話をする。

つまり、現場に一緒に佇む図になりました。





ひとり30分くらいセッションをして、

気づいたことや私がどうしてそういう質問をしたのか?など

ディスカッションとなりました。



10名以上だと遠慮して意見を言いずらくて、

こちらか指名しないといけない場面が多かったのですが

少人数だとそのブロックがなく、意見が自由で、

かなり深いディスカッションになっていったのです。



クライアント役の方も、周りが少ないから話せた題材だったと言っていました。

前回の大阪ライブセッションでは、クライアントの方がずっと話している時に

眠くなったという感想があったのですが、笑

今回は、そういうこともなく、みなさん集中力が欠けずに入っていけていたそうです。



最後のセッションでは、コーチ役は参加者の方にしてもらいました。

今日のディスカッションで出てきた「人とつながる」ワザを存分に生かせていました。

途中で、コーチ役が、深める質問が出てこなくなって、「ヘルプ!」ってなったので、

そこで、私が視点を変える質問をして、また突破していきました。


寄り添って聞くが苦手な方が、最後かなりいいところまで

たどり着くことができたので、そのことにコーチ役の方が、とても喜んでいました!

相手になって聞く、寄り添う感覚が、

どうやら体感としてお分かりになったようでした。







では、ディスカッションのテーマになったことを

2つブログでシェアしたいと思います。


【参加者からの質問1】アドバイスについて。

「話を聞いていて、途中で『こうすればいいんだよ』って

 言いたくならないのですか?」



A.私の回答

「相手の話に集中しているから、アドバイスが浮かびっこないんですよ」



それを聞いた参加者の方たちが、大きく頷きました。

「アドバイスが浮かぶってことは、話を聞いてないからだ!」と。


コーチは、アドバイスしない。

とコーチングを学んだときに教わって、

アドバイスしないことを気をつけながらセッションをしていましたが、

5年セッションをして気づいたのは、

相手のことを聞こうとして、真剣に聞いているから、

アドバイスが浮かぶ余地がなかった。

というのが本当のところでした。

その時、改めて気づきました。



【参加者からの質問 2】相手に押しつけにならない言い方とは、どういうのか?


「『気にしなければいいですね』というところを

『気にしない才能を持てればいいですね』と提案したところは、

前者だと、押しつけられた感じがするし、そう言いがちだと思うのですが、

堀口さんは、なぜそのセリフを思いついたのですか?」



A.私の回答 

このセリフを分解すると、

A 気にしなければいいですね →否定された感じもある。

B 気にしない才能を持てればいいですね →肯定的な感じを受ける。

この違いです。

「気にしないこと」と言っていることは、同じことなのですが、

相手に伝わる時に、いやな感じがしない言葉選びをすることは、

相手とつながり感を持つために重要なことだと思います。




この他にも、いろいろと謎?が解明されていきました。

このような展開の仕方は、セミナー人生で初めてでした。

私と参加者の方いわく、いろいろとミラクルが起こりまくった

『大阪ライブセッション』でした。

私がコントロールしないところで、自然と人数が7名になったのは、

必然的だったと思いました。

最初にお聞きした悩み事も全てクリアになりました。


懇親会では、こんな鍋を囲んで。






次回ライブセッションは3月頃にできたらいいです。

でも、それも決めずに流れに従いたいと思います。

毎回アップデートされることは自分でも言えます。

あと、きっと私の一生の課題である、

伝える力をアップして行きたいと思います。



今日は、皆様ありがとうございました。

おかげさまでたくさん深めることができました。

特典コーチングでまたよろしくお願いいたします。