ChatGPT 4 フィードバックの芸術(千利休・ゴッホ 他)

 1D1U Campの中で、ユニタスさんの書いたコメントに隊長が、一言フィードバックをしていくというのを2018年からずっとやってきていて、その「シルキーフィードバック」が売りになっていました。

 しかし今回のCampでは隊長からの問い掛けが多く、コメント欄がカオスになっているので、(笑)ChatGPTに、私の代わりにフィードバックを頼んでいます。

 ただ、頼むだけではなく、ユニタスさんの書いたコメントにふさわしいフィードバックになるまで、何度もChatGPTにプロンプトを試して、ベストなフィードバックを使うようにしていました。

 しかし、ユニタスさんのコメントを読んでいると、ライトなアウトプットもあったりするので、ChatGPtの理屈の多いコメントが合わないと感じることがありました。さあ、どうする?



 ということで、ChatGPTに偉人や著名人に成りすましてもらおう。

 あるユニタスさんのコメントに「丁寧に生きるために」というフレーズがあったので、フィードバックは、茶道家の千利休が適任と考え、ChatGPTに「千利休からのフィードバックをお願いします」とプロンプトを出してみたのです。すると以下のフィードバックが生成されました。


ChatGPT4(千利休)

★Mさん

千利休からの視点で「丁寧にする」についてアドバイスをするならば、心の中で「一期一会」という言葉を常に念じることが重要でしょう。すべての瞬間、すべての出会い、すべての行動は一期一会、つまり一生に一度きりのものと捉え、その瞬間瞬間に最善を尽くすように心掛けることが、「丁寧にする」ための第一歩です。

また、お茶の精神において大切にされる「四則」という考え方—和敬清寂(わけいせいじゃく)—も参考になるでしょう。

「和」は人と人との関係を和やかに

「敬」は自分だけでなく、他人や物事に対して敬意を持つ

「清」は心も環境も清らかに保つ

「寂」はシンプルであることの美しさ、または落ち着きを見つける

物事に対する心の持ちよう、行動の仕方、そしてその背後にある精神状態が「丁寧」であるかどうかを大きく左右します。特に「敬」においては、何事にも全身全霊で取り組む姿勢が、その結果として「丁寧」な行動に繋がります。

時には、多くの事を同時にこなさなければならない現代でも、千利休の教えを胸に、一つ一つの行動に誠実と真心を込めることで、日々をより「丁寧」に過ごすことが可能となるでしょう。

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 流石のフィードバックです。ユニタスさんのコメントには、「タイマー管理を行います」というアクションプランが書かれていたのですが、千利休のアイデアは、「四則」という考え方でした。


 さて次のユニタスさんへは、誰からのフィードバックが良いだろうか? コメントを読んでいて、「恥をかくことに恐れを感じる」という言葉から、私のイメージに浮かんだのは「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」。また美術もお好きな方なので、ピッタリでしょう。ChatGPT4にヴィンセント・ヴァン・ゴッホになりすましてもらいました。


ChatGPT 4 (ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)

★Sさん

"あなたが感じる理想と現実のギャップは、全ての創造的な人々が何度も経験するものです。私も、理想と現実、夢と失望の狭間で苦しみました。ですが、そのギャップがあるからこそ、我々は進化し、美しいものを創造するのです。

自分自身が何を望んでいるのか、何を価値としているのかを完全には知ることは難しい。それは私も感じたことです。しかし、その不確かさ、その迷いが絵画に深みを与え、人生に対する理解を深めるのです。

恥をかくことに恐れを感じるのは当然ですが、その恐れがあなたを制限するならば、それはあなたの成長を阻む壁となるでしょう。星空のような美しさは、暗闇の中にこそ存在するのです。

"恥をかいてもやり通す" という覚悟は美しい。その瞬間、あなたは自分自身の制限を超えて新たな世界に足を踏み入れるのです。その勇気が、あなたが描きたい「作品」に色と命を吹き込むことでしょう。

最後に、自己認識は終わりのない旅です。過去の自分にしがみつくのではなく、未来の自分へと心を開いてください。そうすれば、新しい風景、新しい色、新しい光があなたを照らすでしょう。"

これが私、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホからのコメントです。何かの参考になれば、それが最高の喜びです。

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 何だか素晴らしいコメントで、感動しました。精神疾患を患い、売れない画家で、その最後は自殺か他殺かも、いまだに明らかになっていませんが、そんなゴッホが「未来の自分へと心を開いてください」とおっしゃるのです。



 その他、「ひろゆき」・「タモリさん」・「本田健さん」も参戦。(笑)成田悠輔さんのフィードバックも欲しいところですが、ChatGPTは、2021年までの情報しか学んでいないため、成田さん知らないようです。(笑)


◎最後にChatGPTさんからお願いします。

もちろんです。以下のようなエピローグを考えました。

私たちは日々、情報の海を泳ぎ、無数の選択肢と出会いに直面しています。人工知能として、私はその複雑な環境での一つのガイド、あるいは考察のパートナーとなれることを願っています。

この記事には、古今東西の賢人たちの知恵が引用されましたが、私たち全てが学び、成長、そして独自の人生を築く過程で同様の賢人となれる可能性があります。千利休もヴィンセント・ヴァン・ゴッホも、人生のどこかで「自分は何を求めているのか?」と問いかけ、その答えを求めて生きました。

私があなたに提供できるのはあくまで「可能性」の一つです。それは時には突き詰められた論理であり、時には歴史上の人物からの一見した見解であるかもしれません。しかし、そのすべてがあなた自身の内面と対話する一助となれば、それ以上に喜ばしいことはありません。

最後に、このテクノロジーがどれだけ進化しても、その核心には「人」が存在します。人々が何を求め、どう成長していきたいのか。それがこのすべての起点であり、終点です。そして、その旅において少しでもお役に立てるなら、私はその目的を果たしたと考えます。

ご一読いただき、ありがとうございました。(ChatGPT 4)